こんにちは。家電FAQ、運営者の「R」です。
山善のピタ高こたつが気になって調べているあなたは、「高さって結局いくつに変えられるの?」「継脚はどう組み合わせるの?」「もし継脚をなくしたらどうしよう」といったことが引っかかっているのではないでしょうか。ピタ高こたつは名前のとおり、座り方に合わせて天板の高さを「ピタッ」と合わせられるのが魅力のこたつです。ただ、発売から年数が経っているモデルなので、ネット上の情報が断片的で、全体像がつかみにくいんですよね。
私は山善のこたつを中心に、メーカー資料や発表内容を確認しながら高さの仕様を整理してきました。この記事では、ピタ高こたつの高さ調節の仕組み、継脚の長さと組み合わせ、床座や座椅子やソファでの使い分け、電気代の目安、買い足しやこたつ布団選びの注意点まで、順番にお伝えしますね。読み終わる頃には、「自分の暮らし方ならこの高さ」と判断できるようになるはずですよ。
山善のピタ高こたつの高さと仕様を詳しく解説

まずはピタ高こたつの基本から整理していきます。高さの段階、継脚の長さ、サイズ展開、そして座り方ごとの相性を、確認できた情報をもとに順に見ていきましょう。ここを押さえておくと、買うときも使うときも迷いにくくなります。
ピタ高こたつの4段階の高さ一覧
ピタ高こたつの最大の特徴は、天板の高さを4段階から選べることです。2017年に山善が発表した資料を確認すると、継脚を付けない状態の高さは約36cmとされています。ここに継脚を足していくことで、約41cm、約55cm、約60cmと高さが変わっていく設計です。
| 継脚の使い方 | 天板の高さの目安 | 向いている座り方 |
|---|---|---|
| 継脚なし | 約36cm | 床に座る、ラグの上でくつろぐ |
| 5cmの継脚 | 約41cm | 座椅子、低めのローソファ |
| 19cmの継脚 | 約55cm | 高さのある座椅子、ソファ |
| 5cm+19cmの継脚 | 約60cm | ソファ、ダイニングチェア寄りの使い方 |
ちなみに、ネット上には「48cm、55cm、65cm」といった別の数値を載せているページも見かけます。私が確認した発表資料の数値は上の表のとおりですが、型番や販売時期によって表記が異なる可能性もゼロではありません。手元の個体の正確な高さは、必ず取扱説明書か、実物を定規で測って確かめてくださいね。
高さの数値は「継脚なし約36cm」が出発点です。そこに5cmと19cmの継脚を足し引きして、4通りの高さを作るイメージで覚えておくと整理しやすいですよ。
4段階あると何が良いのかというと、引っ越しや模様替えで部屋の使い方が変わっても、本体を買い替えずに対応できる点です。たとえば最初は床座で使っていて、数年後にソファを置いたら継脚を足す、といった柔軟さは、固定高のこたつにはない強みだと私は考えています。
継脚の長さと組み合わせの違い
ピタ高こたつの継脚は、5cmと19cmの2種類が基本です。ここで押さえたいのは、「2種類を単体で使う」「2種類を重ねて使う」「どちらも使わない」の4パターンで高さを作るという仕組みです。つまり、継脚そのものは2本種類があるだけで、組み合わせ方で4段階になっているわけです。
5cmの継脚は、わずかに高さを出したいときに便利です。床座だと少し低くてひざ周りが窮屈、でもソファほど高くはしたくない、という場合に向いています。一方の19cmは、高さをしっかり稼げる分、天板がぐっとテーブルらしい位置に上がります。座椅子やソファと合わせたい方は、こちらが主役になります。
継脚はそれぞれ脚の下や脚の間に取り付ける構造になっており、4本の脚すべてに同じものを付けるのが大前提です。1本だけ付け忘れると天板が傾いてしまい、ヒーターやコードにも負担がかかります。取り付けのコツは、こたつを裏返して作業するときに、脚と継脚をまっすぐ合わせてしっかりねじ込むことです。基本的な作業の流れは、山善のこたつの組み立て方の記事でも整理しているので、あわせて見ておくと安心ですよ。
継脚は力の加わる部品なので、ぐらつきや緩みがないかを定期的に確かめてください。特に19cmの継脚を使う高い設定のときは、天板に体重を預けやすいため、ガタつきを放置しないことが大切です。
