日立冷蔵庫は壊れやすいと言われる原因と対処法を解説

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日立冷蔵庫は壊れやすいと言われる原因と対処法を解説

こんにちは。家電FAQ、運営者の「R」です。

日立冷蔵庫が壊れやすいのかな?と検索すると、故障が多い、冷えない、異音、水漏れ、霜がすごい、修理費用が高い、保証は必要?エラーコードや鍵マークの点滅って何?みたいな関連ワードがずらっと出てきます。ここ、気になりますよね。

この記事では、日立冷蔵庫が壊れやすいと言われる背景を一般論として整理しつつ、冷えない・霜・水漏れ・異音などの典型パターンを「安全にできる範囲」で切り分けるコツ、さらにエラー表示が出たときの考え方までまとめます。

なお、ここで書く内容は、あくまで一般論の整理と私の感覚値の言語化です。参考にする場合の責任は自己負担でお願いします。機種や年式で判断が変わるので、正確な情報は取扱説明書やメーカー公式サポートで必ず確認してください。

記事のポイント

  • 日立冷蔵庫が壊れやすいと言われる理由の全体像
  • 冷えない・霜・水漏れ・異音の切り分けポイント
  • コンプレッサーや真空チルドのトラブル傾向
  • エラーコード確認から修理・保証の判断軸

日立冷蔵庫は壊れやすいと言われる原因を解説

日立冷蔵庫は壊れやすいと言われる原因を解説

まずは「壊れやすい」という言説がどこから来やすいかを整理します。次に、口コミで多い症状(冷えない・霜・水漏れ・異音)を、冷蔵庫の構造に沿って分解して見ていきます。焦って買い替えを決める前に、原因の当たりをつけるだけでも気持ちがだいぶ落ち着くはずです。

口コミ・評判で多い声は?

口コミを見ていると、日立冷蔵庫は評価が割れやすい印象があります。長く使えて満足という声がある一方で、短期間で冷却が弱くなった、異音が出た、霜が増えた、製氷が止まった、真空チルドが効かない気がする…みたいな声も出やすいんですよね。あなたが今見ている「壊れやすい」というワードも、こうした体験談の積み重ねで目立ってきます。

ただ、ここで一回冷静に。私は「壊れやすい=設計がダメ」と短絡的に結論づけるのは危険だと思っています。理由はシンプルで、売れているものほど故障報告も増えやすいからです。母数が大きいと、一定割合で起きる不具合の「絶対数」が増えます。するとSNSや口コミサイト上で「声が大きく見える」状態になりがちです。

もう一つは、日立のラインが「便利機能を積む」方向に強いこと。真空チルド、電動引き出し、細かな温度制御、複数ファンでの送風、制御基板による賢い運転…こういう要素は、使う側としてはめちゃくちゃありがたいです。でも裏側では、センサーやモーター、電装部品、可動部が増えます。つまり、言い方を変えると不調の出方が多彩なんですよ。昔の「冷える箱」みたいなシンプル構造より、症状が複雑になりやすい。

さらに、口コミが割れる理由として地味に大きいのが「設置環境」と「使い方」です。冷蔵庫って、同じ型番でも置き場所の温度、壁との距離、周囲の熱源(コンロ・電子レンジ・直射日光)、開閉頻度、詰め込み具合で負荷が全然変わります。夏の暑いキッチンで、壁ギリギリ、しかも毎日何十回も開閉…だと、どうしても負担は増えます。逆に、放熱スペースがしっかりあって、庫内も整理されてると長持ちしやすい。ここは「運要素」に見えるけど、実はかなりコントロールできる部分です。

Rの結論(ここ大事)

口コミは「故障した人が書きやすい」ので、評判だけで即断しないのがコツです。

  • どの症状が多いのか(冷えない/霜/水漏れ/異音など)
  • いつ発生したのか(購入直後/数年後/10年超など)
  • 自分の設置環境・使い方に当てはまるか

最後に、ここは誤解されがちなんですが、日立が「壊れやすい」と言われる一方で、20年近く使えたという声が出るのも事実です。こういう両極端が出ると、体感として「当たり外れがある」と感じやすいんですよね。なので私は、日立を選ぶなら延長保証を含めたリスク設計をセットで考えるのが現実的かなと思います。

冷えない・霜・水漏れの原因は?

