こんにちは。家電FAQ、運営者の「R」です。
ニトリのこたつを出したら、なんだか天板がぐらぐらする。肘をついただけでカタカタ動く。そんな状態だと、熱いお茶をこぼしたらどうしよう、とか、このまま使って壊れたりしないかな、と不安になりますよね。ニトリのこたつがぐらつくという悩みは、毎年こたつを出す時期になると必ず出てくる相談の一つです。
先にお伝えすると、ぐらつきの多くは、まず自分で確認したほうがいいタイプのトラブルです。放っておくと悪化する可能性があるので、「そのうち直そう」ではなく、使い始める前に一度点検してほしいなと思います。ネジの緩み、床の傾き、継ぎ脚の差し込み不足といった、工具があれば数分で確認できる原因がほとんどだからです。
一方で、脚や天板のフレームが割れている、ネジ穴が潰れて空回りする、ヒーター周りが揺れで傾いているといった場合は、安全面に関わるので無理に使い続けないでください。この記事では、ニトリのこたつがぐらつく原因の切り分け方から、直し方、ニトリへ相談すべき症状、買い替えの目安まで、私ならこう動くという順番でまとめています。
ニトリのこたつがぐらつく原因を探る

ここでは、ニトリのこたつがぐらつく原因を順番に整理します。原因によって対処がまったく違うので、最初に当たりをつけておくと無駄な作業が減ります。
ニトリのこたつがぐらつく時の結論
まず私の結論です。ニトリのこたつがぐらつく時は、「まず確認すべき」状態だと考えています。様子見で済ませられるほど軽くはありませんが、いきなり修理業者を呼ぶ必要があるケースも多くありません。
理由は、ぐらつきの原因が大きく三つに絞れるからです。一つ目は脚と天板をつなぐネジやボルトの緩み、二つ目は設置している床の傾きや凹凸、三つ目は継ぎ脚や折りたたみ脚のロック不足です。この三つは、どれも特別な技術がなくても確認できます。
判断の目安を表にまとめました。ここは私が普段、相談を受けた時に最初に頭の中で並べている基準です。
| 項目 | 目安 |
|---|---|
| 放置リスク | 中。天板が傾いて飲み物をこぼす、脚が外れて転倒する可能性があります |
| 自力対応難易度 | 低。ドライバーか六角レンチがあれば確認できます |
| コスト感 | 低。多くは工具代程度、パッドや継ぎ脚を買っても数百円から数千円です |
| 再発可能性 | 中。毎シーズン使うと緩みは再発しやすいです |
| 安全面の関与 | あり。ヒーター周りの傾きや転倒は火傷や発火の入口になります |
私ならこう判断します。ぐらつきに気づいたら、その日のうちに電源プラグを抜き、脚の接合部を確認します。増し締めで止まれば、そのまま使います。止まらない、あるいはネジ穴や部材に傷みがある場合は、使用を止めてニトリに相談します。この線引きなら、迷いにくいはずです。
次にやることは三つだけです。一、電源プラグを抜いてこたつ布団を外す。二、天板をひっくり返して脚の付け根のネジを触って確認する。三、床の上で四隅を順に押して、どこが浮いているかを見る。この三手順で、原因の大半は見えてきます。
こたつはヒーターユニットを内蔵した暖房器具です。ぐらつきを放置して天板が傾くと、ヒーターと布団の位置関係が変わり、思わぬ接触につながることがあります。確認作業は必ず電源プラグを抜き、本体が冷めてから行ってください。
こたつの脚のネジが緩む原因
ニトリのこたつがぐらつく原因として、いちばん多いのが脚の取り付けネジの緩みだと私は見ています。特に、組み立て式のこたつや、脚を取り外して収納するタイプは、毎シーズンネジを締めたり緩めたりするため、緩みが出やすくなります。
緩む理由はシンプルで、こたつは座る、立つ、肘をつく、足を入れるといった動きで、天板まわりに横方向の力が繰り返しかかる家具だからです。さらにこたつ布団の重さや、ヒーターの熱による木材のわずかな収縮と膨張も重なります。木とネジの組み合わせは、こうした小さな動きの積み重ねで、少しずつ緩んでいきます。
もう一つ見落としがちなのが、収納中に起きる変化です。夏のあいだ押し入れや納戸にしまっていると、湿気で木が膨らみ、乾燥して縮むことがあります。しまう前はきつく締まっていたのに、出した時にはゆるくなっていた、というのは珍しくありません。
ネジの緩みかどうかは、触ればすぐ分かります。天板を裏返して、脚の付け根のネジを指で回してみてください。指で回るほど緩んでいたら、原因はほぼここです。逆に、ネジは固いのにぐらつく場合は、床の傾きや脚の接続部分など別の原因を疑います。
