こんにちは。家電FAQ、運営者の「R」です。
窓用エアコンのドライ運転って、冷房よりも電気代が安いのかな、それとも変わらないのかな、と気になって検索された方は多いと思います。梅雨どきの部屋干しや寝苦しい夜に、なんとなく「ドライなら節約になりそう」と使っている方も多いかもですね。
結論からお伝えすると、窓用エアコンはドライと冷房で使う仕組みがほぼ同じで、ドライ専用の消費電力を公表しているメーカーはほとんど見当たりません。私が調べた範囲では、コロナもコイズミも仕様表にあるのは冷房時の消費電力で、ドライだけ安くなるとは言い切れないというのが実際のところです。
この記事では、メーカー公式で確認できた消費電力と、電気料金目安単価の31円/kWhを使って、1時間あたりと1か月あたりの電気代を計算してみました。ドライ専用の値が確認できない部分は、冷房定格からの目安だと分かるように書いています。
冷房との比較、電気代を抑える使い方、除湿が弱いときの見直しポイントまでまとめたので、ドライ運転の電気代が気になる方は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
窓用エアコンのドライ運転と電気代の基本

ここでは、窓用エアコンのドライ運転の仕組みと、公式仕様で確認できる消費電力、そして電気代の計算の基本を整理します。
ドライ運転の仕組みとメーカー別の違い
まず、窓用エアコンのドライ運転が何をしているのかを整理しておきます。ドライは、室内の空気を冷たい熱交換器に通して湿気を結露させ、水分を外へ出す運転です。壁掛けエアコンの再熱除湿のように「除湿しながら温度を下げすぎない」仕組みを持つ機種もありますが、窓用エアコンの多くは冷房と同じ冷凍サイクルで除湿する、とてもシンプルな構造だと私は理解しています。
コイズミの窓用エアコンKAW-1662/Wは、公式の仕様表にドライ機能ありと記載され、除湿能力は0.7/0.8L/h(50Hz/60Hz)となっています。除湿の能力は書かれているのですが、ドライ運転時の消費電力という項目は見当たりませんでした。コロナの冷房専用シリーズも、製品詳細ではドライ運転は搭載機能として記載されている一方、ドライ専用の消費電力は確認できていません。
つまり、ここが一番大事なところなのですが、メーカーが公式に示している消費電力は、基本的に冷房運転の定格値です。ドライの電気代を「冷房より何割安い」と断言している記事を見かけても、公式に裏づけがあるかどうかは分けて考える必要があるかなと思います。
この記事での数字の扱い:公式仕様表で確認できた消費電力(冷房時)と、全国家庭電気製品公正取引協議会の目安単価31円/kWhだけを使っています。ドライ専用の値は確認できなかったため、ドライの電気代は冷房定格からの目安として書いています。
メーカーごとの違いは、除湿の細かい制御や、設定温度に達したあとの動き方(止まるのか、送風になるのか)に出やすいです。この点は取扱説明書に書かれていることが多いので、お使いの機種の説明書で「ドライ」の項目を一度読んでおくと、電気代の見え方が変わってきますよ。
コロナ機での具体的な違いは、すでに別の記事で詳しく書いています。コロナをお使いの方は、コロナ窓用エアコンのドライ電気代と冷房との違いもあわせて読んでみてください。この記事では、メーカーを横断して考え方と計算の仕方を整理していきます。
消費電力の見方とドライ専用値の有無
電気代を計算するうえで、いちばん基本になるのが消費電力(W)です。窓用エアコンの仕様表には、50Hz地域と60Hz地域で別々の数字が載っています。同じ機種でも、東日本(50Hz)と西日本(60Hz)では消費電力が違う点は、意外と見落としやすいので気をつけてくださいね。
たとえばコロナのCW-1626Rは、公式の製品詳細で消費電力が50Hzで550W、60Hzで635W、冷房能力が50Hzで1.4kW、60Hzで1.6kWと確認できました。期間消費電力量は350/400kWhと記載されています。(出典:株式会社コロナ 冷房専用シリーズ 製品詳細)
ここで注意したいのは、定格消費電力は「設定条件で運転したときの目安」であって、実際の電気代は室温や外気温、設定温度で変わるという点です。窓用エアコンは、設定温度に達すると圧縮機が止まり、室温が上がるとまた動くという運転を繰り返します。ずっと定格どおりの電力を使い続けるわけではないんですね。