「冷えない」はいちばん不安になりますよね。まず、冷蔵庫の仕組みを超ざっくり言うと、熱を外に捨てる装置です。中の熱を取り出して、背面や側面、下部(機械室)から外へ逃がす。だから放熱がうまくいかないだけでも、冷えは落ちます。そして、冷気は風(ファン)で循環して各部屋へ運ばれます。さらに、冷える場所(冷却器)には必ず霜がつくので、定期的に霜取り(デフロスト)で溶かして、詰まりを防ぐ。この3点セットが崩れると、冷えない・霜・水漏れが連鎖しやすいです。

切り分けの起点:冷蔵だけ?冷凍も?

私がまず見るのは、冷蔵だけ弱いのか、冷凍もまとめて弱いのかです。冷凍が普通で冷蔵が弱いなら、風の通り道、吹き出し口の詰まり、設定、ドア開閉、庫内の詰め込み、野菜室やチルド周辺の気流など「循環寄り」の原因が多い。逆に冷蔵も冷凍も弱いなら、放熱不良、霜取り不調が進行している、制御の異常、冷媒サイクル側の問題など、深い原因の確率が上がります。

冷えないの「よくある原因」チェックリスト

まずここから(安全にできる範囲)

  • 温度設定:いつの間にか弱めになっていないか
  • 詰め込みすぎ:吹き出し口を塞いでいないか(冷蔵室は7割目安)
  • 熱い物投入:鍋のまま入れていないか(庫内温度が跳ね上がる)
  • ドアパッキン:汚れ・変形・隙間(半ドア状態)
  • 放熱スペース:上や左右がギリギリで熱がこもっていないか

霜が増えると「冷えない→異音→水漏れ」になりやすい

霜取りがうまくいかないと、冷却器が氷の塊みたいになります。すると風が通れなくなるので、冷えが落ちます。さらに、霜が肥大化してファンに接触するとガラガラ音が出ます。そして霜が溶けた水が本来の排水経路を外れてしまうと、水漏れや水たまりの原因になる。つまり、霜は冷えないだけじゃなくて、異音や水漏れのトリガーにもなります。

水漏れの見え方で原因が変わる

水漏れは「どこに水が出ているか」で原因がかなり絞れます。冷蔵室内に水滴が多いなら、ドア開閉で湿気が入って結露している、パッキンの密閉が弱い、温度差が大きい運転になっている、など。床に水が垂れているなら、排水トレイや排水経路(ドレン)の詰まり、霜取り水の流れが乱れている、設置の傾きで水が偏っている、などが疑わしいです。

「冷えない+霜が多い+異音」のセットが揃っているなら、霜取り・ファン周りの可能性がかなり濃くなります。

より詳しいチェック観点は、以下の記事も参考にしてください。

日立冷蔵庫が冷えない原因と対策

ただし、ここで大事な注意点。冷蔵庫の内部パネルを無理に剥がしたり、氷を工具で叩いて割ったりするのはおすすめしません。配線や冷却器を傷つけると被害が大きくなります。安全にできる範囲は「観察」と「環境の見直し」で、そこを超えるならメーカー相談が安心です。

異音・ガス漏れの注意点について

異音って、じわじわ不安が積み上がるタイプのトラブルですよね。私は相談を受けると、まず「どんな音か」「いつ鳴るか」「冷え方はどうか」を聞きます。冷蔵庫の音は大きく分けると、(1)正常範囲の音、(2)環境で増幅される音、(3)故障に近い音、の3つがあります。

正常範囲になりやすい音

たとえば「ポコポコ」「チュルチュル」は冷媒が流れる音、「パキッ」「ミシッ」は温度変化で樹脂や金属が伸び縮みする音のことがあります。新品や季節の変わり目、運転が強めのときに出ることもあるので、これだけで即故障とは言い切れません。

環境で増幅される音(実は多い)

床が柔らかい、冷蔵庫が壁に近い、左右や背面が触れている、設置が少し斜め…こういう条件があると、振動音が「ブーン」「ビリビリ」みたいに増幅されます。特に集合住宅だと気になりますよね。ここは、冷蔵庫自体が悪くないケースもあるので、周囲との接触と水平を見直す価値があります。

