日立冷蔵庫の冷凍室の中身が溶ける?原因と対処法を解説

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日立冷蔵庫の冷凍室の中身が溶ける?原因と対処法を解説

こんにちは。家電FAQ、運営者の「R」です。

日立の冷蔵庫で冷凍室に入れた食材が溶ける、冷えない、アイスクリームが柔らかい……みたいな症状が出ると、かなり不安になりますよね。

このページでは、半ドアやパッキンの密閉不良、詰め過ぎによる冷気循環の乱れ、設定ミス(ぴったりセレクト)、霜付き・霜取り(デフロスト)の不具合、夏冬の環境温度の影響、そしてエラーコード(F0・F1・F3 など)や修理費用・保証・買い替え判断まで、あなたが自分で切り分けしやすい順に整理します。

なお、ここで書くのは一般的な考え方の整理と、現場でよく見るパターンの言語化が中心です。参考にする場合の責任は自己負担でお願いします。正確な仕様や安全な対応は、必ずメーカー案内や取扱説明書で確認してください。

記事のポイント

  • 日立冷蔵庫の冷凍室が溶ける主な原因の切り分け
  • 半ドア・収納・設定など自分で直せるチェック項目
  • 霜取り不良やファン停止など故障っぽい兆候の見抜き方
  • 修理か買い替えかを判断するための目安

日立冷蔵庫の冷凍室は溶ける?原因について解説

日立冷蔵庫の冷凍室は溶ける?原因について解説

冷凍室に入れた食材が溶けるときは、いきなり「壊れた」と決めつけるより、まずは熱が入り込む原因(半ドア・パッキン・収納・設定)を上から潰すのが近道です。ここでは、日立冷蔵庫でありがちな原因を「起こりやすい順」に解説します。

半ドアや密閉不良がよくある原因

結論から言うと、冷凍室トラブルで一番多いのは半ドア密閉不良です。特に引き出し式は「閉まっているつもり」になりやすく、数ミリの浮きでも、冷凍室にとってはわりと致命的なんですよ。ここ、気になりますよね。

冷凍室の温度が上がる仕組みはシンプルで、庫内に熱が入り込む(外気が入る)か、冷気を作って運ぶ仕組みが追いつかないかのどちらかです。半ドアはその両方に効いてきます。外気は温かいだけじゃなく湿気も持っているので、入ってきた湿気が霜として付着し、冷気の通路を塞いでさらに冷えなくなる……という、半ドア→霜→冷気が回らない→さらに半ドアの影響が増えるの悪循環に入りがちです。

まずは「引っかかり」を疑う

半ドアの原因って、実はパッキンそのものより「引っかかり」のことが多いです。冷凍室に入れた袋がレールに噛んでいたり、背の高いパッケージが奥で突っ張っていたり、引き出しの後ろに小袋が落ちてストッパーになっていたり。見た目では気づきにくいので、いったん全部引き出して、レール周りと奥を目視で確認するのが早いです。

パッキンの汚れは「冷凍性能」に直結

パッキンは「ドアを閉めるための部品」じゃなくて、庫内の冷気を封じ込める最後の壁です。油や汁、ホコリが付くとゴムの密着が落ち、磁力があるタイプでも吸着が弱くなります。結果として、微妙な隙間が常時できてしまい、冷凍室の温度がじわじわ上がって、アイスが柔らかい・霜が増える・冷凍食品の角が溶ける、みたいな変化が出やすいです。掃除は「見た目」ではなく「性能維持」のため、という感覚が近いかなと思います。

半ドア・密閉不良のセルフチェック

  • 引き出しの奥に落ち物がないか(小袋・保冷剤・スプーンなど)
  • 袋の端がパッキンに挟まっていないか(特にビニール袋)
  • パッキン表面にベタつき・ホコリ・カビがないか
  • 引き出しを閉めた直後に、手前を軽く押して「さらに入る」感触がないか

簡単に見抜くコツ

夜に部屋を暗くして、庫内灯(またはスマホライト)を庫内側から当て、外側の隙間から光が漏れていないかを見ると、密閉ムラが分かりやすいです。機種によって構造が違うので万能ではないですが、目安にはなります。

