こんにちは。家電FAQ、運営者の「R」です。
日立冷蔵庫の水漏れって、見つけた瞬間にヒヤッとしますよね。床が濡れる、野菜室に水が溜まる、冷凍庫まわりがベタつく、製氷機のあたりから漏れてる気がする…など、症状がバラバラで余計に不安になりがちです。
このページでは、日立冷蔵庫の水漏れについて、結露・半ドア・パッキン劣化・霜取り(除霜)の水の流れ・排水(ドレン)詰まり・給水タンクや給水ラインの不具合・エラー表示(F0 18 など)といった「起きやすい原因」を、なるべくわかりやすく整理します。
ただし、ここで書くのは一般論の整理と、私の現場感に近い感覚値の言語化です。参考にする場合の責任は自己負担でお願いします。正確な診断や部品の扱いは、必ずメーカーの案内(取扱説明書・公式サポート)を確認して進めてください。
日立冷蔵庫が水漏れする原因を整理して確認

水漏れは「どこが濡れているか」で疑うポイントが変わります。ここでは、原因の全体像をざっくり掴んでから、場所別に順番にチェックできるように整理します。
日立冷蔵庫が水漏れするおもな原因は?
日立冷蔵庫の水漏れって、結局のところ「水がどこから来たのか」を見誤ると、対処が空回りしやすいんですよね。私がよく見るパターンは大きく3つで、①霜取り(除霜)で生じた水の排水(ドレン)トラブル、②扉まわりの密閉不良による結露の増えすぎ、③製氷機(給水)まわりの漏れです。症状は似てても、根っこは別物なので、まずここを分けて考えるのが大事です。
冷蔵庫は冷却器に霜が付くので、定期的にヒーターで溶かして水に戻します。この水は本来、ドレン受け→ドレンホース→蒸発皿(ドレンパン)に流れて、コンプレッサーの熱などで蒸発して消える設計です。ところが、ホース内に汚れ(ぬめり・カビ・ホコリ)がたまったり、氷で通路が細くなったりすると、水がスムーズに流れません。行き場を失った水が庫内側に回って、野菜室の底に溜まる、壁面からじわっと出る、みたいな形で「漏れ」に見えることがあります。
次に、扉の密閉が弱いケース。半ドアや、食品袋の挟み込み、パッキンの汚れ・劣化、ドアのズレなどがあると、湿った外気が入ってきて結露が一気に増えます。結露は「冷えた面」に水が付く現象なので、庫内の棚や壁、扉のフチなどに水滴がつき、滴下して床が濡れることもあります。ここ、あなたも気になりますよね。水が出てるから排水詰まりだと思いがちなんですが、実は扉側が原因のこともあります。
最後が製氷機まわり。給水タンクが正しく刺さっていない、パッキンが汚れて密閉できていない、給水経路の凍結や詰まり、部品のひび割れなどで、タンク周辺や製氷ケース付近に水が溜まることがあります。製氷機は構造上、少量の水を細い経路で送るので、ズレや詰まりの影響が出やすい印象です。
最初の切り分けのコツは、「床」「野菜室底」「冷凍庫」「製氷機」どこが濡れているかを優先して見て、原因を1つに決めつけないことです。水漏れは複合要因も普通にあります。
水のタイプでヒントが出る
- 透明でにおいが少ない:結露・霜取り水・給水水の可能性
- ぬめり・においがある:排水経路の汚れ混入や長期滞留の可能性
- 氷の塊や板氷:冷凍側の密閉不良、霜取り不調、製氷ケース詰まりの可能性
この「水の性質」まで見られると、次に何を確認すべきかがグッと明確になります。ただし、分解や部品の取り外しは機種によって危険もあるので、無理はしないでください。最終判断はメーカーや修理の専門家に相談するのが安全です。
日立冷蔵庫が水漏れして床が濡れる
床が濡れる水漏れは、精神的ダメージが大きいですよね。しかもフローリングだと、放置すると膨れ・変色・カビにつながるので、私はここを最優先の「危険信号」として扱います。床が濡れる場合に多いのは、扉まわりの結露が落ちている、蒸発皿(ドレンパン)側で溢れている、製氷機(給水)からの漏れが床まで回っているの3つです。まずは濡れている位置で当たりをつけましょう。
前面が濡れる:扉の結露・密閉不良が本命
冷蔵庫の前面、特に左右どちらかの角に水が集まりやすいなら、扉のフチやパッキン周辺で結露が増えて滴下しているパターンが多いです。たとえば「扉は閉めたつもりなのに、夜だけ床が濡れる」みたいなケース。湿度が高い日、扉の開閉が多い日、食品を詰め込みすぎた日など、条件が重なると結露が増えます。