注意したい音:ガラガラ、ギー、キーン、規則的な打音

一方で、急に大きくなった「ガラガラ」「ギーッ」みたいな音が続く場合は注意です。多いのは、霜が増えてファンに当たっているパターン。次に多いのがファンモーターの劣化や、ファン周辺に何かが接触している状態です。ファンが絡むと冷気循環が落ちるので、「異音+冷えが弱い」がセットになりがちです。

やりがちNG

  • 内部を工具でこじって音の原因を探す(配線やパネル破損のリスク)
  • 氷を叩いて割る(冷却器を傷つけると致命傷になりやすい)
  • 異音が続くのに放置する(霜・ファン・基板の二次被害が増えることも)

ガス漏れについての考え方(慎重に)

ガス漏れはネット上でよく話題になりますが、家庭で確実に診断するのは難しいです。冷媒は「においで分かる」と断定できませんし、むしろ「冷えない=ガス漏れ」と短絡する方が危険です。冷えない原因は霜取り不調や基板不良でも起きますからね。

私のおすすめは、ガス漏れかもと不安になったら、症状を具体化してメモすることです。たとえば、(1)冷蔵も冷凍も弱い、(2)運転音がいつもと違う、(3)側面や背面の放熱の感じが変わった気がする、(4)エラー表示が出た、など。これを修理相談時に伝えるだけで、確認の優先順位が上がります。

そして、異音が強くて冷えも落ちているなら、無理に使い続けない判断も大事です。食品の安全面もありますし、故障が進行すると修理の選択肢が狭くなることもあります。最終的にはメーカーや修理の専門家に相談して、正式な診断を取るのが確実ですよ。

コンプレッサー故障の傾向とは

コンプレッサーは冷蔵庫の心臓部で、ここが絡むと修理費が高くなりやすいです。ネットで「日立冷蔵庫 壊れやすい」と検索して出てくる不安の中身も、突き詰めると「高額修理になったらどうしよう」が多い印象です。ここ、めちゃくちゃ現実的な悩みですよね。

コンプレッサーが絡みやすいときの症状

典型的には「冷蔵も冷凍も冷えない」「コンプレッサーっぽい唸りが続く/逆に静かすぎる」「動いては止まるを繰り返す」「庫内温度が全体的に上がっていく」など。加えて、冷却が落ちると霜の付き方やファンの動きにも影響が出て、症状が混ざって見えることがあります。

でも、似た症状は基板・霜取りでも起きる

ここが落とし穴で、コンプレッサー故障に見える症状って、基板不良やセンサー不良、霜取り不調でも出ます。だから私は、コンプレッサーを疑う前に「周辺条件」を潰します。たとえば、放熱スペースが足りない、背面が埃で詰まってる、夏場に高温で負荷が上がってる、ドア開閉が多すぎる、庫内がパンパン、など。これだけでコンプレッサーの運転が過酷になって、結果的に冷えが落ちて見えることもあります。

相談前にメモすると強い項目

  • 冷蔵・冷凍のどちらが弱いか(両方か片方か)
  • 霜の量(冷凍室奥にびっしりかどうか)
  • 異音の種類とタイミング(常時/ドア閉後/夜だけ等)
  • エラーコードの有無(H表示など)
  • 設置状況(壁との距離、上の空間、周囲の熱源)

費用感:ここは「目安」で持っておく

コンプレッサーや冷媒系の修理は、溶接や冷媒回収・充填など工程が重くなりやすく、一般論として10万円超のゾーンに入りがちです。もちろん機種や症状で変わるので断定はしませんが、家計の判断材料として「重い修理になりやすい場所」という認識は持っておくといいです。

年数も重要で、購入後まだ浅いなら保証や延長保証で救われる可能性があります。一方で、8〜9年を超えていると、仮に一箇所直しても別の部位(ファン、センサー、基板、樹脂部品など)が続くリスクが上がってきます。ここは「修理で延命」か「買い替えで安心」かの分岐点になりやすいです。

注意:冷媒系はユーザーが触れる領域ではありません。無理な分解や移動で配管に負荷をかけると、状況が悪化することがあります。迷ったら、メーカー・修理の専門家に相談してください。