注意

パッキンが破れている、明らかに変形している、溝から外れて戻らない場合は、無理に引っ張ったり瞬間接着剤で固定したりしないほうが安全です。機種によっては部品交換が必要で、自己施工が原因で悪化すると修理範囲が広がることもあります。最終的にはメーカー案内で確認してください。

半ドアになりやすいパターン早見表

よくある状況起きやすい症状まずやること
袋がパッキンに挟まる霜が増える/アイスが柔らかい挟まりを除去して閉まりを再確認
背の高い食品が奥で突っ張る手前だけ閉まって奥が浮く収納位置を変えて奥まで閉まるか確認
落ち物がストッパーになる時々だけ溶ける/再発する一度全出しして奥・レールを点検
パッキンが汚れて吸着低下じわじわ温度が上がるぬるま湯で拭き→乾燥→密着確認

詰め過ぎと冷気循環について

冷凍室って、収納の考え方が少しクセがあります。冷蔵室は「空気の通り道を空ける」が基本だけど、冷凍室はある程度モノが入っているほうが温度が安定しやすい面もあります。とはいえ、詰め過ぎて冷気の流れを止めると一気に崩れます。あなたの冷凍室が「溶ける」と感じるとき、実はここが原因のことも多いですよ。

冷凍室は「適度な密度」が一番ラク

冷凍された食品は、それ自体が大きな保冷剤みたいに働きます。ドアを開けた瞬間、冷気は外に逃げやすいんですが、庫内がある程度埋まっていると、食品の冷たさが空気の温度上昇を抑えてくれます。逆にスカスカだと、開け閉めのたびに冷気が総入れ替えされやすく、冷却側が頑張っても追いつかず「最近ちょっと柔らかいかも…」が起きやすいです。

詰め過ぎは「局所的に溶ける」を作る

一方で詰め過ぎると、吹き出し口や吸い込み口が塞がって、冷気が回らないエリアができます。すると、冷凍室全体がダメというより、特定の場所だけ溶ける症状が出ます。例えば「手前はカチカチなのに奥のアイスが柔らかい」「右だけ霜がすごい」みたいな偏り。これは冷気循環の乱れのサインで、冷蔵庫が壊れたというより“空気の道”がふさがっていることが多いです。

やりがちNG:温かいものをドン置き

冷凍室に熱いものや、粗熱が十分取れていないものを入れると、周囲の食品が一時的に溶けます。これ、あなたが悪いというより生活上よくある話なんですが、アイス・冷凍ごはん・冷凍肉あたりは影響が出やすいです。もし機種に急冷・急冷凍みたいな機能があるなら、その区画を活用するのが安全かなと思います。

詰め方の目安(私のおすすめ)

  • 吹き出し口の前は詰めすぎない(冷気の出口を確保)
  • 袋物は立てて収納し、奥に落ちないよう仕切る
  • スカスカなら保冷剤や凍らせた水ボトルで補助するのもアリ
  • 長期放置の食品は定期的に整理(霜の原因になりやすい)

温度ムラを減らすコツ

大きい箱やトレーは「壁」になりやすいので、吹き出し口の正面に置かず、少しずらすと循環が良くなりやすいです。小さい袋は奥に落ちると半ドアも誘発するので、カゴや仕切りで区画化するとトラブルが減ります。

注意

冷凍室が溶ける状態で詰め込みを増やして「保冷でごまかす」と、裏で霜が進行してさらに悪化することがあります。温度が戻らない、霜が増える、音が変わるなどがあるなら、収納だけで粘らず次の原因も確認してください。

設定ミスとぴったりセレクト

日立の冷蔵庫は多機能なぶん、設定がズレると「冷凍室が溶ける」に直結します。特にぴったりセレクトみたいに、引き出しの役割を切り替えられる機種は、冷凍だと思い込んで冷蔵モードだったみたいな事故が普通に起きます。あなたがうっかりというより、UI(ユーザーインターフェース:使い方)が分かりにくい機種もあるので、ここは落ち着いて確認でOKです。

最初に見るべきは「今のモード」

まずは操作パネルで、冷凍食品を入れている段が本当に冷凍モードになっているか確認します。ここで意外とあるのが、引っ越しや停電、掃除で電源を抜いた後、家族が操作した後などに設定が変わっているケースです。温度設定が「弱」寄りになっているだけでも、アイスの柔らかさとして体感できることがあります。