ここで見てほしいのは、パッキンの汚れと挟み込み。油汚れや粉、野菜くずがパッキンに付くと密閉が弱くなり、湿気が入り続けます。また、食品袋がほんの少し噛んでいるだけでも半ドアになります。半ドアが続くと庫内の霜が増え、霜取り水も増えるので、最終的に床に出てくることがあります。
背面や下部が濡れる:蒸発皿・排水の処理能力を疑う
背面側、もしくは冷蔵庫の奥下が濡れるなら、蒸発皿に水が溜まりすぎて溢れている可能性があります。蒸発皿の水は、基本的にコンプレッサーの熱で蒸発させて消す設計です。でも、設置が壁に近すぎて放熱が弱い、周囲の通気が悪い、室内の湿度が高い、扉の開閉が多い、庫内が詰まり気味で霜が増える、などが重なると「蒸発が追いつかない」状態になりやすいんです。
特に、冷蔵庫をぴったり壁に押し付けている環境は要注意。あなたの家の設置状況も、ちょっと思い出してみてください。冷蔵庫の背面や上部が熱を逃がせないと、蒸発皿の水が残りやすくなります。
安全最優先:床の水がコンセントや電源コード周辺に達している可能性があるなら、濡れた手で触らず、状況を確認しつつ電源の扱いは慎重にしてください。怖いときはメーカーや修理窓口へ相談が無難です。
床の濡れ方チェックリスト
- 前面の左右角に水:扉の結露・パッキン密閉不良
- 奥側の下に水:蒸発皿の溢れ・排水量過多
- 製氷機側の床に水:給水タンク・給水ラインの漏れ
- 毎日同じ時間帯:霜取りタイミングと一致している可能性
このチェックをやっても原因がはっきりしない、あるいは拭いてもすぐ再発するなら、次の章の応急対処→修理相談の流れに進むのが安全です。判断に迷うなら、最終的にはメーカー確認がベストです。
日立冷蔵庫水漏れは野菜室で起きる?
野菜室の底に水が溜まる症状は、日立冷蔵庫に限らずかなり多いです。あなたも「なんで野菜室だけ?」って思いますよね。ここは構造上、霜取り水(除霜水)が排水できないと、下流の受け側に回り込みやすい場所だからです。私はこの症状を見たら、まず排水(ドレン)の詰まり・凍結を疑います。
仕組み:霜取り水の通り道が詰まると逆流する
冷却器で霜が溶ける→ドレン受けに落ちる→ホースで機外へ→蒸発皿へ、という流れが基本です。でもホース内は湿っていて、ホコリや食品由来の微粒子が入り込みやすい。そこに菌やカビが増えると、ぬめり(スライム状)になって通路が狭くなります。通路が細くなると、排水が追いつかず、霜取りのタイミングで一気に溢れて野菜室へ回り込む、という流れが起きやすいです。
「詰まり」以外にも、結露の増えすぎで水が溜まることがある
ここがちょっとややこしいポイント。野菜室に水が溜まる=ドレン詰まり、と決めつけたくなるんですが、扉の半ドアや食品の詰め込みで湿気が増え、野菜室周辺で結露が増えて水が溜まるケースもあります。特に「冷気の通り道」を食品が塞いでいると、局所的に温度差が生じて結露が増えやすいです。
だから、野菜室で水が出たら、私は次の順番で見ます。
- 水の量:コップ1杯以上の量が繰り返すなら排水系が怪しい
- 発生タイミング:霜取り後(夜~朝)に増えるなら排水系が濃厚
- 扉の密閉:半ドア・パッキン汚れがあるなら結露増えすぎも疑う
やるべきこと:野菜室の水はまず拭き取り、同じ場所に再発するかを観察してください。再発するなら、自己対処で粘るよりメーカー相談のほうが早いことが多いです。
無理に分解しない(ここ大事)
排水口の清掃方法は機種によって違いますし、無理に奥へ棒を突っ込むと部品を傷めるリスクがあります。あなたがDIY慣れしていても、冷蔵庫は「冷却・断熱・電装」が一体なので、事故ると痛いです。見える範囲の清掃・詰め込みの改善・扉の密閉チェックまでに留め、改善しないなら最終的にはメーカーや修理の専門家へ相談してください。
冷凍庫まわりの水漏れ
冷凍庫まわりの水漏れは、「水が出る」というより霜が異常に増える→どこかのタイミングで溶けて水になるという流れが多いです。冷凍庫は温度が低いので、外気が入り続けると水分が即座に凍って霜になります。霜が厚くなると、霜取りのときに溶ける水の量が増え、排水が追いつかず溢れることがあります。ここ、見落とされがちですが、結構大事なポイントです。
まず疑う:半ドアとパッキンの密閉
冷凍庫の引き出しが「最後まで閉まっていない」状態は本当に多いです。たとえば冷凍食品の袋が引っかかっている、ケースがずれている、霜でレールが重くなって戻りきらない、など。閉まっているつもりでも、わずかな隙間から湿気が入ると霜は増えます。パッキンに汚れが付着している場合も同じで、密閉が弱くなります。