家具全般の組立説明書でも、使用を続けるうちにボルトに緩みが出る可能性があるため、定期的に確認して締め直すよう案内されていることが多いです。こたつも同じ考え方でいいと私は思っています。ニトリのこたつの場合も、機種ごとに構造が違うので、お手元の取扱説明書で脚の固定方法を確認しておくと安心です。
型番が分からないと取扱説明書や部品の問い合わせが進みません。型番の探し方はニトリのこたつKE21の型番の調べ方で詳しく触れていますので、あわせてどうぞ。
ニトリのこたつ天板の締め直し手順
ここからは、実際の締め直しの手順です。道具は、プラスのドライバーか、付属の六角レンチ、手元にあれば軍手くらいで足ります。
手順1 電源を抜いて布団を外す
電源プラグをコンセントから抜き、本体が完全に冷めたことを確認します。使い終わってすぐは、ヒーターユニットが熱いままのことがあります。こたつ布団を外して、天板をはずしやすい状態にします。コードはヒーターに巻きつけたりせず、邪魔にならない位置にまとめます。
手順2 天板を裏返して脚の付け根を見る
天板を傷つけないよう、床にタオルや布団を敷いてから裏返します。ヒーターユニットがついているので、落としたりぶつけたりしないよう丁寧に扱ってください。脚の取り付け金具やネジ、ボルトの位置を確認します。
手順3 対角線の順に少しずつ締める
締めるときは、一本の脚だけを一気に締め切らず、対角線の順に少しずつ締めていくと、天板の歪みが出にくくなります。四本を軽く締めたあと、もう一周して本締めします。力任せに締めすぎると、木のネジ穴を潰してしまうので、止まったと感じたところまでにしてください。
手順4 元に戻してぐらつきを確認
天板を元の向きに戻して、四隅を手で押してみます。動きがなくなっていれば成功です。まだ動く場合は、ネジ以外の原因を探します。ここで焦って締め増しをするより、次の床の確認に進んだほうが結果が早いです。
ちなみに、私は締め直しのあと、こたつ布団をかける前に一度、天板の上に軽く体重をかけて確認するようにしています。ここで安定していれば、そのシーズンはまず安心して使えます。
床の傾きがこたつのガタつきを招く
ネジをしっかり締めたのに、まだカタカタする。そんな時に疑うのが、床の傾きや凹凸です。これは意外と見逃されやすい原因ですが、私の感覚では、ぐらつき相談の二割から三割はここに当たります。
特に注意したいのは、ラグやカーペットの上にこたつを置いているケースです。ラグの厚みが均一でなかったり、毛足が長かったりすると、脚が沈み込む深さが脚ごとに変わってしまいます。さらに、ラグの端や段差の上に脚がまたがっていると、四本のうち一本が浮いてしまうことがあります。
確認の方法はとても簡単です。こたつを一度ラグから外し、フローリングの上など平らな場所に置いてみてください。ぐらつきが消えるなら、原因は床との相性です。そのままラグなしの場所に置き直すか、ラグの下に敷く板で水平を取るのがおすすめです。
置き直しが難しい場合は、浮いている脚の下に、薄いフェルトや脚裏パッドを挟んで高さを合わせます。ここで大事なのは、段ボールや紙を何枚も重ねたりしないことです。ヒーターの熱や湿気で劣化しやすいので、長く使うなら、厚みのあるゴム系や硬質フェルト系のパッドのほうが安心です。
| 症状 | 疑う原因 | 最初の対処 |
|---|---|---|
| 特定の一箇所だけ浮く | 床やラグの凹凸 | 平らな床に置き直す、浮く脚の下にパッド |
| 全体が前後に揺れる | ネジの緩み | 対角線順に締め直す |
| 置き場所を変えると症状が変わる | 床の傾き | 水平を見直す |
| 継ぎ脚の部分が揺れる | 差し込み不足 | 継ぎ脚を奥まで差し直す |
ラグの上に置いているなら、まず平らな床に移して試すのがいちばん早い切り分けです。ここで直れば、工具も部品も要りません。
継ぎ脚でこたつがぐらつく場合
ニトリのこたつには、脚を継いで高さを変えられるタイプがあります。また、別売りの継ぎ脚を使って、こたつの高さを調整している方も多いと思います。座椅子から椅子へ生活スタイルを変えたり、掘りごたつ風にしたいというニーズもあって、継ぎ脚はよく使われます。
