こんにちは。家電FAQ、運営者の「R」です。
無印良品のこたつを使っていると、「電気代はどれくらいかかっているんだろう」と気になること、ありますよね。冬の間ずっとつけっぱなしにしていると、請求書を見るのが少し怖くなるかもです。
結論からお伝えすると、無印のこたつは薄型のフラットヒーターを使っていて、1時間あたりの電気代は数円程度に収まる機種が多いかなと思います。ただし、サイズや強弱の設定、使う時間、こたつ布団の保温力によって月額は変わってきます。
この記事では、無印のこたつの消費電力や1時間・1か月の電気代の目安、強と弱の違い、サーモスタットの働き、他の暖房との比較、すぐできる節約のコツまで、私の知見と調査してきた経験をもとに整理しました。ヒーター交換や寿命と電気代の関係にも触れているので、買う前の方も、すでに使っている方も、ぜひ参考にしてくださいね。
無印のこたつの電気代の目安

まずは、無印のこたつの電気代がどれくらいなのか、数字で全体像をつかんでいきましょう。消費電力から1時間・1か月の電気代を計算し、強弱やサーモスタットの影響まで順番に見ていきます。
無印こたつの消費電力はどれくらい
無印良品のこたつは、天板の裏に取り付ける薄型のフラットヒーターが基本です。私が確認した範囲では、スクエアタイプで1時間あたり約110Wh(強)・約50Wh(弱)、長方形タイプで約145Wh(強)・約80Wh(弱)といった目安が紹介されています。サイズが大きくなるほど、ヒーターの面積も広がるため消費電力も少し増えるイメージです。
一般的なこたつの消費電力は300〜600W程度とされることが多く、石英管ヒーターを使った昔ながらのタイプだとそれなりの数字になります。それに比べると、無印のフラットヒーターは数値の上でかなり控えめかなと思います。
ここで注意したいのは、型番やモデルの世代によって仕様が違う点です。ヒーターの最大消費電力が300Wと表記されているモデルもありますが、これは最大値の話で、常に300Wで動き続けるわけではありません。サーモスタットが働いて、設定温度に達するとオン・オフを繰り返すためです。
消費電力の見方:本体や取扱説明書に書かれているのは「最大消費電力(W)」か「標準消費電力量(Wh)」です。電気代の計算に使うなら、実際の運転に近い標準消費電力量のほうが目安として役立ちます。
お使いのこたつの正確な数値は、天板裏のラベルや取扱説明書、無印良品の公式サイトの商品ページで確認してください。この記事の数値はあくまで目安として、ご自宅の機種に当てはめて考えてもらえるとズレが少なくなりますよ。
なお、ヒーターの特徴や交換・寿命については、無印のこたつヒーターの特徴と電気代、交換や寿命でも詳しくまとめています。機種ごとの違いが気になる方は、あわせて読んでみてください。
1時間あたりの電気代と計算式
電気代の計算式はとてもシンプルです。「消費電力量(kWh)×電気料金の単価(円/kWh)」で求められます。電気料金の単価は、全国家庭電気製品公正取引協議会が目安として示している31円/kWhがよく使われているので、この記事でもその単価で計算します。((出典:全国家庭電気製品公正取引協議会))
たとえば強で約110Whなら、0.11kWh×31円=約3.4円です。長方形タイプの強で約145Whなら約4.5円、弱で約50Whなら約1.6円、約80Whなら約2.5円になります。紹介されている旧単価の表記より少し高く出ますが、これは電気料金の単価が上がっているためです。
| タイプ | 設定 | 1時間の消費電力量(目安) | 1時間の電気代(31円/kWh) |
|---|---|---|---|
| スクエア | 強 | 約110Wh | 約3.4円 |
| スクエア | 弱 | 約50Wh | 約1.6円 |
| 長方形 | 強 | 約145Wh | 約4.5円 |
| 長方形 | 弱 | 約80Wh | 約2.5円 |
1時間あたり数円と聞くと、かなり安い印象ですよね。実際、こたつは暖房器具の中でも電気代が低いほうだと私は思っています。ただ、冬は一日の使用時間が長くなりがちなので、積み重なると意外と気になる金額になることもあります。