症状別の見分け
- 引き出しの縁に霜:密閉不良(半ドア・パッキン汚れ)が濃厚
- 庫内奥に氷塊:霜取り不調や排水の凍結が絡む可能性
- 冷えが弱い+霜が多い:外気侵入で効率低下の可能性
注意:霜が多い状態で無理に引き出しを開閉すると、パッキンを傷めたり、部品が割れたりすることがあります。霜が固くて開かない、異音がする、エラーが出る場合は、無理せず専門家に相談してください。
私がよく勧める「まずの整え」
冷凍庫まわりの水漏れ疑いは、対処の順番が大事です。私は基本、①収納の当たりを消す(食品の出っ張りをなくす)→②パッキンの清掃→③半ドアがないか数日観察の順で見ます。これで改善するなら、根本は密閉だった可能性が高いです。それでも改善しない、霜が異常に増える、冷えが落ちるなら、霜取り系の故障や排水系の凍結なども疑う領域になります。
両開き扉(フレンチドア)で閉まりが甘い感じがあるなら、家電FAQ内の以下の記事も参考になるはずです。
製氷機付近の水漏れ
製氷機付近の水漏れは、見つけたときの「え、壊れた?」感が強いですよね。でも実際は、タンクの差し込み不良やパッキン汚れのような軽めの原因から、給水経路の凍結・詰まり、部品の破損まで幅があります。焦らず、順番に確認すると切り分けできます。
まず確認:給水タンクのセット状態
製氷機の水漏れで最初に見るのは、給水タンクが「最後まで」入っているかです。ちょっと斜めに入っているだけでも、接続部の密閉が甘くなり、じわっと漏れることがあります。次に、タンク差し込み口の周辺に、ゴミ・ぬめり・水垢が付いていないか。ここが汚れているとパッキンが密着しにくいです。
板氷・詰まり・凍結があるとき
製氷ケースに板氷ができている場合、内部の排出や動作がうまくいかず、水が溜まりやすいことがあります。氷が詰まっていると感じたら、無理に剥がすより、一旦氷を減らして様子を見るほうが安全です。力任せは部品破損につながりやすいです。
ここだけは見て:タンク周辺のプラスチック部品にヒビがあるなら、自己対処で解決しにくいです。漏れが続くなら修理相談が早いと思います。
「異常じゃない水」もある
機種によっては、給水経路を洗う機能(製氷おそうじ等)の動作で、製氷ケース側に一時的に水が流れることがあります。これは故障ではない場合もあるので、操作履歴(最近ボタンを長押ししたか)も思い出してみてください。ここは取扱説明書やメーカー案内の影響が大きいので、正確な手順は必ず公式の説明を確認するのが安心です。
日立冷蔵庫の水漏れの対処方法を解説

ここからは「今まさに困っている」前提で、応急対処→修理相談の線引き→エラー表示→パッキン劣化の判断、の順でまとめます。
日立冷蔵庫が水漏れした際の応急対処
水漏れが起きたとき、やるべきことは意外とシンプルです。ポイントは、(1)安全確保、(2)二次被害の防止、(3)原因の当たりをつける、この3段階。ここを飛ばしていきなり分解や掃除を始めると、逆に事故ったり、症状を悪化させたりしがちなんですよね。
(1)安全確保:電源まわりが濡れていないか
床の水が電源コードやコンセント周辺に達している可能性があるなら、まずは無理に触らず状況確認です。濡れた手でプラグを抜くのは危険なので、必要なら手を乾かし、足元の水をどけてから作業してください。不安ならメーカー・修理窓口へ。ここは「慎重すぎるくらい」でOKです。
(2)二次被害の防止:床と家具を守る
床の水はすぐ拭き取り、冷蔵庫の下にタオルや吸水シートを敷きます。特にフローリングは、水が染みると跡が残りやすいので早めに。周囲の家具にも水が回っていないか見て、必要なら移動させます。これ、地味だけど本当に大事です。
(3)原因の当たりをつける:写真を撮る
水漏れは「再現が難しい」ので、私は写真を撮るのを強くおすすめします。濡れている場所、滴下している箇所、庫内の水たまり、霜の状態、エラー表示があるなら表示も。修理相談のときに説明が一気に楽になります。
やりがちなNG:冷蔵庫を何度も前後に動かす/ドライヤーで奥を温める/棒を奥まで突っ込む、は事故や破損につながりやすいです。「見える範囲」までに留めてください。
応急対処のチェックリスト
- 床の水を拭き、吸水材を敷く
- 濡れている場所を特定する(前面・奥・野菜室・製氷機)
- 扉の挟み込み・半ドアを解消する
- 給水タンクの挿し直しと周辺清掃(できる範囲)
