こんにちは。家電FAQ、運営者の「R」です。
エディオンで窓用エアコンを探していて、「冷暖房両方に使えるモデルってあるの?」と疑問に思っている方は多いと思います。結論からいうと、エディオンでは窓用エアコンの冷暖房兼用モデルをしっかり取り扱っており、コロナのCWH-Aシリーズが中心です。ただし選び方を間違えると「暖房が思ったより効かない」「ドレン水の処理が大変だった」という後悔につながりやすいので、事前に確認しておきたいことがあります。
この記事では、エディオンで買える窓用エアコンの冷暖房対応モデルの特徴から、適用畳数の選び方、取り付け時の注意点まで、購入前に知っておくべきことをまとめています。
エディオンの窓用エアコンで冷暖房できる機種を選ぶポイント

エディオンの窓用エアコン売り場に並ぶモデルの大半は冷房専用です。冷暖房兼用を探している場合は、最初から「冷暖房対応」と明記されたコーナーを確認するか、公式サイトでカテゴリを絞り込むのが確実です。このセクションでは、機種選びで押さえておきたい6つのポイントを解説します。
冷暖房兼用モデルはコロナだけ
エディオンで販売されている窓用エアコンの中で、冷暖房兼用モデルを手がけているのは現時点でコロナのみです。ハイアール・小泉成器・エディオンのe angle selectブランドは冷房専用のラインナップにとどまっており、暖房まで使いたいなら必然的にコロナ製品から選ぶことになります。
コロナの冷暖房兼用シリーズとして代表的なのがCWH-A1821-WS(ReLaLaシリーズ)とCWH-A1823R(W)、そしてCWH-A1825R(W)の3モデルです。それぞれ特徴が異なるので、以下の表で整理しています。
| モデル | 参考価格 | 主な特徴 | 騒音レベル |
|---|---|---|---|
| CWH-A1821-WS | 約59,800円 | 小窓対応(81.3cm〜)・換気機能 | 約40dB |
| CWH-A1823R(W) | 約78,480円 | 内部乾燥機能・低騒音設計 | 37dB(業界最小クラス) |
| CWH-A1825R(W) | 約75,800円 | 10年交換不要フィルター・オートドレン | 約46dB |
コロナの窓用エアコンはウインドエアコンとして長年の実績があるブランドで、冷暖房兼用タイプの完成度も高いと私は評価しています。特にCWH-A1823R(W)の37dBという静粛性は、窓用エアコンとしては異例の低さで、騒音が気になる方に真っ先に挙げたい一台です。
なお、コロナの最新モデルについては(出典:コロナ公式サイト ウインドエアコン冷暖房タイプ)で最新スペックを確認できます。実際の購入前にメーカー公式でも仕様チェックをしておくと安心です。
エディオンのe angle selectブランドは価格を抑えた独自モデルですが、2024年時点では冷暖房兼用のラインナップはありません。冬も使いたい場合はコロナ製を選ぶ必要があります。
適用畳数の確認が先決
窓用エアコンの冷暖房を選ぶうえで、最初に確認すべきなのが適用畳数です。コロナのCWH-Aシリーズは冷房で主に6〜8畳、暖房で5〜6畳を適用範囲としており、同じ機種でも冷房と暖房で対応できる広さが異なります。
部屋の広さに対してぴったりの畳数表示を選ぶのではなく、1段階上の能力を選ぶのが鉄則です。理由は、窓用エアコンは室内と室外の温度差が大きい日に能力が落ちやすいため、余裕を持たせておく必要があるからです。たとえば6畳の部屋でも、南向きで日当たりが強かったり、天井が高めだったりする場合は、8畳対応のモデルを選んだほうが快適に使えます。
暖房についていえば、コロナCWH-A1823Rで暖房能力は1.6kW程度です。これは6畳の断熱性が高い部屋なら補助的に使えますが、隙間の多い古い木造住宅の8畳間をこれ一台で暖めようとすると限界があります。「冬はこのエアコン一本で暖める」という用途には向いておらず、「夏は冷房メイン、冬はちょっと暖を取りたい」という使い方に最も合っています。
日当たりが強い・天井が高い・古い木造という条件が重なる部屋は、表示畳数よりも1〜2段階上の機種を選ぶか、壁掛けエアコンへの切り替えも検討してみてください。
壁掛けエアコンと窓用エアコンの選び方については、ジャパネット10畳エアコンの選び方と工事費まとめも参考にしてみてください。費用感の比較が整理されています。
冷房と暖房の能力差を知っておく