私は、コンプレッサーが疑わしいときほど「焦って結論を出さない」ほうがいいと思っています。似た症状でも、基板交換だけで改善するケースもあります。だからこそ、エラーコードや霜の状態など、判断の材料を揃えてから次に進むのが、いちばん損しにくいルートですよ。

真空チルドの不調と手入れについて

日立の真空チルドは、ハマるとかなり便利です。肉や魚の鮮度が落ちにくい、作り置きが安心、っていうメリットが大きい。でもその分、仕組みが繊細で、「壊れたかも?」が起きやすいのも正直なところです。ここ、気になりますよね。

よくある「不調っぽい症状」

相談で多いのは、真空にならない、真空解除の音がしない、ランプ表示がいつもと違う、フタが閉まりにくい、なんとなく鮮度が落ちる気がする、あたり。で、ここで大事なのは、真空チルドの不調は故障じゃなくても起きることが多いという点です。

原因の第一候補は「密閉不良」

真空は、密閉できないと成立しません。つまり、パッキンに汚れが噛んだり、パッキンが浮いたり、フタに負荷がかかったりすると、簡単に真空が作れなくなります。しかも原因が髪の毛一本とか、ソースの薄い膜とか、目に見えにくいレベルのこともあるんですよ。

まずやる手入れ(私が最初に案内する順番)

  • パッキンを拭く:ぬるま湯+やわらかい布で丁寧に
  • 溝のゴミ確認:細い食材カスが溜まりやすい
  • フタの閉まり確認:詰め込みでフタが押されていないか
  • パッキンの浮き:一周ぐるっと指でなぞって段差がないか

手入れしてもダメなら「仕様差」と「部品劣化」を疑う

手入れで改善しない場合は、機種ごとの仕様(動作音や表示の違い)や、部品劣化の可能性もあります。真空周りはパッキンや弁、ポンプなど複数要素が絡むので、ユーザー側で断定しにくいです。だから私は「ここまでやって改善しないなら、取説とメーカーサポートへ」が安全だと思っています。

あと、真空チルドは「手入れ不足」だけでなく、使い方でも不調に見えます。たとえば、フタの周辺にラップが噛んでいる、食品パックの角が当たっている、水分が多くて霜が付着している、など。ちょっとしたことで動作が変わるので、焦らなくて大丈夫です。

真空チルドは「壊れた」より先に「密閉できてない」ことが多いです。手入れで戻るなら、むしろラッキー案件ですよ。

もちろん、最終的には機種・年式で判断が変わります。ここで書いたことは一般論です。取扱説明書の手順を優先し、判断に迷う場合はメーカーや修理の専門家に相談してください。

日立冷蔵庫は壊れやすい?もしもの時の対処法

日立冷蔵庫は壊れやすい?もしもの時の対処法

ここからは「今まさに困っている」方向けに、表示・リセット・費用・保証の順で、落ち着いて行動できるようにまとめます。無理に直そうとせず、記録して、正しい窓口に繋ぐのがコツです。変に頑張りすぎると、状況が悪化することもあるので、ここは安全運転でいきましょう。

エラーコードH表示の見方

エラーコード(H表示など)は、冷蔵庫が自己診断した「どこが怪しいか」のヒントです。表示が出たら、私はまずコードをメモすることを強くおすすめします。写真を撮っておくのもアリ。これがあるだけで、メーカーや修理窓口に説明するときの精度がグッと上がります。

H表示は「原因の当たり」をつけるための手がかり

一般的に、H表示はセンサー、ファン、ヒーター、基板などの構成部品に関する異常を示すことが多いです。つまり「冷えない」症状が出ているときにH表示があるなら、冷媒サイクルだけでなく、電装・制御の可能性が上がります。逆に、表示がないからといって故障が否定できるわけでもありません。表示はあくまで「診断の窓」です。

点滅表示や鍵マーク点滅も、慌てなくてOK

機種によっては、表示部が簡易で、点滅回数や鍵マーク点滅で知らせるタイプもあります。このとき大事なのは、勝手に解釈しないこと。ネットの断片情報で「この点滅は重症!」みたいに書かれていても、年式や型番で意味が違うことがあります。

私が案内する「エラーが出た直後の行動」

  • エラーコード(または点滅)をメモ・撮影
  • 冷蔵・冷凍の冷え方、異音、霜の状態を簡単に記録
  • 取扱説明書の「表示」ページを確認
  • 必要ならメーカー・修理窓口へ(コードを伝える)