ただ、継ぎ脚をつけたあとにぐらつくという相談も少なくありません。理由は、脚が長くなるぶん、てこの原理で横揺れが増幅されるからです。同じ緩みでも、短い脚では気にならなかったのに、継ぎ脚をつけた途端に気になる、ということが起きます。
まず確認したいのは、継ぎ脚が奥まで確実に差し込まれているかどうかです。浅く入っているだけだと、使っているうちに少しずつ動きます。次に、継ぎ脚と本体脚の接続面が汚れていないか、傷んでいないかを見ます。四本とも同じ長さ、同じ状態の継ぎ脚を使っていることも必須です。
もう一点、継ぎ脚は高さを上げるものなので、重心も上がります。天板の上に重いものを置いたり、寄りかかったりすると、ぐらつきが増します。私は、継ぎ脚を使う場合は普段より念入りに、シーズン中も月に一度は脚の固定を点検するようにしています。
なお、継ぎ脚で高さを上げた場合、こたつ布団のサイズ選びにも影響が出ます。布団が足りずに隙間ができると、ヒーター周りの熱がこもり、別のトラブルにもつながります。高さ別の目安はニトリのこたつ2way布団の高さ別の選び方で整理しています。
継ぎ脚の追加で、もともとの設計より天板が高くなっている場合は、メーカーが想定した使い方から外れています。ぐらつきが取れない場合は、継ぎ脚を外して元の高さで使う判断も大切です。
ニトリのこたつがぐらつく時の直し方

ここからは、原因が分かったあとの具体的な直し方です。自力でできる範囲と、ニトリに相談したほうがいい範囲を分けて解説します。
ネジ穴が潰れたこたつの補修方法
締め直そうとしたら、ネジがくるくる空回りして締まらない。これは、木のネジ穴が潰れてしまっている状態です。長年の使用や、過去に力を入れて締めすぎた場合に起こります。
軽度の場合は、自分で補修できることがあります。よく知られているのは、爪楊枝や割り箸の細い端材に木工用ボンドをつけて穴に詰め、乾かしてからネジを打ち直す方法です。穴の内側に木が増えるため、ネジが再びかみ合うようになります。ボンドが完全に乾くまで、半日から一日ほどは触らずに待つのがコツです。
ただ、これはあくまで応急的な補修です。私としては、補修で安定した場合でも、シーズン中はこまめに状態を見ておくことをおすすめします。また、ヒーターユニットを支えるフレームのネジ穴や、天板の割れが絡む場合は、自己判断の補修はおすすめしません。
ネジ穴が広がりすぎている、木が割れている、金具が変形しているといった状態は、補修ではなく部品の交換が必要です。この場合、放置リスクは高めで、自力対応難易度も中以上になります。無理をして使い続けず、次のH3で触れるように、ニトリへ相談する流れに進んでください。
なお、より太いネジに替えるという方法もありますが、メーカーが想定していない部品を使うことになります。木材を傷めたり、安全面で想定外の負荷がかかったりするので、私は基本的にはおすすめしていません。
こたつ脚のアジャスターとパッド活用
ぐらつきの原因が床の凹凸や、わずかな脚の長さの差にある場合は、アジャスターやパッドが活躍します。こたつ専用の部品だけでなく、家具用の脚アジャスターも市販されています。
脚先にアジャスターがついているタイプなら、脚の底の部分を回して高さを微調整できます。浮いている脚だけを少しずつ伸ばしていき、四本とも床に着いたところで止めます。ナットで固定するタイプは、調整後にナットをしっかり締めて、戻り止めをしておくことが大切です。
アジャスターがついていないタイプでは、脚裏に貼るパッドやゴム足を使います。フェルトタイプは床を傷つけにくく、ゴムタイプは滑り止めにもなります。ただし、ヒーターの熱が直接かかる位置には使わないなど、使う場所には気をつけてください。
私が実際に選ぶなら、まずは薄めのパッドで試します。薄いもので足りなければ、少し厚いものへ。いきなり厚いものを貼ると、逆に重心が不安定になることがあります。調整したら、ぐらつきが取れたか天板を押して確認し、それから布団をかけて使い始めます。
| 部品 | 向いている状態 | 注意点 |
|---|---|---|
| 脚裏フェルトパッド | わずかな凹凸の調整 | 厚みを重ねすぎない |
| ゴム足・滑り止め | 横滑りと軽いガタつき | 熱源に近い場所は避ける |
| 家具用アジャスター | 脚の長さの差が大きい | 取り付け可能な脚かを確認 |
| 継ぎ脚 | 高さを上げたい | 重心が上がる点に注意 |