ご自宅の電力会社のプランによって単価は違うので、検針票に載っている従量料金の単価を使うと、より正確な数字が出せます。燃料費調整額や再エネ賦課金が上乗せされる場合もあるため、31円はあくまで全国的な目安として捉えてくださいね。
1か月つけっぱなしの電気代
次に、1か月の電気代を計算してみましょう。冬のこたつ生活でイメージしやすいように、1日6時間・30日間(合計180時間)使うケースで試算します。
| タイプ・設定 | 1か月の消費電力量 | 1か月の電気代(31円/kWh) |
|---|---|---|
| スクエア・強 | 約19.8kWh | 約614円 |
| スクエア・弱 | 約9.0kWh | 約279円 |
| 長方形・強 | 約26.1kWh | 約809円 |
| 長方形・弱 | 約14.4kWh | 約446円 |
強で連続運転し続けたと仮定しても、1か月で600〜800円台に収まる計算です。弱を中心に使えば300〜450円ほどになります。ちなみに、最大300Wで180時間ずっと動き続けるという極端な仮定なら約1,674円ですが、サーモスタットの働きがあるので、実際にそこまで届くことはほとんどないかなと思います。
豆知識:こたつの電気代は、使った時間にほぼ比例します。1日の使用時間が2倍になれば、電気代もおおよそ2倍です。まずは「どれくらいの時間つけているか」を把握するのが節約の第一歩ですよ。
また、これはヒーターだけの数字です。部屋全体をエアコンで暖めている場合は、その分の電気代が別にかかります。こたつは「足元を効率よく暖める器具」なので、エアコンの設定温度を少し下げられると、家全体の電気代はむしろ下がることもあります。
つけっぱなしで気になる方は、タイマーつきのコンセントやスマートプラグを使って、就寝前や外出前に確実に切れる仕組みを作ると安心です。電気代だけでなく、安全面でも役立ちます。
強と弱で電気代はどう変わる
無印のこたつは、強と弱を無段階で切り替えられるタイプが多いです。先ほどの表のとおり、強と弱では1時間あたりの電気代が倍近く違います。スクエアの強と弱を比べると、1時間で約1.8円の差、1日6時間で約11円、1か月で約335円の差になります。
私のおすすめは、つけ始めだけ強にして、ある程度暖まったら弱に切り替える使い方です。こたつ布団の中に熱がこもれば、弱でも十分にぽかぽかを維持できることが多いからです。最初から最後まで強のままだと、暑すぎてむしろ無駄になってしまうことも。
実際の使い方としては、次のような流れが現実的かなと思います。
1. 座る10〜15分前に強でスイッチを入れる
2. 足元が暖まったら弱に切り替える
3. 長時間座るときは、こまめに温度を確認する
ただし、弱にしても部屋自体がとても寒い場合は、暖まりが遅く感じることがあります。そんなときは、無理に強にし続けるより、こたつ布団の隙間を減らしたり、足元に断熱マットを敷いたりするほうが、電気代を抑えながら暖かさを保てます。
なお、強と弱の差は「弱のほうが暖かさが足りない」という意味ではありません。こたつは布団の中に熱をためる器具なので、ためた熱を逃さない環境さえ整っていれば、弱でも長時間座っているうちに足元がじんわり暖まってきます。最初は弱で試して、足りなければ少しずつ上げていく方法も、電気代を抑えるうえでは有効かなと思います。
サーモスタットで電気代は下がる
無印のこたつには、設定温度を保つためのサーモスタット(温度調節機能)が付いています。ヒーターが一定の温度に達すると通電を止め、下がるとまた通電する仕組みです。このおかげで、表示されている最大消費電力の状態が続くわけではなく、実際の電気代は目安より低くなることが多いです。
たとえば、こたつ布団の中が十分に暖まっているときは、ヒーターがオフになっている時間が長くなります。反対に、部屋が寒かったり、布団に隙間があったりすると、ヒーターが頻繁にオンになって電気代が増えやすくなります。つまり、保温性を高めることが、そのまま電気代の節約につながるわけです。
サーモスタットを活かすコツ:こたつの周りに冷気が入り込まないよう、布団を床までしっかり垂らし、部屋の隙間風も減らしてあげると、ヒーターのオフ時間が増えて電気代が下がりやすくなります。