では、ドライ専用の消費電力はどこで確認できるのでしょうか。私が公式サイトの仕様表と製品詳細を調べた範囲では、窓用エアコンでドライ時の消費電力を単独で載せているものは見つけられませんでした。取扱説明書や、メーカーのお客様相談窓口に問い合わせると教えてもらえる場合があるかもしれませんが、公開情報としては限られています。
ドライ専用の値が確認できないときは、冷房の定格消費電力を上限の目安として考えるのが安全です。実際はサーモオフの時間があるぶん、これより下がることが多いはずですが、断定はしないでおきます。
私ならこう判断します。ドライの電気代を見積もるときは、まず冷房定格で計算した金額を「上限の目安」とし、そこから実際の使い方で下がる分を見込む、という順番で考えます。逆に「ドライだから半額」と見込んで予算を組むと、請求額で驚くことになりかねません。
31円/kWhで計算する1時間の電気代
電気代の計算式はシンプルで、消費電力(kW)×使用時間(h)×電力量料金単価(円/kWh)です。単価は契約先によって違いますが、全国家庭電気製品公正取引協議会が目安として示しているのは31円/kWh(税込)で、令和4年7月22日に改定されたものと確認しています。(出典:全国家庭電気製品公正取引協議会 よくある質問)
この31円を使って、1時間あたりの電気代を計算してみます。コロナCW-1626Rなら、50Hzの550Wは0.55kWなので約17円、60Hzの635Wは0.635kWなので約20円です。コイズミKAW-1662/Wは580/660Wですから、50Hzで約18円、60Hzで約20円になります。
| 機種(公式の消費電力) | 周波数 | 消費電力 | 1時間の電気代目安 |
|---|---|---|---|
| コロナ CW-1626R | 50Hz | 550W | 約17円 |
| コロナ CW-1626R | 60Hz | 635W | 約20円 |
| コイズミ KAW-1662/W | 50Hz | 580W | 約18円 |
| コイズミ KAW-1662/W | 60Hz | 660W | 約20円 |
表の金額は、いずれも冷房定格の消費電力に31円/kWhを掛けた計算値で、ドライ専用の実測値ではありません。小数点以下は四捨五入しています。ドライ運転の電気代も、冷房と同程度か、それ以下という見方で目安にしてもらえればと思います。
もうひとつ押さえておきたいのが、電気料金の単価は契約プランや燃料費調整額で動くことです。31円はあくまで目安なので、お手元の検針票にある単価で計算し直すと、より自分の家に近い数字になります。計算式はそのままなので、単価だけ差し替えれば大丈夫ですよ。
1時間約17〜20円と聞くと安く感じますが、使う時間が長くなると積み重なります。月単位でどうなるかは、後半の試算でまとめますね。なお、1時間や月額の計算式そのものを詳しく知りたい方は、窓用エアコンの電気料金は月いくらかと計算式でも手順を書いていますので参考にしてください。
コロナ・コイズミ機の消費電力の目安
ここでは、窓用エアコンの代表的なメーカーであるコロナとコイズミの公式情報から、確認できた数字を整理しておきます。2社とも、冷房能力1.4/1.6kWクラスの機種が、一人暮らしの部屋や寝室での定番になっています。
コロナのCW-1626Rは、消費電力が50Hzで550W、60Hzで635W、期間消費電力量が350/400kWhです。この期間消費電力量に31円/kWhを掛けると、50Hzで約10,850円、60Hzで約12,400円となります。期間消費電力量は、冷房期間に使う電力量の目安として公表されている数字ですね。(出典:株式会社コロナ 冷房専用シリーズ 製品詳細)
コイズミのKAW-1662/Wは、消費電力が580/660W、冷房能力が1.4/1.6kW、除湿能力が0.7/0.8L/hとなっています。ドライ機能は搭載されていますが、ドライ時の消費電力は仕様表に載っていません。電源は100Vで、一般的なコンセントにつなげて使うタイプです。
2社を並べてみると、冷房能力が同じクラスなら、消費電力の差は50Hzで30W、60Hzで25W程度です。1時間あたりに直すと1円もかわらない差ですから、電気代だけで機種を選ぶよりも、窓枠のサイズや運転音、取り付けやすさで選んだほうが後悔が少ないと私は思います。