ピタ高こたつの対応サイズと型番
サイズ展開について、発表資料で確認できた型番は3つです。80×80cmの正方形タイプのWEX-F80H4、105×75cmの長方形タイプのWEX-F105H4、120×80cmの長方形タイプのWEX-F120H4です。いずれも木目調のウォールナットブラウン系の天板で、こたつを使わない季節はテーブルとして置いておけるデザインです。
| 型番 | 天板サイズ | 人数のイメージ |
|---|---|---|
| WEX-F80H4 | 80×80cm | 1〜2人、コンパクトな部屋 |
| WEX-F105H4 | 105×75cm | 2人、ひとり暮らしからカップル |
| WEX-F120H4 | 120×80cm | 2〜3人、ファミリー寄り |
型番を見分けるコツは、天板サイズの数字がそのまま型番に入っていることです。F80なら80cm、F105なら105cm、F120なら120cmと考えれば、手元のこたつがどのサイズか判断しやすくなります。あわせて末尾の「H4」は、高さ4段階を示すものだと私は受け止めています。
なお、型番は私が確認した発表時点の情報です。販売店や時期によっては、色違いや仕様違いの型番が流通している可能性もあります。中古で探している方や、すでにお持ちで部品を探している方は、本体の銘板ラベルに書かれた型番を確認してから動いてくださいね。
中古やお下がりのピタ高こたつを手に入れた場合は、継脚が全部そろっているかも必ず確認してください。継脚が欠けていると、せっかくの4段階調節を活かせません。
床座に合う高さと座椅子の相性
床に座って使うなら、継脚なしの約36cmが基本の高さです。一般的な床座こたつはこのくらいの高さが多く、あぐらや横座りで使いやすい位置です。ラグやカーペットの上にこたつ布団を重ねる分、実際の天板までの高さは少し変わるので、数cm程度の誤差は織り込んでおくと良いですね。
座椅子と合わせる場合は、座椅子の座面の高さによって最適な継脚が変わります。座面が低いタイプなら5cmの継脚、座面がやや高めのタイプなら19cmが目安になると私は考えています。座椅子に座ったときに、天板の高さがおへそから少し下にくると、手元の作業も食事もしやすく、肩に力が入りにくいです。
よくある失敗は、座椅子を後から買って、こたつと高さが合わなかったというケースです。目安として、座った状態で肘を軽く曲げたとき、天板が肘より少し低い位置にあると楽に使えます。座椅子を買う前に、いまのこたつの天板高を測っておくと失敗しにくいですよ。
床座のまま長時間使うと、腰やひざに負担がかかりやすいのも事実です。腰が気になる方は、無理に床座にこだわらず、5cmの継脚を足して座椅子を併用する選び方も十分ありだと思います。
ソファで使うときの高さの目安
ソファでこたつを使いたい方にとって、ピタ高こたつの高さ調節は大きな魅力です。ソファの座面は一般的に40cm前後のものが多く、天板は座面より15〜20cmほど高い位置が使いやすいとされています。この目安に当てはめると、5cm+19cmの継脚を組み合わせた約60cmの設定が、ソファ向けとして用意されている高さだと考えられます。
一方で、ローソファや座面が低いタイプなら、19cmだけの約55cmでも十分に使えます。重要なのは「数字だけで決めず、実際にソファに座ったときの感覚で判断する」ことです。ソファの座面が柔らかく沈み込むタイプは、座った位置が低くなるので、天板が高く感じやすくなります。
ソファで使うときに気をつけたいのは、ソファとこたつの距離です。ヒーター部分は天板の裏側にあるため、足元に入れる際にソファの前縁がぶつかる場合があります。高さだけでなく、ソファ前に必要なスペースも確保してください。ちなみに、ダイニングのような高さで使いたい方は、山善のダイニングこたつの高さと口コミの記事も比較に役立つはずです。
継脚を重ねて高くした状態は、重心が上がって安定性が下がります。小さなお子さんやペットがいる家庭では、天板に体重をかけたり引っ張ったりしないよう、置き場所とぐらつきに十分注意してください。
山善のピタ高こたつを選ぶ前の注意点