切替直後はタイムラグがある

冷蔵→冷凍の切替は、ボタンを押した瞬間に冷凍庫になるわけじゃありません。庫内の温度が下がって、システムが安定してから“やっと冷凍”です。切替途中で冷凍食品を詰めると、食品側が先に温まって「溶けた」と感じやすいです。急ぎたい気持ちは分かるんですが、ここは一回待つほうが結果的に安全です。

節電・エコ系の設定も影響する

機種によっては節電モード、外出モード、運転抑制系の設定があり、これが強く効くと冷凍室の回復が遅く感じることがあります。もちろん節電は大事なんですが、溶ける症状が出ている間は、いったん標準設定に戻して様子を見るのが切り分けとしては分かりやすいです。

設定で見落としやすいチェック項目

  • ぴったりセレクトの対象室がどのモードになっているか
  • 温度設定が冷凍だけ弱くなっていないか
  • 節電モード・運転抑制系の設定が入っていないか
  • 切替直後で、庫内がまだ十分に冷えていない状態ではないか

注意

機種ごとに表示の意味や切替の仕様が違います。設定名が同じでも挙動が違うことがあるので、最終的には取扱説明書またはメーカー案内で確認してください。

霜付きやデフロスト不良について

霜が増えると、冷凍室は一気に不安定になります。ここが厄介なのは、霜が「原因」でもあり「結果」でもあるところです。半ドアや密閉不良で湿気が入り、霜が増える。霜が増えると冷気の通路が狭くなり、さらに冷えなくなる。最終的に「溶ける」「柔らかい」「冷凍食品が再凍結でガサガサ」みたいな体感が出ます。あなたが気づいた時点で、霜はけっこう進んでいることもあります。

霜が作る“見えない壁”

冷凍室の冷えは、冷却器(冷やす部品)で作った冷気を、風路を通して循環させることで成り立っています。霜が分厚くなると、風路が狭くなったり、冷却器そのものが氷の塊みたいになったりします。すると、コンプレッサーが頑張っていても冷気が運べないので、庫内の温度は下がりきりません。アイスクリームは特に温度変化に敏感なので、数℃の上昇でも「柔らかい」と感じやすいです。

デフロスト(霜取り)が不調だと再発する

自動霜取り(デフロスト)は、定期的に霜を溶かして排水する仕組みです。これがうまく動かないと、霜はどんどん増えます。一度電源を落として霜を溶かすと「一時的に復活」することがあるんですが、霜取り系の部品(ヒーター、温度ヒューズ、センサーなど)が原因だと、また同じペースで霜が増えて再発します。ここが「直ったと思ったのに、また溶ける」の典型パターンですね。

異音は重要なヒント

霜が増えると、ファンが氷に当たって「カラカラ」「ガリガリ」みたいな音が出ることがあります。もちろん音だけで断定はできませんが、溶ける症状とセットで出るなら、霜・風路・ファン周りのトラブルを疑う価値は高いです。

霜付きが疑わしいサイン

  • 吹き出し口や奥の壁に白い霜が目立つ
  • 引き出しの開閉が重い、引っかかる
  • 冷凍室の奥からカラカラ・ガリガリ音がする
  • 一部の食品だけ溶ける/温度ムラが大きい

注意

霜を尖ったもので削るのはNGです。庫内パネルや配管を傷つけると、修理が大きくなるリスクがあります。安全な手順や機種別の注意点は、メーカー案内を確認してください。

霜取りの考え方や、どこまで自己チェックしていいかは、別記事でも整理しています。

日立冷蔵庫の霜取り手順と注意点のまとめ

夏冬の環境温度の影響

「冷蔵庫の性能は本体だけで決まる」と思いがちなんですが、実際は設置環境の影響がかなりあります。特に夏と冬で症状が変わるなら、環境要因を疑うのがすごく大事です。あなたの家のキッチン環境、意外とハードモードかもしれません。

夏は放熱が命:熱が逃げないと冷えない

冷蔵庫は庫内を冷やす一方で、背面や側面から熱を外へ捨てています。夏のキッチンは室温が高く、さらに冷蔵庫の上に物を置いて放熱を邪魔したり、左右が壁ギリギリだったり、裏にホコリが溜まっていたりすると、熱が逃げにくくなります。そうなると、同じ設定でも冷凍室の回復が遅くなり、「アイスが柔らかい」「冷凍食品がちょっと溶ける」が起きやすいです。