ちなみに、窓用エアコンは本体が重く、設置条件も機種ごとに違います。電気代の数字は、あくまで判断材料のひとつとして使うのがちょうどいいかなと思います。
ここで挙げた数字は、私が調べて確認できた公式仕様のみです。型番ごとに数値は変わりますし、モデルチェンジで更新されることもあります。購入や運用の前に、お持ちの機種の最新の仕様を公式サイトで確認してください。
ハイアールなど他社機の確認ポイント
窓用エアコンは、コロナとコイズミのほかにも、ハイアールなど複数のメーカーが展開しています。他社機の電気代を調べるときも、考え方は同じで、公式の仕様表や取扱説明書で確認できる数字を使って計算するのが基本です。
確認する項目は、主に4つです。ひとつ目は定格の消費電力、ふたつ目は電源周波数ごとの数字の違い、3つ目は期間消費電力量や省エネ性能の表示、4つ目はドライ運転の説明の中身です。ドライについては、「除湿しながら冷える」のか「再熱して室温を保つ」のかが書かれていることがあり、ここで電気代の傾向が変わってきます。
私が気にしているのは、ドライ運転時にサーモが働くかどうかです。設定温度に達したときに圧縮機が止まって送風になる機種は、除湿量が減る代わりに電力が下がります。逆に、除湿を優先して止まりにくい機種は、電気代も冷房と近い水準になるはずです。
ただし、機種ごとの挙動は、公式資料に書かれていないことも珍しくありません。数字が確認できない機種を無理に比較表に載せるより、取扱説明書の記載を確認し、足りない部分は問い合わせるくらいがちょうどいいと私は考えています。
また、数年以上前の機種は、今のモデルより消費電力が大きいことがあります。何年も使っていて「ドライにしても電気代が下がらない」と感じる場合は、劣化や設置環境の問題も絡みます。使い続けるか、手放して新しい機種にするかは、状態を見て考えるのがいいと思います。
問い合わせるときは、機種名と型番、使っている地域の周波数(50Hzか60Hz)を伝えると話が早いです。ドライ時の消費電力について聞きたい、と具体的に伝えれば、担当の方も答えやすいはずです。回答が得られなかった場合は、冷房定格を上限の目安にして計算しておけば、見積もりが大きく外れることはないと思います。
古い窓用エアコンの処分や買い替えを検討するときは、買取や処分の相場をあらかじめ確認しておくと判断しやすくなります。下のバナーから、無料で査定や引き取りの目安をチェックできます。
窓用エアコンのドライ電気代を抑える使い方

ここでは、冷房との比較、1か月の試算、ドライ運転の電気代を抑える設定のコツと、除湿が弱いときの見直しポイントをまとめます。
冷房とドライの電気代はどっちが安い?
さて、ここからが本題の比較です。冷房とドライ、電気代はどちらが安いのでしょうか。公式の仕様で言えることと、そうでないことを分けて整理しますね。
公式の仕様表で確認できるのは、冷房時の消費電力と、ドライ機能の有無、機種によっては除湿能力です。ドライ専用の消費電力が確認できない以上、「ドライのほうが何円安い」と数字で断言することはできません。これは、窓用エアコンの記事を書く立場として、いちばん正直にお伝えしたい点です。
そのうえで、仕組みから言えることがあります。窓用エアコンは、冷房もドライも基本的には同じ圧縮機を使います。部屋の温度が設定に近づくと圧縮機が止まる制御が働き、止まっている間は消費電力がぐっと下がります。ドライは、冷房ほど室温を下げることが目的ではないので、設定条件によっては止まる時間が長くなり、結果として電気代が下がることがある、というのが私の見立てです。
| 比較項目 | 冷房 | ドライ |
|---|---|---|
| 公式で確認できる消費電力 | 定格値あり | 専用値は確認できず |
| 主な目的 | 室温を下げる | 湿度を下げる |
| 電気代の目安 | 定格から計算 | 冷房定格を上限の目安に |
| 向いている場面 | 暑い日の昼や夜 | 蒸し暑いが気温は高くない日 |
逆に、気温も湿度も高い日は、ドライでも圧縮機が止まらず動き続けます。この場合、電気代は冷房とほぼ同じ水準になり、しかも室温が下がりにくいため、ドライを選ぶ意味が薄くなります。「ドライは必ず安い」という思い込みは、ここで一度外しておきたいところです。