ちなみに以下の記事でも整理しています。

日立冷蔵庫のエラーコード一覧と対応策

最後に念押しですが、エラーコードの正確な意味は機種で変わります。だから、私の記事は「考え方の補助輪」として使って、最終判断は取説とメーカー案内で固めてくださいね。

電源リセットのやり方

表示系や一時的な制御の乱れなら、電源リセットで戻ることがあります。とくに「H表示が出たけど、その後は普通に動いてる気もする」「なんか操作パネルの反応が変」といった電子系っぽい症状は、一時的なノイズや誤判定の可能性もゼロじゃないです。

ただし、電源リセットは万能薬ではありません。やり方を間違えると、コンプレッサーに負担をかけたり、症状の切り分けが難しくなったりします。だから私は「やるなら丁寧に」「回数を増やさない」を基本にしています。

安全側のリセット手順(目安)

  1. 電源プラグを抜く
  2. そのまま10分ほど待つ(コンプレッサー保護のため)
  3. 差し直して、表示・運転音・冷え方を観察

頻繁に抜き差しするのはおすすめしません。何度も再発するなら、根本原因が残っている可能性があるので、メーカー相談が早いです。

リセット後に見るポイント(やることが明確になる)

リセットしたら、「直った!」で終わらせず、次の観察をしておくと安心です。

  • 表示は消えたか(同じH表示が再発するか)
  • 異音はどうか(ガラガラ、ブーンが続くか)
  • 冷凍庫の霜は増えていないか
  • 半日〜1日で冷えが戻るか(冷蔵庫は回復に時間がかかることも)

やってはいけないこと

短い間隔で何度も抜き差しするのは避けてください。冷蔵庫は内部圧力のバランスがあるので、焦って再起動を繰り返すと負担になります。リセットは「一回やって様子を見る」くらいのテンポがちょうどいいです。

そして、リセットしても改善しない、あるいは改善したように見えてすぐ再発するなら、自己解決のフェーズは終わりです。安全面と食品の衛生面もあるので、メーカーや修理の専門家に相談してください。最終的な判断はプロに任せたほうが早いですよ。

修理費用の相場と目安について

修理費用って、検索すると数字がバラバラで、逆に不安が増えることありますよね。ここは期待値調整をしておくのが大事です。冷蔵庫の修理は、基本的に「出張料+技術料+部品代」の組み合わせになりやすく、部品の種類と作業難度で金額が跳ねます。しかも機種や年式で部品価格が変わります。だから私は、費用は断定ではなく、あくまで一般的な目安として捉えるのが一番安全だと思っています。

費用が上がりやすいのは「冷媒サイクル」と「複雑機能」

コンプレッサーや冷媒系は工程が重く、費用が上がりやすいです。加えて、真空チルドや自動製氷などのユニットは構造が細かいので、部品交換が必要になるとそれなりに費用が出やすい。逆に、センサー類や一部のファン交換は、比較的定型の作業で収まることもあります(とはいえ安いとは言いにくいですが)。

ざっくり相場感(概算)

故障の系統代表例費用の目安(概算)判断のコツ
軽微なセンサー系温度センサー、ドアスイッチなど1〜2万円台のことも年数が浅いなら修理寄り
送風・霜取り系ファン、ヒーター、霜取りセンサー3万円台〜霜の状態で難度が変わる
制御基板メイン基板、電源基板5万円前後電子部品交換でまとまった額
冷媒サイクル系コンプレッサー、冷媒系の作業10万円超になりやすい年数次第で買い替えも視野

年数で変わる「修理の意味」

同じ5万円の修理でも、購入2年目と10年目では意味が違います。2年目なら修理して当然だし、保証でカバーされる可能性も高い。10年目なら、その5万円で「あと何年安心が買えるか」を考えたくなります。私はよく「8年あたりから判断がシビアになる」と言っています。理由は、1つ直しても別が来やすいゾーンに入るから。もちろん個体差はありますが、考え方としては役立つと思います。

部品の話:修理できるかどうか問題

修理って「お金さえ払えば必ず直る」と思われがちなんですが、現実は部品次第です。部品の供給期間が過ぎると、修理が難しくなる場合があります。だからこそ、年数が経っている場合は、見積もりの時点で「部品の手配ができるか」も確認しておくと安心です。