冬の寒さも油断できない:運転が控えめになることがある

逆に冬は「寒いならよく冷えそう」と思いますよね。でも設置場所が極端に寒い(廊下、玄関、ガレージ、無暖房の部屋など)と、温度センサーや運転制御の関係で運転が控えめになって、結果として冷凍室が上がるように見えるケースもあります。ここは機種差があるので断定はしませんが、季節限定でトラブルが出るなら、環境がトリガーになっている可能性は十分あります。

設置の「傾き」は半ドアを増やす

環境の一部として、設置の水平も大事です。前下がりだとドアが自然に開く方向へ力がかかりやすく、半ドアが慢性化します。引き出し式でも、微妙な傾きで閉まりが甘くなることがあります。脚の調整で改善する例もあるので、床の傾きやガタつきがあるなら見直す価値があります。

環境で見直したいところ

  • 放熱スペースが確保できているか(上・左右・背面)
  • 冷蔵庫の下・背面にホコリが溜まっていないか
  • 直射日光、コンロ、食洗機の排気が当たっていないか
  • 冷蔵庫が傾いていないか(ガタつき・前下がり)

体感での見分け

夏だけアイスが柔らかい、冬だけ冷凍が弱い、みたいに「季節性」がはっきりしているなら、まず環境と設定を疑うのが近道です。故障の前に、外的条件で冷却余力が削られていることがあります。

日立冷蔵庫で冷凍室が溶ける際の対処法

日立冷蔵庫で冷凍室が溶ける際の対処法

ここからは、実際に「溶けてるかも」と感じたときの対処を、優先度順にまとめます。ポイントは、自分で安全にできる範囲にとどめつつ、故障っぽい兆候があれば早めに相談へ切り替えることです。

冷凍室のファンが停止する兆候

冷凍室は、冷却器で作った冷気をファンで循環させています。だからファンが止まる(または霜で回れない)と、冷凍室の温度が上がりやすくなります。ただし、ここで注意したいのは「ファンは常時フル回転じゃない」こと。運転状況やドア開閉のタイミングで止まることもあるので、音がしない=即故障、ではないです。ここ、焦りやすいポイントですよね。

ファン停止は「症状の組み合わせ」で見る

私が切り分けで重視するのは、単発のサインではなく“セット”です。例えば、吹き出し口からの冷気が明らかに弱い、冷凍室の奥で異音がする、霜が増えている、冷蔵室も弱くなってきた、などが重なるなら、循環系(ファン・風路・霜)を強く疑います。

ドア開閉の影響を減らして様子を見る

冷凍室が溶けるとき、つい確認で何度も開けたくなります。でも開けるたびに外気と湿気が入り、状況を悪化させることがあります。対処としては、いったん「チェックをまとめてやる」。例えば、半ドア原因の除去→収納の整理→設定確認→霜の有無確認、を一回で済ませて、その後は数時間は開ける回数を減らして温度回復を待つ。この流れのほうが、結果が読みやすいです。

食品の避難も現実的に大事

ファン停止が疑わしいほど冷えが弱いなら、食品の安全面も考えたいところです。冷凍食品が明らかに解凍に寄っている場合は、クーラーボックス+保冷剤、あるいは短時間なら冷凍庫付きの別機器へ避難するのが安心です。食の安全は優先度が高いので、ここは無理しないでください。

ファン停止を疑うサイン

  • 冷凍室だけ弱い/冷蔵室も一緒に不調になってきた
  • 吹き出し口からの冷気をほぼ感じない
  • 霜が多く、奥でカラカラ・ガリガリ音がする
  • 庫内温度が戻らず、アイスや氷の状態が明らかに変わる

症状から見た「まず疑う場所」早見表

症状まず疑う自分でできる範囲
奥で異音+霜が多い霜でファン干渉半ドア原因の除去/霜の目視確認
冷凍だけ弱い+温度ムラ風路の詰まり詰め方の整理/吹き出し口を塞がない
冷蔵も冷凍も弱い冷却サイクル側設定確認/環境確認/早めに相談
電源入れ直しで一時復帰→再発制御・センサー・霜取り系エラー表示の記録/相談準備