迷ったときの私の基準は、暑さが主な悩みなら冷房、ジメジメが主な悩みならドライ、という使い分けです。電気代だけを理由に切り替えるのではなく、体感の快適さとのバランスで選んでもらえればと思います。
コロナ機の具体的な比較は、コロナ窓用エアコンのドライ電気代と冷房との違いで詳しく書いています。ドライと冷房の違いに絞って確認したい方は、そちらも参考にしてください。
1か月の電気代を試算してみた
ここでは、1時間あたりの電気代をもとに、1か月の電気代を試算してみます。繰り返しになりますが、ドライ専用の消費電力は確認できていないので、冷房定格からの計算値で、実際は使い方によって下がる可能性がある上限の目安として見てください。
条件は、1日6時間を30日間使うとして、合計180時間で計算します。コロナCW-1626Rは、50Hzの550Wで約3,100円、60Hzの635Wで約3,500円です。コイズミKAW-1662/Wは、50Hzの580Wで約3,200円、60Hzの660Wで約3,700円になります。
| 使い方(31円/kWh) | コロナ50Hz 550W | コロナ60Hz 635W | コイズミ60Hz 660W |
|---|---|---|---|
| 1日3時間×30日(90時間) | 約1,500円 | 約1,800円 | 約1,800円 |
| 1日6時間×30日(180時間) | 約3,100円 | 約3,500円 | 約3,700円 |
| 1日10時間×30日(300時間) | 約5,100円 | 約5,900円 | 約6,100円 |
表の数字は、定格消費電力に31円/kWhと使用時間を掛けて、百円単位に丸めた計算値です。サーモオフの時間が長ければ、実際の請求はこれより下がりますし、猛暑でフル稼働が続けば、近づくことになります。
もうひとつの目安として、コロナの期間消費電力量(350/400kWh)に31円を掛けた年間の数字(約10,850円〜約12,400円)があります。これは冷房期間全体を通した公式の目安なので、月に直すと、使う期間にもよりますが数千円前後に収まるイメージです。
月々の電気代は、家全体の使用量に上乗せされる形で請求されます。「窓用エアコン単体でいくら」と分けて見えにくいので、スマートメーターや電力会社のアプリで、使い始めの前後を比べてみるのも手です。計算の手順そのものは、窓用エアコンの電気料金は月いくらかと計算式でも詳しく書いています。
ドライ運転の電気代を下げる設定のコツ
ここからは、ドライ運転の電気代を抑える具体的なコツです。電気代は、消費電力と運転時間の掛け算なので、「圧縮機が回る時間を減らす」ことがポイントになります。
まず、設定温度を無理に下げすぎないことです。ドライでも、設定温度が室温より低すぎると、圧縮機が止まらず動き続けます。室温との差が大きいほど、電気を使う時間が長くなるので、体感で不快に感じないところで止めるのが基本です。
次に、運転の入り切りを頻繁に繰り返さないことです。起動時は圧縮機に負荷がかかり、安定するまでに電力を使います。短い時間で何度もオンオフするより、必要な時間だけ続けて運転したほうが、無駄が少ないことが多いです。
3つ目は、窓まわりの隙間と日差しの対策です。窓用エアコンは、パッキンの隙間から外気が入りやすく、これが除湿や冷房の効率を下げる大きな原因になります。隙間テープやカーテンで熱と湿気の侵入を減らしておくと、圧縮機の稼働時間が短くなります。
4つ目は、タイマーの活用です。就寝時にドライを使うときは、入タイマーや切タイマー、おやすみ運転の機能があれば活用して、必要な時間帯だけ動かすのがおすすめです。付けっぱなしにするよりも、電気代の面でも体への負担の面でも安心ですよ。
5つ目は、風向きと風量の調整です。冷たい空気が体に直接当たると、寒く感じて設定温度を上げ下げしたくなり、結果として運転が不安定になりがちです。風向きを少し上に向けて、部屋全体に空気が回るようにすると、設定温度を無理に変えずに済みます。
6つ目は、部屋干しとの組み合わせです。洗濯物を窓用エアコンの風が当たる位置に干すと、乾きが早くなって運転時間を短くできることがあります。ただし、洗濯物が吸気口をふさがないように、距離をとって干してくださいね。