- 再発するか24時間~数日観察する
ここまでやっても改善しない、または再発が早いなら、次の「修理が必要な場合」に進んだほうが、結果的に早く解決することが多いです。最終的にはメーカー確認が安心です。
日立冷蔵庫が水漏れして修理が必要な場合
自己対処で直るケースもある一方で、修理が必要なケースも普通にあります。私の感覚だと、水漏れは「放っておくほど」床の被害や霜の増加につながりやすいので、線引きが大事です。ここでは、修理相談を検討したほうがいい状況と、費用感の考え方を整理します。ただし金額は地域・機種・症状・部品・出張費で変わるので、あくまで一般的な目安として見てください。
修理相談したほうがいいサイン
- 拭いてもすぐ再発する(1日以内、または霜取りタイミングごとに出る)
- 冷えが弱い、食品が傷みやすい、氷ができにくい
- 霜が異常に増える、引き出しが凍って動きが悪い
- エラー表示や点滅が出る
- タンク周辺・配管部品の破損(ヒビ、欠け、変形)が見える
費用感の考え方:安い順に片付ける
水漏れの修理は、排水(ドレン)清掃のような比較的軽い作業で改善することもあれば、センサーや基板の交換が絡んで高額になることもあります。だから私は、可能なら「疑わしい原因を安い順に潰す」考え方が現実的かなと思っています。
| 内容 | 費用感(目安) | ポイント |
|---|---|---|
| 排水(ドレン)点検・清掃 | 1万〜1.5万円前後 | 野菜室の水溜まり系で最初に当たりやすい |
| 扉パッキン交換 | 0.5万〜1万円前後 | 密閉不良・結露の改善に効くことがある |
| 製氷機まわり部品 | 2.5万〜3万円前後 | 給水の漏れ・板氷・詰まり系で検討 |
| 霜取り系(センサー等) | 3万〜4万円前後 | 放置すると霜・水が増えて悪化しやすい |
| 基板・制御系 | 4万〜6万円前後 | 使用年数次第で買い替えも視野 |
買い替え判断の「現実ライン」
使用年数が7~10年クラスに入ってくると、1箇所直しても別の部品が連鎖的に弱っている可能性が上がります。私は「高額修理になりそう」「部品供給が怪しい」「冷え自体も落ちている」あたりが重なると、買い替えも検討に入れることが多いです。ただ、家庭の事情(容量、設置、予算)があるので、最終的には修理担当の見立てやメーカー案内を踏まえて判断してください。
注意:金額や症状の見立ては、実機の状態で変わります。この記事は一般論の整理なので、最終的な判断はメーカーや修理の専門家に相談してください。
エラー表示と水漏れの関係
エラー表示が出ている場合、水漏れの原因が「単なる結露」ではなく、霜取り(除霜)やセンサー、ファン、制御などの不調に寄っている可能性が高まります。水漏れは排水だけの問題に見えますが、実際は冷却サイクルや霜取りが乱れると、霜の付き方・溶け方が不規則になって水が増えるんです。
よくある流れ:霜が増える→溶け水が増える→排水が追いつかない
たとえば、庫内ファンが弱って冷気が循環しないと、特定の場所に霜が集中します。除霜センサーがうまく働かないと、霜取りのタイミングがズレたり、溶け残ったりして、ある時点で大量の水が出ます。その大量の水が排水経路に負担をかけ、結果として野菜室や床に水が回り込むことがあります。
F0 18が出るときの考え方
F0 18のように具体的なコードが出る場合は、自己流の対処で粘るより、早めにメーカー案内に沿って動くのが安全です。コンセントの抜き差しで一時的に収まることもありますが、再発するなら根本が直っていない可能性が高いです。ここは「直ったかも」で様子見しすぎると、床や庫内の二次被害が増えがちなので注意してください。
(出典:日立の公式サポート「表示部にF0 18が表示される場合」)
私のおすすめ:エラー表示が出たら、「水漏れ」よりも先に「冷却・除霜の不調」を疑って、早めにメーカー確認を挟むのが安心です。
エラー表示がないのに水漏れする場合
逆に、エラーが出ていないのに水漏れするケースもあります。これは結露(半ドア・パッキン)や排水経路の軽い詰まりなど、センサーが「異常」と判断しない範囲で起きている可能性があります。だからこそ、エラーの有無は重要な分岐点。エラーが出るなら相談優先、出ないなら「場所別の切り分け」で原因を絞る、という流れがやりやすいです。
パッキン劣化で水漏れした場合は?判断はどうする?