大事な注意:ここで示した金額は一般的な目安です。正確な費用は機種・年式・故障部位で変わるので、必ず正式な見積もりで判断してください。最終的な判断は専門家にご相談ください。

さらに詳しく「修理か買い替えか」で迷う人向けに、判断軸をまとめた記事もあります。

日立冷蔵庫の修理費用相場と判断基準

延長保証と保証期間の選び方

最後は保証の話です。ここが一番「後悔が出やすい」ところかも。日立冷蔵庫のように高機能モデルほど、万一の修理費が重くなりやすいので、私は延長保証はかなり相性がいいと思っています。特に、コンプレッサーや基板など「当たると痛い」部位を考えると、安心の買い方として合理的なんですよね。

保証選びは「条件」を見る。年数だけ見ない。

延長保証は、同じ10年でも中身が違います。私は次の3点を必ずチェックします。

  • 回数制限:無制限か、1回までか(ここは差が大きい)
  • 上限と減額:経年で保証額が下がるタイプかどうか
  • 対象外の範囲:製氷、パッキン、樹脂部品などの扱い

「高額修理リスク」をどこまで潰したいか

あなたが日立を選ぶ理由が、真空チルドや製氷、細かい温度制御など「便利機能」なら、その機能が止まったときのストレスも想像しておくといいです。冷蔵庫って、壊れた瞬間に生活が止まるので、精神的コストも高い。だから私は、延長保証は単なる保険というより、生活インフラのリスク管理として考えるのがしっくりきます。

平均使用年数と買い替え理由の感覚を持っておく

冷蔵庫は「みんな何年くらい使ってるの?」という感覚を持つと、保証の考え方がブレにくくなります。一般的には10年以上使う家庭も多く、買い替え理由は故障が多い傾向です。こういう統計の感覚は、保証を「付ける/付けない」より、「どの条件が自分に合うか」を決める材料になります。

(出典:内閣府『消費動向調査(令和7年(2025年)11月実施分)結果の概要』)

保証は「安心を買う」要素が強いので、家計・使用年数の想定・機能(真空チルドや製氷など)の重視度で決めるのが現実的です。

もちろん、保証に正解はありません。あなたの使い方(開閉頻度、家族構成、設置環境)と、家計の余裕、買い替えの予定で最適解が変わります。迷うなら、保証条件を紙で並べて、回数制限と減額だけでも比較してみると、かなりスッキリ決められますよ。

日立冷蔵庫が壊れやすいと言われる際のまとめ

日立冷蔵庫が壊れやすいと言われる際のまとめ

ここまでの話をまとめると、日立冷蔵庫が壊れやすいと言われる背景には、普及台数の多さに加えて、高機能化による構造の複雑さが影響して見えやすい面があります。一方で、設置環境(放熱スペース)や日常の手入れ(パッキン清掃、庫内整理、埃除去)で、トラブル確率を下げられる部分もあります。つまり、全部が「メーカーのせい」とも言い切れないし、全部が「使い方のせい」とも言い切れない。ここがややこしいところです。

困ったときの最短ルート(私のおすすめ)

順番が大事です

  1. 症状を分類:冷蔵だけ?冷凍も?霜は多い?水漏れはどこ?
  2. 表示を確認:H表示や点滅があるならメモ・撮影
  3. 環境を見直す:放熱スペース、詰め込み、半ドア、埃
  4. 一度だけリセット:10分待って再起動(やりすぎない)
  5. 改善しないなら相談:メーカー・修理の専門家へ

不調が出たら、まずは冷蔵・冷凍のどちらが弱いか、霜の付き方、異音の種類、エラーコードの有無をメモして、無理な分解はしないのが安全です。修理費用はあくまで目安として捉え、正式な見積もりと買い替えの比較で判断してください。年数が経っている場合は、部品の手配可否も含めて確認すると、無駄な出費を減らせます。

最後にもう一度。この記事は一般論の整理で、参考にする場合の責任は自己負担でお願いします。正確な情報は公式サイトをご確認ください。最終的な判断に迷う場合は、メーカーや修理の専門家に相談するのがいちばん確実ですよ。

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