設定温度を無理に下げない、入り切りを繰り返さない、窓の隙間を減らす、タイマーを使う。この4つだけでも、ドライ運転の電気代は変わってきます。
電気代全般の節約術は、窓用エアコンの電気代を節約するコツと使い方でも詳しくまとめています。ドライに限らない使い方のコツを知りたい方は、あわせて読んでみてください。
除湿が弱い時の見直しポイント
「ドライにしているのに湿気が取れない」「電気代ばかりかかってしまう」という悩みも、よく聞きます。除湿が弱いと、運転時間が長くなり、結果として電気代にも響くので、ここで見直しポイントを整理しておきます。
最初に確認したいのは、フィルターの汚れです。フィルターにホコリがたまると、空気の通りが悪くなり、除湿の力が落ちます。2週間に1回くらいを目安に、掃除機でホコリを吸い取ったり、水洗いしたりするだけで、運転効率が戻ることがあります。
次は、排水まわりです。窓用エアコンは、除湿した水を外へ逃がす構造になっています。水の出口がふさがっていたり、設置の傾きが合っていなかったりすると、除湿が不安定になることがあります。設置の向きや水平を、取扱説明書で確認してみてください。
3つ目は、部屋の広さとの相性です。畳数の目安を超える広い部屋では、ドライを回し続けても湿度がなかなか下がりません。この場合、電気代は上がっても効果が出にくいので、扇風機やサーキュレーターで空気をかき混ぜたり、換気を併用したりするのが現実的です。
4つ目は、本体の劣化や冷媒の問題です。数年使ったあとで除湿や冷えが極端に悪くなった場合は、フィルター掃除や設置の見直しをしても改善しないことがあります。冷媒の補充や部品の修理は、窓用エアコンでは割に合わないことも多いので、状態によっては買い替えを視野に入れるのが現実的です。
5つ目は、窓まわりの隙間です。パッキンが劣化してすき間が空いていると、外の湿った空気が入り込み、ドライの効きが悪くなります。隙間テープやプラダンで塞ぐだけで、除湿の効きが変わったという声もよく聞きます。
私なら、まずフィルター掃除と設置の見直しを試して、それでも改善しないときは、電気代と快適さのバランスを見て買い替えを検討します。自力でできる確認から順番に進めるのが、いちばん無駄が少ないと思っています。
窓用エアコンのドライ電気代まとめ

ここまで、窓用エアコンのドライ電気代について、公式の数字と計算で整理してきました。最後に、要点をまとめます。
まず、窓用エアコンのドライ専用の消費電力は、私が調べた範囲では公式仕様で確認できませんでした。そのため、ドライの電気代は冷房定格を上限の目安として考えるのが現実的です。コロナのCW-1626Rは550/635W、コイズミのKAW-1662/Wは580/660Wで、31円/kWhなら1時間あたり約17〜20円が計算上の目安になります。
次に、1か月の電気代は、1日6時間なら約3,100〜3,700円が上限の目安です。実際は、サーモオフの時間があるぶん、これより下がることが多いですが、猛暑日は近づくこともあります。ドライだから半額、と見込むのは避けたほうが安全です。
そして、電気代を抑えるコツは、設定温度を無理に下げないこと、窓まわりの隙間を減らすこと、フィルターをこまめに掃除すること、タイマーを使うことの4つです。どれも今日からできる、お金のかからない対策ばかりです。
私ならこう判断します。梅雨の部屋干しや蒸し暑い夜はドライ、暑さが主な悩みなら冷房、と体感で使い分けつつ、電気代は上限の目安で見積もります。除湿が極端に弱いなど、状態に不安があるときは、買い替えも含めて早めに考えるのがいいと思います。
最後にもうひとつ。電気代の数字は、あくまで公式の仕様と目安単価から計算した参考値です。お使いの機種の取扱説明書で確認できる数字があれば、そちらを優先して、同じ計算式で自分の家の金額に置き換えてみてください。数字が手元にあるだけで、ドライと冷房の使い分けにも自信が持てるようになりますよ。
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この記事は私の知見・経験則と一般的な情報をもとに作成しました。コロナ・コイズミ・ハイアールなどの窓用エアコンは、機種によって操作方法や仕様が異なります。正確な情報はお使いの機種の取扱説明書、またはお使いのメーカー公式サイトにてご確認ください。最終的な判断は専門家にご相談ください。