パッキン劣化って、地味だけど水漏れに直結しやすいです。理由は単純で、密閉が弱いと外気(湿気)が入り続け、結露と霜が増えるから。結露が滴下して床が濡れることもあるし、霜が増えて霜取り水が増え、排水が追いつかなくなることもあります。つまり、パッキンは「水の原因」そのものじゃなくても、水を増やすスイッチになりやすいんですよ。
まずは清掃:劣化に見えて汚れのこともある
意外と多いのが、パッキンが「劣化」じゃなくて「汚れ」で密閉できていないケースです。油や食品カスが溝に入ると、ゴムがきれいに当たらず隙間ができます。ぬるま湯を含ませた柔らかい布で拭き取り、溝の汚れもできる範囲で掃除してみてください。これだけで結露が減ることもあります。
簡易テスト:紙を挟むチェック
次に、紙を扉に挟んで、軽く引っ張ってみます。場所によってスカスカに抜けるなら、そのあたりは密閉が弱い可能性が高いです。全周で均一に抵抗があるのが理想。もし一部だけ弱いなら、扉のズレやパッキンの変形も疑えます。
注意:パッキンの判断は「見た目」だけだと難しいです。交換しても直らないケースもあるので、再発が早い・床が濡れる・霜が増えるなどがあるなら、メーカーや修理担当に確認するのが安全です。
交換か様子見か:私の基準(あくまで一般論)
私が目安にするのは、結露が明らかに増えた、半ドアが起きやすい、紙が簡単に抜ける場所が複数ある、このあたりが揃っているかどうかです。揃っているなら交換で改善する可能性が上がります。ただし、使用年数が長い場合は、他の部位も弱っている可能性があるので、費用対効果の判断が必要です。最終的には専門家の見立てに寄せるのが安心です。
扉まわりの切り分けを深掘りしたいなら、家電FAQ内の以下の記事も役に立つと思います。
日立冷蔵庫が水漏れした際のまとめ

日立冷蔵庫の水漏れは、原因が1つとは限りません。だからこそ、水が出ている場所で切り分けるのが最短ルートです。床が濡れるなら結露や蒸発皿、野菜室なら排水(ドレン)詰まり・凍結、冷凍庫まわりは半ドアや霜取り不調、製氷機付近は給水タンクや給水ラインの不具合、という感じで当たりをつけると迷いにくいですよ。
応急対処は、まず安全確保と床の保護。その上で、見える範囲を確認して、改善しない・再発する・エラー表示が出る場合は、早めにメーカーや販売店に相談するのが安心です。水漏れは床材や家財の二次被害につながりやすいので、様子見しすぎないほうが結果的にラクです。
最後に要点だけ
- 床が濡れる:結露・蒸発皿・給水の可能性、二次被害に注意
- 野菜室に水:排水(ドレン)詰まり・凍結が本命
- 冷凍庫の霜が多い:半ドア・密閉不良から疑う
- 製氷機まわり:タンクのセット・パッキン汚れ・部品破損を確認
最後にもう一度。ここでの内容は一般論の整理と私の運営視点のまとめです。参考にする場合の責任は自己負担でお願いします。正確な情報は公式サイトや取扱説明書をご確認ください。判断に迷うなら、最終的な判断はメーカーや修理の専門家に相談するのがいちばん安全です。
関連して、日立冷蔵庫の故障っぽい症状の切り分け全般は、家電FAQ内の以下の記事でも整理しています。