一方で、温度の調節ツマミが「弱」と「強」の2段階だけでなく、無段階で調整できるのが無印のこたつの特徴の一つです。自分の体感に合わせて細かく合わせられるので、暑すぎず寒すぎない設定を見つけやすいと思います。
なお、サーモスタットが働いていても、コンセントにつないでいる間は微量の待機電力がかかるケースがあります。シーズン中に使わない日は、プラグを抜いておく習慣をつけると、安全面でも節電面でも安心です。コンセントや延長コードの扱いについては、無印のこたつのコンセントと延長コード、位置の注意点も参考にしてください。
無印のこたつの電気代を節約する方法

ここからは、無印のこたつの電気代をもう一歩抑えるための工夫や、他の暖房との比較、使うときの注意点を見ていきます。無理なく続けられる方法を中心にご紹介しますね。
こたつ布団とラグで保温を高める
電気代の節約でいちばん効果が出やすいのが、保温性の見直しです。こたつは、中の暖かい空気を逃がさないことで、少ない電力でも暖かさを保てる仕組みなので、布団の質やサイズが電気代に直結します。
まず見直したいのは、こたつ布団のサイズです。天板に対して布団が小さいと、裾が短くて冷気が入り込みやすくなります。サイズ選びで迷うときは、無印のこたつ布団のサイズ早見表と選び方で確認してみてください。
次に、こたつの下に敷くラグやマットです。床の冷たさが足元に伝わると、体感温度が下がってしまい、つい強にしたくなります。厚手のラグや断熱マットを敷くと、床からの冷えを防げるため、弱でも快適に過ごせることが増えます。
さらに、掛け布団と敷き布団の二枚重ねも効果的です。敷き布団を足すだけで、熱の逃げ道が減って、ヒーターのオフ時間が長くなりやすくなります。電気代だけを考えるなら、最初にお金をかける場所はヒーターではなく、こうした保温グッズかなと思っています。
補足:天板の上に毛布やこたつ掛けを一枚かけるだけでも、熱が逃げにくくなります。ただし、天板の上に物を置く場合は、重さや熱に注意してくださいね。
保温グッズは、手頃な価格のものでも十分に効果を感じやすいです。まずは今あるものを重ねて試して、足りなければ買い足すという順番で進めると、無駄な出費も抑えられます。
他の暖房と電気代を比べてみた
こたつの電気代が高いのか安いのか、他の暖房器具と比べるとイメージしやすいですよ。あくまで目安ですが、1時間あたりの電気代を並べてみます。31円/kWhで計算しています。
| 暖房器具 | 消費電力の目安 | 1時間の電気代の目安 |
|---|---|---|
| 無印のこたつ(強〜弱) | 約50〜145Wh | 約1.6〜4.5円 |
| 一般的なこたつ | 300〜600W | 約9〜19円 |
| 電気毛布 | 40〜60W前後 | 約1.2〜1.9円 |
| 電気ヒーター | 1,000W前後 | 約31円 |
| エアコン暖房(安定時) | 500〜1,000W前後 | 約15〜31円 |
無印のこたつは、一般的なこたつと比べても電気代がかなり控えめで、電気毛布に近い水準です。逆に、電気ヒーターは1時間で30円を超えることもあり、長時間使うと差が大きくなります。
ただし、こたつは足元を暖める器具であって、部屋全体を暖める力はあまりありません。部屋が寒い日は、エアコンを弱めに併用しつつ、こたつで足元を補うのが、快適さと電気代のバランスがよいと私は思います。
エアコンの設定温度を1〜2度下げて、その分をこたつで補えば、家全体の電気代は意外と抑えられます。「こたつだけで過ごす」か「エアコンだけで過ごす」かの二択ではなく、組み合わせで考えるのがコツです。
使用感や満足度が気になる方は、無印のこたつのレビューと使い心地、後悔しない選び方も参考になると思います。
ちなみに、暖房器具の電気代は、使う時間と消費電力の掛け算で決まります。こたつは消費電力が小さい分、長く使っても金額が跳ね上がりにくいのが強みです。一方で、電気ヒーターのように消費電力が大きい器具は、短時間でも金額がかさみやすい点に注意してください。
つけっぱなしや就寝時の注意点