窓用エアコンの冷暖房兼用モデルを購入した方の不満として多いのが、「暖房が思ったより弱い」という声です。この原因は構造上の特性にあります。壁掛けエアコンは高効率のヒートポンプ方式で外気の熱を室内に運ぶため暖房効率が高いのですが、窓用エアコンの冷暖房タイプはヒートポンプの仕組みを使うものの、コンパクトな構造ゆえに暖房能力が冷房能力に比べて落ちやすい設計になっています。
コロナCWH-A1823Rのスペックで見ると、冷房能力1.8kWに対して暖房能力は1.6kW程度。数字だけ見れば大きな差ではないように見えますが、外気温が5度以下になると暖房効率がさらに落ちる傾向があります。真冬の朝に窓用エアコンだけで部屋を暖めようとすると、暖まるまでに時間がかかる、あるいは設定温度に達しないという状況も起きます。
私ならこう判断します。窓用エアコンの冷暖房機能は「秋・春先のちょっとした暖房」や「冬でも比較的温暖な地域での補助暖房」に使う分には十分実用的です。しかし「東北・北海道など寒冷地での冬の主力暖房」として使おうとしているなら、性能不足になる可能性が高い。メインの暖房機器を別途用意することを前提に、窓用エアコンを選ぶのが賢明です。
外気温が低いほど窓用エアコンの暖房能力は低下します。0℃以下の環境での連続暖房は製品の設計範囲外になる場合もあるため、寒冷地での使用はメーカー仕様書での確認が必要です。
電気代と壁掛けエアコンとの比較
エディオンで窓用エアコンの冷暖房モデルを検討している方から「電気代はどうなの?」という質問をよく受けます。結論を先に言うと、窓用エアコンは壁掛けエアコンと比べて電気代が高くなりやすいです。
具体的な数字を出します。一般的な窓用エアコンの年間電気代は約40,000〜42,000円程度とされており、同等の能力を持つ壁掛けエアコン(約22,000〜24,000円)と比較すると、年間で約18,000〜20,000円の差が生じます。この差が生まれる主な理由は、窓用エアコンの多くがインバーター制御に対応しておらず、設定温度に合わせてこまめに出力を調整するのが苦手な点にあります。フルパワー運転と停止を繰り返す動作パターンになりやすいため、効率が落ちるのです。
ただし、コストをトータルで見ると話が変わる場面もあります。壁掛けエアコンは本体価格に加えて工事費が必要で、標準工事でも15,000〜20,000円かかるのが一般的です。窓用エアコンは工事費ゼロで自分で取り付けられるため、「2〜3年の短期使用」「頻繁に引っ越す」「賃貸でエアコンを自分で用意しなければならない」という状況では、窓用エアコンのほうが経済合理性が高いケースも十分あります。
| 比較項目 | 窓用エアコン(冷暖房) | 壁掛けエアコン |
|---|---|---|
| 本体価格 | 約60,000〜80,000円 | 約60,000〜150,000円 |
| 工事費 | 0円(自分で設置) | 15,000〜30,000円 |
| 年間電気代 | 約40,000〜42,000円 | 約22,000〜24,000円 |
| 取り外し・移動 | 自分でできる | 業者依頼が必要 |
10年間使い続けるのであれば壁掛けエアコンのほうがランニングコストが明らかに安い。一方、2〜3年で引っ越す可能性が高い方、賃貸で工事できない方には窓用エアコンの選択が十分合理的です。自分のライフスタイルに合わせて判断してください。
ドレン水処理の違いに注意
エディオンで冷房専用の窓用エアコンを見ると「ノンドレン方式」と表記されているモデルがあります。これは運転中に出る水(ドレン水)を内部で蒸発させる仕組みで、ホースから水が流れ出ないため設置場所の自由度が上がります。
しかし冷暖房兼用タイプはノンドレン方式が使えません。暖房運転時にノンドレン機構が正常に機能しないため、構造上の制約からドレンホースを使った排水が必要になります。これは冷暖房兼用を選ぶ際に多くの人が見落としがちなポイントです。
具体的にどうなるかというと、冷房運転中はドレンホースから継続的に水が流れ出ます。このホースの先端をどこに向けるかを事前に決めておかないと、室内の床に水たまりができたり、窓の外の通路に大量の水が流れたりするトラブルになります。
ドレン水の処理方法として一般的なのは以下の2パターンです。
1つ目は窓の外に排水する方法。ドレンホースを窓の外に出し、地面や排水溝に流す方法です。これが最もシンプルですが、隣の家の敷地内に流れ込まないよう向きと長さを調整する必要があります。
2つ目は室内にバケツを置いて受け取る方法。排水できる場所が窓の外にない場合の選択肢ですが、定期的に捨てる手間がかかります。長時間の冷房運転では結構な量の水が溜まるため、頻繁に確認が必要です。