注意

庫内のパネルを外しての確認や分解はおすすめしません。破損・感電・保証対象外のリスクがあります。安全第一で、必要ならメーカーや修理窓口に相談してください。

エラーコードの表示と確認を徹底

操作パネルにFから始まるエラーコードや点滅表示が出ているなら、それが最重要の手がかりです。エラーコードは「どこが怪しいか」をかなり絞れます。逆に言うと、溶ける症状だけだと原因が多すぎて、闇雲に悩みがちなんですよね。

まずは「表示の正確な記録」

相談するときに一番役立つのは、エラーコードの正確な記録です。メモでもいいし、スマホで写真でもOK。点滅回数や、どのランプが点滅しているかが分かると、話が一気に早くなります。修理担当側は、そこから部品候補をある程度想定できるので、無駄な往復や確認が減りやすいです。

リセットは「改善」ではなく「切り分け」

一般的に、電源プラグを抜いてしばらく置いてから差し直すリセットで一時的に復帰することがあります。ただし、これは根本原因が消えたわけではなく、制御が立ち上がり直しただけ、というケースも多いです。もしリセットで直ったとしても、数日〜数週間で再発するなら、内部の部品劣化や接触不良などが疑わしくなります。

エラーがない場合も「故障ゼロ」とは限らない

エラー表示が出ないからといって、必ずしも故障がないとは言い切れません。温度がギリギリのラインで崩れている、霜がじわじわ進行している、環境要因で冷却余力が削られている、などはエラーなしで起こることもあります。だからこそ、エラーの有無は重要だけど、半ドア・収納・設定・霜のチェックとセットで考えるのが良いです。

相談前にやっておくと話が早いメモ

  • エラーコード(例:F0、F1、F3など)と点滅パターン
  • いつから症状が出たか(季節・引っ越し・設定変更の有無)
  • 冷凍室だけか、冷蔵室も弱いか
  • 半ドア・霜・異音の有無

注意

エラー表示が出ている状態で、何度も電源の抜き差しを繰り返すのはおすすめしません。症状が悪化する可能性もゼロではないので、表示を記録したら早めにメーカー案内に沿って対応してください。

エラー表示(F0・F1・F3)や点滅サインの読み方は、別記事でより詳しく整理しています。

日立冷蔵庫の故障診断とエラーコードの見方

修理費用と保証期間の目安

冷凍室が溶ける症状で修理を考えるとき、いちばん不安なのは「結局いくらかかるの?」ですよね。ここは正直、故障箇所でレンジが大きく変わります。センサー系なら比較的軽く済むこともある一方で、基板やコンプレッサーが絡むと金額が跳ねます。なので、私は断定せずに、あくまで「一般的な目安」として捉えるのが良いと思っています。

費用は「技術料+部品代+出張」が基本

修理の見積もりは、ざっくり言うと技術料(作業料)と部品代、出張費の組み合わせです。ここに、症状確認や診断に相当する費用が乗るケースもあります。訪問後に修理を見送る場合の規定(キャンセル扱い)があることもあるので、依頼前に確認しておくと安心です。

よくある故障箇所の費用感

冷凍室の溶ける症状に関連しやすいのは、温度センサー、霜取り系(ヒーター・センサー・ヒューズ)、ファンモーター、制御基板、コンプレッサーあたりです。もちろん機種や症状で変わりますが、費用の重さとしては「センサー<霜取り・ファン<基板<コンプレッサー」になりやすい、というイメージで見ると分かりやすいです。

修理費用の目安(一般的なレンジ)

故障箇所の例費用感(目安)起きやすい体感
温度センサー系2〜3万円台温度が安定しない/ムラが出る
霜取り(デフロスト)系3〜4万円台霜が増える/一時復帰して再発
ファンモーター系3万円台冷気が回らない/異音のことも
制御基板(メイン)5万円前後運転が不安定/エラー表示が出る場合も
コンプレッサー10万円超冷蔵も冷凍も弱い/冷えない

保証の確認は「購入日」と「加入状況」から

保証期間は、メーカー保証・延長保証・家電量販店の保証・クレカ付帯など、あなたの状況で変わります。特に高額部品ほど保証の有無でダメージが全然違うので、購入日・型番・保証書は手元に置いて確認するのがおすすめです。「購入から5年以内っぽい」でも、日付がズレると対象外になることがあるので、ここは慎重にいきましょう。