電気代が安いからといって、つけっぱなしで寝てしまうのはおすすめできません。電気代の面でもですが、それ以上に安全面と体調面のリスクがあるからです。こたつで寝てしまうと、脱水や低温やけど、風邪の原因になりやすいです。
無印のこたつには、機種によって一定時間で自動的に切れる仕組みが付いたものもありますが、すべてのモデルに付いているわけではありません。お使いの機種にそうした機能があるかどうかは、取扱説明書で確認しておくと安心です。
私が実践しているのは、「座る時間だけオンにして、立つときはオフ」というシンプルなルールです。ちょっとした席外しなら切らなくても大丈夫ですが、外出前と就寝前は必ず電源を切るようにしています。
注意:こたつ布団をかけたまま、ペットや小さなお子さんが長時間中にいる状態は避けてください。また、コードが布団や家具に挟まれていないか、定期的に確認しましょう。
安全のためにも、タイマー付きのコンセントや、一定時間で電源が切れるスマートプラグを使うのは有効です。ただし、延長コードを使う場合は、こたつの消費電力に対応した容量のものを選んでください。
電気代を抑えたい気持ちがあっても、安全が最優先です。電源の切り忘れ防止は、節約と安全の両方に効くので、ぜひ習慣にしてみてくださいね。
ヒーター交換と電気代の関係
長く使っていると、ヒーターが古くなって「暖まりが悪くなった」「温度が安定しない」と感じることがあります。ヒーターの劣化は、暖まりにくさだけでなく、電気代にも少し影響する可能性があります。
というのも、暖まりが悪くなると、無意識に強にして使う時間が増えたり、ヒーターが長く通電したりして、結果的に電気を使う量が増えやすいからです。とはいえ、劣化だけで電気代が大きく跳ね上がるケースは多くないかなと思います。
ヒーターの交換が必要かどうかの目安は、次のような症状です。
・スイッチを入れても暖かくならない
・温度が極端にムラになる
・焦げたようなにおいがする
・コードや本体に変色や傷みがある
特に、焦げ臭いにおいや異音がするときは、すぐに使用を中止してください。無理に使い続けると、火災や感電のリスクがあります。自力で分解せず、無印良品の窓口やメーカーに相談するのが安全です。
私ならこう判断します:暖まりが悪い程度なら、まず布団やラグの保温を見直してみます。それでも改善しないとき、または焦げ臭さなどの異常があるときは、迷わず点検や交換を相談します。
ヒーターの交換や寿命の考え方については、先ほどご紹介した無印のこたつヒーターの特徴と電気代、交換や寿命に詳しくまとめています。気になる症状がある方は、あわせて確認してみてください。
無印のこたつの電気代まとめ

ここまで、無印のこたつの電気代について、消費電力や1時間・1か月の目安、強弱やサーモスタットの違い、節約のコツをお伝えしてきました。最後に、大事なポイントをおさらいします。
無印のこたつは薄型のフラットヒーターを使っていて、1時間あたりの電気代は約1.6〜4.5円ほどが目安です。1日6時間・30日使っても、強で600〜800円台、弱なら300〜450円ほどに収まる計算になります。一般的なこたつや電気ヒーターと比べると、かなり経済的だと私は思います。
電気代をさらに抑えたいなら、ヒーターに頼る前に、こたつ布団のサイズやラグなどの保温対策を見直すのがおすすめです。つけ始めだけ強にして、暖まったら弱にするだけでも、毎月の電気代は少しずつ変わってきます。
最後にもう一度だけ、安全面のお話です。電気代が安いからこそ、つけっぱなしや寝落ちには気をつけてください。外出前や就寝前には、必ず電源を切る習慣をつけましょう。
無印のこたつの電気代を上手にコントロールして、今年の冬も暖かく、お財布にもやさしく過ごせるといいですね。
この記事は私の知見・経験則と一般的な情報をもとに作成しました。無印良品のこたつは、機種やサイズ、発売時期によって操作方法や仕様、消費電力が異なります。正確な情報はお使いの機種の取扱説明書、または無印良品公式サイトにてご確認ください。電気代はご契約の電力プランによっても変わります。安全面で不安がある場合など、最終的な判断は専門家にご相談ください。