こんにちは。家電FAQ、運営者の「R」です。
「コロナの窓用エアコンの内部乾燥ってどうやるの?」「毎回やらないといけないの?」と疑問に思っている方は多いのではないでしょうか。内部乾燥はカビ対策の基本ですが、操作方法がわからないまま使っている方も少なくありません。
コロナの窓用エアコンの内部乾燥は、エアコンを止めた後に「自動運転ボタン」を3秒以上長押しするだけで簡単に開始できます。この記事では、私が調査した情報をもとに、内部乾燥のやり方から所要時間・効果・シーズンオフの活用方法まで詳しく解説します。

コロナ窓用エアコンの内部乾燥の基本知識

内部乾燥とはどんな機能か
コロナ窓用エアコンの「内部乾燥」とは、冷房やドライ運転後に本体内部を送風で乾燥させる機能です。
冷房運転中、エアコン内部のアルミフィン(熱交換器)は冷えた空気と外気の温度差で結露します。運転を止めても内部には湿気が残り、この湿った環境がカビや臭いの原因になります。内部乾燥はこの問題を防ぐために送風運転を行い、内部の湿気を飛ばす機能です。
ただし注意が必要なのは、内部乾燥はあくまでカビの予防機能であり、すでに発生したカビを除去する機能ではないという点です。定期的なフィルター清掃や内部清掃と組み合わせることで最大限の効果を発揮します。
内部乾燥のやり方と手順
コロナ窓用エアコンの内部乾燥の基本的なやり方を説明します(コロナ公式FAQより。出典:コロナ公式FAQ「内部乾燥運転はどのようにするのですか」)。
【内部乾燥の手順】
- 冷房・ドライ運転を止める(エアコン停止状態にする)
- 換気レバーを「換気」に切り替え、背面の窓(換気口)を少し開ける
- 本体正面の「自動運転ボタン」を3秒以上長押しする
- インジケーターが点滅し、送風運転(内部乾燥)が始まる
- 内部乾燥が完了すると自動で停止する
機種によって操作方法が若干異なる場合があります。特に旧型モデルでは「自動運転ボタン」の位置や名称が違う場合もあるため、取扱説明書を合わせて確認することをおすすめします。
内部乾燥の所要時間の目安
コロナ窓用エアコンの内部乾燥は送風運転を続けることで行われます。所要時間の目安は30〜60分程度です(機種・室内の湿度環境によって変わります)。
内部乾燥運転が完了したかどうかは、本体のインジケーターや動作音で確認できます。送風音が止まれば内部乾燥運転が終了した合図です。
外出時や就寝前に内部乾燥を行う場合は、タイマーと併用することで効率よく乾燥させることができます。就寝する前に内部乾燥を開始しておくと、翌朝には乾燥が完了している状態になります。
内部乾燥中に背面窓を開けるべき理由
内部乾燥運転を行う際に、「背面の窓(換気口)を開けたほうがいいの?」と疑問を持つ方もいます。答えは開けたほうが効果的です。
理由は2点あります。
- 内部の湿気を外に逃がすため:送風運転で内部の水分が空気中に放出されます。換気口が閉じていると湿気が室内に逃げ場なく留まります。背面窓(換気口)を開けることで、湿気を含んだ空気を外に効率よく排出できます
- 室内の湿度上昇を防ぐため:コロナの取扱説明書でも「内部乾燥運転中は室内の湿度が若干上昇する」と案内されています。外出時や窓を開けながら行うことが推奨されています
コロナ窓用エアコンには換気レバーが付いている機種があります。内部乾燥を行う際は、換気レバーを「換気」ポジションに切り替えてから開始すると、排湿の効率が上がります。
内部乾燥がない機種の場合の代替方法
コロナ窓用エアコンの一部旧型モデルでは、「内部乾燥」ボタンや専用機能が搭載されていない場合があります。その場合は、冷房運転終了後に送風モードで15〜30分間運転することで代替できます。
送風運転による内部乾燥の手順は以下のとおりです。
- 冷房運転を止め、モード切替で「送風」を選択する
- 換気レバーを「換気」にして背面窓を少し開ける
- 15〜30分間送風を続ける
- 送風終了後にフィルターを軽く確認・清掃する
この方法は内部乾燥専用機能には劣りますが、内部の湿気を飛ばすという基本的な効果は期待できます。コロナ窓用エアコンのルーバーの開け方と掃除手順の記事でも触れているように、フィルター清掃と合わせて行うとカビ対策の効果がさらに高まります。
コロナ窓用エアコンの内部乾燥を活用する方法