注意

金額は本当にケースバイケースです。ここでの費用感はあくまで一般的な目安として受け取ってください。正確な金額や規定は、必ず公式案内で確認し、迷う場合は販売店やメーカーに相談してください。

買い替え判断と耐用年数について

修理か買い替えかの判断って、悩みますよね。私も相談を受ける側として、いちばん答えづらいテーマです。なぜなら「冷蔵庫の状態」「故障箇所」「今後の使い方」「家族構成」「電気代の価値」まで全部絡むからです。だから私は、いくつかの“判断材料”を並べて、あなたが納得しやすい形に整理するようにしています。

まずは「使用年数」と「故障の重さ」で二軸にする

ざっくり言うと、購入から年数が浅いほど修理が合理的になりやすいです。逆に年数が進むほど、部品の連鎖故障リスクや部品供給の問題が出て、買い替えが現実的になりやすい。さらに、故障が軽い(センサー・ファン)なら修理寄り、重い(基板・コンプレッサー)なら買い替え寄り、という考え方が分かりやすいかなと思います。

耐用年数は「会計上の基準」として知っておく

よく「冷蔵庫の耐用年数は6年」と言われますが、これは主に税務上(減価償却)の考え方です。実際の寿命とイコールではありません。ただ、判断の物差しとしては使えます。例えば、6年を超えていて高額修理になりそうなら、買い替えに傾く人が多いです。

(出典:国税庁「耐用年数(器具・備品)(その1)」)

買い替えが向くケース/修理が向くケース

私の感覚で言うと、買い替えが向くのは「10年近い」「基板やコンプレッサーの可能性」「霜取り不良が再発している」「庫内の状態が全体的に不安定」みたいなとき。修理が向くのは「購入から数年」「保証が効く」「原因がセンサーやファンで比較的軽い」みたいなときです。

判断材料(私が見るポイント)

  • 購入から何年か(保証・部品供給の影響が大きい)
  • 冷凍室だけか、冷蔵室も巻き込んでいるか
  • 基板・コンプレッサーなど高額部品の可能性があるか
  • 一時復帰しても再発する頻度が増えていないか

注意

買い替えのほうが得かどうかは、電気代の差や使用頻度でも変わります。最終的な判断は、見積もり金額と使用年数を照らし合わせて、必要なら販売店やメーカー、専門家に相談してください。

「冷えない」症状の切り分け全体像も知りたいなら、この記事も参考になります。

日立冷蔵庫が冷えない原因と対策の整理

日立冷蔵庫で冷凍室に入れた食材が溶ける際のまとめ

日立冷蔵庫で冷凍室に入れた食材が溶ける際のまとめ

最後に、日立冷蔵庫で冷凍室に入れた食材が溶けるときの流れを、もう一度スッと頭に入る形でまとめます。結局のところ、あなたがやるべきことは「熱が入っているのか」「冷気が運べていないのか」「設定がズレているのか」を順番に潰すことです。ここ、整理できると気持ちがラクになりますよ。

私のおすすめ手順(上から順に)

まず半ドア・パッキン。挟まりや落ち物、パッキン汚れをチェックして、確実に閉まる状態にします。次に収納。吹き出し口を塞がない、袋物が奥に落ちない、温かいものを避ける。この2つは、直せる可能性が高い割に効果が大きいです。

その次に設定。ぴったりセレクトのモード、温度設定、節電モード、切替直後のタイムラグ。ここがズレていると、いくら庫内をいじっても戻りません。次に。霜が増えているなら、原因(半ドア・霜取り不良)を疑い、無理な除去はせず安全第一で対応します。そしてファンの兆候。冷気が出ない、異音、温度ムラが強いなら循環系を疑います。

エラー表示があるなら最優先で記録

最後にエラーコードです。表示が出ているなら、その内容を記録して相談に回したほうが早いです。リセットで一時復帰しても再発するなら、内部部品の不具合が絡んでいる可能性が上がります。

迷ったときの結論・・・

自分で安全にできるチェック(半ドア・収納・設定)を一通りやっても改善しない、またはエラー表示が繰り返し出るなら、早めにメーカー・販売店へ相談するのが結果的に損が少ないことが多いです。

この記事は一般論の整理と私の感覚値の言語化が中心です。参考にする場合の責任は自己負担でお願いします。正確な情報は公式サイトや取扱説明書で確認し、最終的な判断はメーカーや専門家に相談してください。

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