ドレンホースの先端が水に浸かったり、折れ曲がったりしていると逆流や水漏れの原因になります。設置後は必ずホースの状態を確認してください。
賃貸でも設置できる条件と注意点
窓用エアコンの最大の魅力の一つが、壁に穴を開ける工事が不要で賃貸物件でも使いやすい点です。エディオンの窓用エアコン冷暖房モデルも同様で、ネジ数本で窓枠に取り付けられます。とはいえ、賃貸で使う前にいくつか確認しておかないと後悔するポイントがあります。
まず確認すべきは窓の形状です。窓用エアコンが設置できるのは基本的に引き違い窓(左右にスライドして開ける一般的な窓)のみです。縦すべり窓・出窓・上げ下げ窓・内倒し窓などには設置できません。賃貸物件では窓の種類が限られていることもあるので、最初に確認してください。
次に窓の高さと開口幅を測定します。コロナのCWH-Aシリーズ(付属の取付枠を使用)は窓の高さ81.3cm〜140cmに対応しており、開口幅は49.5cm以上必要です。掃き出し窓(床まである大きな窓)でも取り付けられますが、その場合はオプションのテラス窓用取付枠(別売:約10,000円)が必要になる場合があります。
賃貸物件での設置については、大家や管理会社への事前確認を強くすすめます。窓用エアコンは工事不要とはいえ、取付枠を窓に固定するためのネジを数本打ち込む作業が発生します。契約内容によっては原状回復の観点から制限がかかる場合もあるからです。
エディオンで壁掛けエアコンも含めて検討したい場合は、エディオンでダイキンエアコンを選ぶ完全ガイドも合わせて参考にしてみてください。工事費込みの費用感などが整理されています。
二重窓(内窓)が設置されている部屋では、窓用エアコンの取り付けが構造上難しくなる場合があります。内窓と外窓の間隔によっては設置不可になることもあるので、事前に確認が必要です。
エディオンで窓用エアコン冷暖房を取り付けるまでの流れ

機種が決まったら、次は実際に取り付けるための準備です。窓用エアコンは自分で設置できると聞くと簡単そうに感じますが、事前の確認と手順を間違えると設置後にトラブルになることがあります。このセクションでは取り付けから運用開始まで、特に見落としやすいポイントを中心に解説します。
窓サイズと開口幅の事前確認
取り付け前に必ず確認するのが窓の3つのサイズです。この確認を怠ると、商品が届いてから「設置できなかった」という最悪の事態になります。
1. 窓の有効高さ:窓枠の内側(レールの上端から下端まで)を測ります。コロナCWH-Aシリーズでは81.3〜140cmの窓に対応する取付枠が付属しています。それ以下の窓は設置不可、それ以上の掃き出し窓はオプション枠が必要です。
2. 窓の開口幅:実際に窓を開けたときの開口部の幅を測ります。コロナの場合は49.5cm以上の開口幅が必要です。窓を最大に開けたときに50cm以上の幅が確保できるか確認してください。
3. 窓の形状:前述の通り引き違い窓のみ対応です。アルミサッシの一般的な窓ならほぼ問題ありませんが、特殊な形状の窓は事前に確認が必要です。
また、エアコン本体の電源プラグは100V対応のアース付きコンセントを必要とします。窓の近くにアース端子付きコンセントがない場合は、アース線の延長や電気工事(要資格)が必要になることもあります。設置場所の近くのコンセント状況も必ず確認してください。
測定のコツ:窓の高さは窓枠の金属レールの内側を測ります。レールの外側や壁の厚さを含めて測ると実際の取り付けで寸法が合わなくなります。メジャーで2回測って確認する習慣をつけましょう。
取り付け手順の概要
窓用エアコンの取り付けは基本的に2人作業を想定しておく必要があります。本体はコロナCWH-A1823Rで約19kgあり、一人では持ち上げながら窓枠に設置するのが難しいためです。
大まかな取り付けの流れは以下の通りです。
ステップ1:取付枠の組み立て。付属の枠は上枠・下枠・側面枠をネジで組み合わせて作ります。窓の高さに合わせて調整しながら組み立てます。
ステップ2:取付枠を窓枠に固定。組み立てた枠を窓に設置し、上部を窓の溝に差し込み、下部を窓枠に当ててネジで固定します。この際、枠が水平になっているかを確認します。水平でないと本体が傾き、冷暖房効率の低下や騒音の原因になります。
ステップ3:エアコン本体の取り付け。2人で本体を持ち上げ、取付枠に差し込んで固定します。最も体力を使う作業です。