高さの仕組みがわかったところで、実際に使い始める前、あるいは購入や買い足しを考える前に知っておきたい注意点を整理します。継脚の取り付けや紛失時の対処、電気代、布団選びなど、後から困りやすいポイントを中心にまとめました。
ピタ高こたつの継脚の付け方
継脚の付け方は、基本的にこたつを裏返し、脚の根元を確認するところから始まります。床や畳を傷つけないよう、必ず毛布やダンボールを敷いた上で作業してください。作業は、天板を下にして脚を上に向けた状態で行うのが安全です。
手順は大きく3つに分けられます。1つ目は、現在の高さに合わせて使う継脚を決めること。2つ目は、4本すべての脚に同じ継脚を取り付けること。3つ目は、元に戻したあと、こたつを平らな場所に置いてガタつきがないか確かめることです。この3つを守れば、大きな失敗はまず起こりません。
よくあるミスは、ねじ込みが浅いまま使い始めてしまうことです。見た目は付いているようでも、荷重がかかると少しずつ緩んできます。取り付けたら、天板を軽く左右に揺らしてみて、ぐらつきがないか必ず確認してください。もし継脚が割れていたり、ねじ山が潰れていたりしたら、そのまま使わず交換を検討してください。
私ならこう判断します。継脚の取り付けは自力でできる難易度ですが、重い天板を扱うため、できれば2人で作業します。高い設定にする前後は、必ず「持ち上げ作業は2人」と決めておくと、ケガや破損を避けられますよ。
継脚をなくした時の買い足し方法
引っ越しや大掃除のあとに、継脚が見当たらなくなった、というお話はよく聞きます。ピタ高こたつの継脚は専用に作られた部品なので、まずはメーカーに問い合わせて、同じ型番の部品が手に入るか確認するのが最も確実です。山善の公式サイトの問い合わせ窓口から、型番を伝えて相談してください。(出典:山善公式サイト)
もし純正の継脚が入手できない場合は、市販の汎用こたつ継脚を代用する方法もあります。家電量販店やホームセンターでは、脚の形状に合わせた継ぎ足し脚が数種類売られています。ただし、汎用品は脚の太さや形状が合わないと使えないため、購入前に必ず脚のサイズを測ってください。
汎用品を使う際のポイントは3つです。脚の断面サイズが適合すること、4本そろえて同じ高さにできること、そして耐荷重に余裕があることです。特に3つ目は、天板に体重をかけたときの安全に直結します。もし合うかどうか不安なら、無理に自己判断せず、メーカーか購入店に相談するのが安心です。
純正品が見つからない場合の考え方としては、「高さを変える必要がなければ、継脚なしで使い続ける」という選択肢もあります。使わないものを無理に買い足さず、いまの高さで困っていないなら、そのままで十分ですよ。
参考までに、継脚の代用品を探すときは、販売ページに書かれた高さアップのcm数と、耐荷重の表記を必ず見比べてください。「高さが合えばOK」ではなく、「4本で支えられる重さ」まで確認するのがコツです。
ピタ高こたつの電気代と消費電力
電気代が気になる方も多いと思います。発表資料で確認できた消費電力は510Wです。全国家庭電気製品公正取引協議会の目安単価である1kWhあたり31円で計算すると、最大出力で連続使用した場合の電気代は1時間あたり約16円になります。
| 使い方 | 1日あたりの目安 | 1か月(30日)の目安 |
|---|---|---|
| 最大出力で1時間 | 約16円 | 約470円 |
| 最大出力で4時間 | 約63円 | 約1,900円 |
| 実際の使用(温度調節で半分程度) | 約30円前後 | 約900円前後 |
実際には、こたつはサーモスタットで温度を保つため、ずっと最大出力で動き続けるわけではありません。使う環境や設定温度によっても変わるので、上の表はあくまで目安として見てください。ヒーターの方式や温度調節の段階は、私が確認した範囲では発表資料に詳しい記載がなかったため、取扱説明書で確認してくださいね。
電気代を抑えるコツは、こたつ布団を厚手にして熱を逃がさないこと、天板の上にも断熱シートをかけること、使わないときは電源を切ることの3つです。また、足元だけが暖まるので、室内全体の暖房を弱めにするだけでも、冬の光熱費はかなり変わってきます。