パッド類は100円ショップでも手に入りますが、こたつは荷重がかかる家具です。薄くて割れやすいものより、ある程度しっかりした素材を選んだほうが長持ちします。
ニトリへ相談すべきこたつの症状
自分でできる範囲をお伝えしてきましたが、「ここから先は自分で触らない」という線引きも、大切です。私が相談をすすめる症状は、次のとおりです。
一つ目は、脚や天板のフレームに割れ、欠け、曲がりがある場合です。木材の割れは、荷重で一気に広がることがあり、使用中に脚が折れる危険があります。二つ目は、ネジ穴が潰れて、補修しても締まらない場合です。三つ目は、ヒーターユニットの固定部が傾いている、あるいは本体の取り付けがぐらつく場合です。
四つ目は、締め直しても、床を変えても、ぐらつきが取れない場合。原因が見えないまま使い続けるのは、おすすめできません。五つ目は、焦げ跡やにおい、コードの傷みなど、ぐらつき以外の異常もある場合です。この場合は、ぐらつきよりも電気的な安全が優先になります。
相談の際は、型番、購入時期、症状、いつから起きているか、写真を用意しておくとスムーズです。型番の確認方法はニトリのこたつKE21の型番の調べ方にまとめています。購入から日が浅く保証期間内であれば、部品の手配や対応を受けられる可能性もあります。購入時のレシートや会員情報も、あわせて探しておきましょう。
電気こたつの事故は、毎年のように起きています。NITE製品安全センターの注意喚起では、こたつの事故は冬場に集中し、被害者は高齢者に多いと報告されています(出典:NITE製品安全センター「こたつの事故の防止について」)。ぐらつきを放置せず、安全に使うための点検として、早めの行動が大切です。
ヒーターユニットや電源コードに関わる異常は、自分で分解して直さないでください。感電や火災の危険があります。
ぐらつくこたつの買い替え判断
最後に、買い替えの判断です。これは、修理ができるかどうか、費用や手間のバランスで決めます。ぐらつきを直すために時間や費用をかけ続けるくらいなら、買い替えたほうが安心なケースもあります。
私が買い替えを考える目安は、次の三つです。一つ目は、使用年数が長く、複数の箇所に傷みが出ている場合。二つ目は、補修しても、すぐにぐらつきが再発する場合。三つ目は、部品の入手が難しく、修理に出すより新しい製品のほうが安い場合です。
買い替えるなら、サイズ感や脚の構造をよく見て選びます。脚が太く、接合部の金具がしっかりしているものは、ぐらつきにくい傾向があります。ニトリのこたつを選ぶ際のポイントはニトリの2wayこたつのレビューと購入前の注意点で整理していますので、検討の材料にしてください。
また、使わなくなったこたつは、自治体のルールに従って処分します。大きな家具は粗大ごみになることが多く、事前申込みが必要です。処分の費用や日程は自治体ごとに違うので、買い替えの前に確認しておくと慌てません。
もちろん、軽いぐらつきで、増し締めやパッドで安定するなら、買い替える必要はありません。ここまで読んでくださったあなたが、どこで線を引くかを決められれば十分です。「直す」「相談する」「買い替える」のうち、今の状態はどれに近いか、一度整理してみてください。
ニトリのこたつがぐらつく時のまとめ

ここまで、ニトリのこたつがぐらつく原因と直し方を、順を追ってお伝えしてきました。最後に要点を整理します。
結論として、ニトリのこたつがぐらつく時は、まず確認すべき状態です。原因の多くは、脚のネジの緩み、床の傾きや凹凸、継ぎ脚の差し込み不足の三つ。電源を抜いて、脚の付け根を対角線の順に締め直し、平らな床で試す。この二つで、かなりの割合が解決します。
それでも直らない、あるいはネジ穴の潰れ、部材の割れ、ヒーター周りの傾きがある場合は、無理に使い続けず、型番と症状を整理してニトリに相談してください。古く、傷みが複数ある場合は、買い替えも前向きな選択肢です。
放置リスクは中、自力対応難易度は低、コスト感は低、再発可能性は中、安全面の関与はあり。この五つの目安を頭に置いておけば、慌てずに動けるはずです。毎シーズンこたつを出した日に、五分だけ点検する習慣をつけておくと、ぐらつきは大きなトラブルになる前に見つかります。
この記事は私の知見・経験則と一般的な情報をもとに作成しました。ニトリのこたつは機種によって脚の構造や操作方法、仕様が異なります。正確な情報はお使いの機種の取扱説明書、またはニトリ公式サイトにてご確認ください。また、最終的な判断は専門家にご相談ください。