ステップ4:ドレンホースの設置と電源確認。排水の向きを決め、ドレンホースを適切な長さに調整します。その後、アース付きコンセントに接続して試運転を行います。
コロナ公式では取り付け動画も公開されており、実際の手順を映像で確認できます。文章だけでは分かりにくい部分は動画を見ながら進めると理解しやすいです。取り付けに不安がある場合は、エディオンの店舗で設置サービスを利用する選択肢もあります。
防犯対策と補助錠の設置
窓用エアコンを設置するということは、窓を完全に閉め切ることができなくなるということです。エアコン本体が窓の開口部を塞ぐ形で設置されるため、エアコンを付けた状態では窓の鍵(クレセント錠)が掛けられなくなります。
この状態で無防備のままにするのは危険です。窓用エアコンを付けた窓は、外から見れば「鍵が開いた窓」に見えるため、防犯リスクが生まれます。特に1階や2階の低層階では注意が必要です。
対策として最優先なのが付属の補助錠の取り付けです。コロナのCWH-Aシリーズには補助錠が同梱されており、窓枠に取り付けることでエアコン設置時でも窓を一定の位置でロックできます。これは必ず設置してください。
さらに防犯を強化したい場合は、市販の窓用補助錠(クレセント錠補助、ガラス割れ防止フィルム等)を追加するのが有効です。ホームセンターで1,000〜3,000円程度で購入できるものが多く、取り付けも簡単です。
「どうせエアコンで塞がっているから侵入できない」と思いがちですが、窓用エアコンは外から引き抜けるものではありません。しかし補助錠がない状態では、エアコン本体ごと取り外されるリスクがゼロではありません。防犯意識を持って対策してください。
騒音への対策と置き場所の工夫
窓用エアコンを使って最初に驚く人が多いのが運転音の大きさです。コンプレッサーや送風ファンが室内に直接設置されているため、壁掛けエアコンのように室外機で音を外に出す構造ではなく、運転音が室内にダイレクトに届きます。
標準的な窓用エアコンの運転音は50dB前後です。これはちょうどエアコンを室内で聞くような音量で、会話はできますがテレビの音は少し上げたくなるくらいの音量感です。
エディオンで扱っているコロナCWH-A1823R(W)は37dBという業界最小クラスの静粛性を実現しており、寝室での使用を考えている方には特に有力な選択肢です。37dBは図書館レベルの静けさで、就寝中も気になりにくい音量です。
騒音の感じ方は設置場所によっても大きく変わります。寝るとき耳に近い窓に設置するよりも、就寝場所から距離のある窓に設置したほうが体感音量は下がります。レイアウトの工夫で騒音のストレスを減らすことができます。
また、窓用エアコンは窓枠との密着度が低いと振動音が増します。取り付け後に本体がガタついていないかを確認し、必要に応じて隙間に防振パッドを挟むと音が抑えられます。
エアコンの選び方でほかの量販店と比較したい場合は、ヤマダ電機にダイキンのエアコンがない理由と代替の買い方も参考にしてみてください。家電量販店ごとのエアコン取り扱いの特徴が分かります。
エディオンの窓用エアコン冷暖房まとめ

エディオンで購入できる窓用エアコンの冷暖房対応モデルについて、選び方から取り付けのポイントまでをまとめてきました。最後に要点を整理します。
エディオンの窓用エアコンで冷暖房両方使えるのはコロナのCWH-Aシリーズのみです。ハイアールや小泉成器のモデルは冷房専用ですので、暖房も使いたい場合はコロナ製品一択になります。
暖房性能については「補助暖房」として捉えるのが正解です。秋口や春先、あるいは温暖地域での冬の軽い暖房には十分機能しますが、寒冷地や広い部屋をこれ一台で暖めようとすると限界があります。
コスト面では工事費不要というメリットがある一方、電気代は壁掛けエアコンよりも年間1〜2万円高くなる傾向があります。2〜3年の短期利用や賃貸での利用なら、窓用エアコンのほうがトータルコストで有利な場合もあります。
取り付け時は窓サイズの確認、ドレン水の処理方法の検討、防犯補助錠の設置を必ず行ってください。この3点を見落としてから後悔する方が実際に多いので、購入前のチェックリストに入れておくことをすすめます。
この記事は私の知見・経験則と一般的な情報をもとに作成しました。コロナをはじめとする各メーカーの窓用エアコンは機種によって操作方法や対応窓サイズ・仕様が異なります。正確な情報はお使いの機種の取扱説明書、またはコロナ・ハイアール各メーカーの公式サイトにてご確認ください。最終的な判断は専門家にご相談ください。