毎回自動で内部乾燥を行う設定方法
コロナのウインドエアコンには、運転停止後に毎回自動で内部乾燥を行う「自動内部乾燥設定」が搭載されている機種があります(WHシリーズの一部モデル対応)。
設定手順は以下のとおりです。
【自動内部乾燥の設定手順(WHシリーズ対応機種)】
- エアコン停止中(電源オフの状態)に「風量ボタン」を押す
- 内部乾燥インジケーターが5回点滅すれば設定完了
- 以降は運転を止めるたびに自動で内部乾燥が行われる
注意点として、電源プラグを抜いて再接続すると自動内部乾燥の設定がリセットされるため、再設定が必要です。シーズン始めや引越し後など、プラグを抜いた後は設定を確認するようにしてください。
この機能が非搭載の機種(冷房専用シリーズなど)では、使用後に手動で内部乾燥運転を行うか、前述の送風運転で代替してください。
冷房終了後に毎回やったほうがいい理由
内部乾燥を毎回行うべきかどうかについて「面倒くさい」と感じる方もいると思います。しかし、特に梅雨〜夏の高湿度シーズンは毎回行うことを強くおすすめします。
理由は以下のとおりです。
- カビの繁殖は短期間で進む:梅雨時期の高湿度環境では、湿ったまま放置されたアルミフィンにカビが数日で繁殖し始めることがあります
- エアコン臭いの主原因は内部カビ:「エアコンをつけると酸っぱい臭いがする」という症状の多くは内部のカビや細菌が原因です
- 内部洗浄の必要頻度を下げられる:日常的に内部乾燥を行うことでカビの発生を抑え、大掃除や専門業者によるクリーニングの頻度を下げることができます
毎回行うのが難しい場合は、連続使用後の最後の日(就寝前・外出前)に必ず内部乾燥を行うことを習慣づけると現実的に続けられます。
シーズンオフ前の内部乾燥の手順
夏のシーズンが終わりエアコンを長期間しまう前は、念入りに内部乾燥を行う必要があります。コロナ公式でも案内されているシーズンオフ前のお手入れ手順は以下のとおりです。
- 内部乾燥運転を実施:天気の良い乾燥した日に内部乾燥運転を行い、内部をしっかり乾燥させる
- フィルターを清掃して元に戻す:フィルターを取り外して水洗いし、完全に乾かしてから装着する
- 電源プラグを抜く:乾燥完了後に電源プラグをコンセントから抜く
- リモコン電池を取り外す:長期保管時はリモコンの電池を取り外してショートや液漏れを防ぐ
シーズン前後のお手入れを丁寧に行うことで、翌シーズンに臭いが出るリスクや冷却効率の低下を防ぐことができます。コロナ窓用エアコンの消費電力の記事でも解説していますが、フィルターに汚れが詰まると冷却効率が下がりワット数あたりの冷房能力が低下します。シーズンオフのお手入れはフィルター清掃と内部乾燥をセットで行ってください。
内部乾燥だけでは防げないカビへの対処
内部乾燥はカビ予防に有効ですが、すべてのカビを完全に防げるわけではありません。特に以下のような状況ではカビが発生しやすくなります。
- 長期間(2週間以上)エアコンを使用しなかった後
- フィルターが汚れていてホコリがアルミフィンに付着している
- 湿度が非常に高い環境(梅雨時の締め切った部屋など)での使用が多い
カビが発生してしまった場合は、コロナ窓用エアコン対応の市販クリーナースプレーを使用するか、専門業者によるクリーニングを検討してください。二重サッシへの取り付けをしている場合は、内外窓の間の通気が悪く湿気がこもりやすいため、特に定期的なお手入れが重要です。
なお、窓用エアコンは構造上、壁掛けエアコンと比べてフィルターへのホコリの付着が早い傾向があります。月に1〜2回のフィルター清掃と内部乾燥の習慣を組み合わせることが、長くきれいに使い続けるためのポイントです。
コロナ窓用エアコンの内部乾燥まとめ

ここまでの内容を整理します。
コロナ窓用エアコンの内部乾燥は、エアコン停止中に「自動運転ボタン」を3秒以上長押しするだけで開始できます。内部乾燥中は換気レバーを「換気」に切り替え背面窓を開けておくと、湿気が外に排出されて効率よく乾燥できます。
自動内部乾燥設定(毎回自動で乾燥する機能)はWHシリーズの対応機種のみ利用でき、停止中に「風量ボタン」を押すことで設定できます。電源プラグを抜くと設定がリセットされる点に注意してください。
冷房シーズンが終わる際には、内部乾燥→フィルター清掃→プラグ抜き→リモコン電池取り外しの手順でシーズンオフのお手入れを行うことで、翌シーズンのカビ臭いや冷却効率低下を防ぐことができます。
この記事は私の知見・経験則と一般的な情報をもとに作成しました。コロナの窓用エアコンは機種によって操作方法や搭載機能が異なります。正確な情報はお使いの機種の取扱説明書、またはコロナ公式サイトにてご確認ください。最終的な判断は専門家にご相談ください。