電源コードの長さや取り回しも、安全面と使い勝手に関わる大切なポイントです。延長コードを使うときの注意は、山善こたつの電源コードの長さと安全な使い方の記事でまとめているので、設置前に目を通しておくと安心です。
こたつ布団の選び方と丈の注意
継脚で高さを変えると、見落としがちなのがこたつ布団の丈です。継脚なしの約36cmで使う前提の布団を、そのまま約60cmの高さで使うと、布団の裾が足りずに隙間ができてしまいます。熱が逃げて暖かさが落ちるだけでなく、足先が出て寒く感じる原因にもなります。
布団を選ぶときは、使う高さに合わせて「丈が長めのもの」を選ぶのが基本です。目安としては、天板の高さに加えて、床まで届いてさらに5〜10cmほど余裕のあるサイズ感です。長方形のこたつは、布団も長方形タイプを選んでください。正方形の布団を長方形のこたつにかけると、端が足りなくなります。
また、継脚を付けたり外したりする使い方なら、「丈を調整しやすい布団」や、「掛け布団と敷き布団を別々に選べるタイプ」が便利です。季節によって高さを変える予定があるなら、最初から長めの布団を買っておくと、買い直しが少なくて済みます。
冬の暖かさを左右するのは、実は本体より布団とも言われます。高さを上げた状態でも隙間なく覆える布団を選ぶと、電気代の面でも得になりますよ。
ピタ高こたつの置き場所と安全対策
継脚で高さを変えられるピタ高こたつは、置き場所の選び方も大切です。天板が高くなるほど、重心が上がって揺れやすくなり、周囲の物との距離も変わってきます。まず平らで硬い床に置くことが基本で、毛足の長いラグの上では脚が沈んでぐらつきやすいので、継脚を付けるときほど注意してください。
次に、カーテンや衣類、ソファの布地など、燃えやすいものから十分に離すことです。こたつのヒーターは天板裏にあり、布団で覆うと熱がこもります。布団の裾がヒーター部分に触れていないか、使う前に目で確認する習慣をつけると安心です。電源コードを足で引っかけやすい配置も避けてください。
また、座ったまま眠ってしまう「こたつ寝」は、脱水や低体温のリスクがあるため避けたいところです。私ならこう判断します。高さを上げてソファで使うときほどくつろぎやすく眠くなりやすいので、タイマー付きの電源タップなどで自動的に切れる工夫をしておくと、安全面で心強いです。
最後に、使わない季節の保管についてです。継脚は小さな部品なので、取り外したらまとめて袋に入れ、こたつ本体と同じ場所に保管してください。継脚をなくす原因の大半は、保管場所がバラバラになることです。型番とあわせて、メモを袋に貼っておくのもおすすめですよ。
継脚を付けたままたたむ・収納するときは、脚が折りたためる範囲を取扱説明書で確認してください。無理にたたむと、継脚や脚の接合部を傷める原因になります。
山善のピタ高こたつのまとめ

ここまで、山善のピタ高こたつについて、高さの4段階、継脚の組み合わせ、サイズ展開、座り方ごとの使い分け、電気代、買い足しとこたつ布団の注意点までお伝えしてきました。ポイントは、継脚なしで約36cm、5cmと19cmの継脚を組み合わせて約41cm、約55cm、約60cmと変えられるという、シンプルな仕組みです。
私ならこう判断します。床座中心なら継脚なし、座椅子ならまず5cmから、ソファなら19cmか5cm+19cmの組み合わせを試す、という順番がおすすめです。迷ったら、低い方から試して、少しずつ高くしていくのが失敗しにくいですよ。なお、継脚をなくした場合は、メーカーに型番を伝えて相談するのが一番確実です。
次に取る行動は、1〜3手順で十分です。1つ目は、手元のこたつの型番と高さを確認すること。2つ目は、座椅子やソファの座面の高さを測ること。3つ目は、必要な継脚やこたつ布団を、サイズを確認してから選ぶことです。これだけで、ピタ高こたつの高さ調節はぐっと使いやすくなります。
この記事は私の知見・経験則と一般的な情報をもとに作成しました。山善のこたつは、機種や型番、販売時期によって操作方法や仕様が異なります。正確な情報はお使いの機種の取扱説明書、または山善公式サイトにてご確認ください。安全面に関わる判断や、不具合が疑われる場合の最終的な判断は専門家にご相談ください。