こんにちは。家電FAQ、運営者の「R」です。
無印良品のこたつが気になって調べ始めると、サイズや価格より先に「高さって実際どれくらいなんだろう?」と引っかかる方、多いんじゃないでしょうか。こたつは一度買うと数年は使うものなので、座ったときに膝や腰がつらくならないか、ソファや座椅子と合うか、といった不安が出てきますよね。
私もこたつの相談を受けるたびに、いちばん多い失敗は天板の高さが体に合わなかったケースだなと感じています。そこでこの記事では、無印のこたつの高さを種類別に整理し、身長や座り方に合わせた選び方、購入前の測り方まで、私が確認してきた内容をまとめました。
なお、脚の継ぎ足しや高くする具体的な手順については別の記事で詳しく書いているので、ここでは「そもそも何cmのものを選ぶべきか」という入口の部分に絞ってお話ししますね。
無印のこたつの高さを種類別にチェック

無印のこたつは、大きく分けると「床に座る低めのタイプ」と「椅子で使うダイニングタイプ」の2系統があります。まずはそれぞれの高さの数値を、私が確認した範囲で整理していきます。
| タイプ | 高さの目安 | 座り方 |
|---|---|---|
| 標準(正方形・長方形) | 35cm前後 | 床・座椅子 |
| 楕円こたつ(小・大) | 35〜37cm前後 | 床・座椅子 |
| ローテーブル型 | 37cm前後 | 床・座椅子・ソファ |
| ダイニングこたつ | 72cm前後 | 椅子 |
※高さはモデルや販売時期で表記が異なることがあります。購入前は必ず無印良品の公式サイトで現行品の数値をご確認ください。
無印のこたつ標準タイプは高さ35cm前後
いちばん基本になるのが、正方形や長方形の標準タイプです。私が調べた範囲では、脚の高さは35cm前後に設定されています。一般的な座卓が30〜35cm前後、ダイニングテーブルが70cm前後であることを考えると、標準的なこたつらしい「低め」の寸法といえます。
この高さは、あぐらや正座、座椅子に座るスタイルを前提にしたものです。床に直接座った場合、天板の上面は座った人のおへそから胸の下あたりに来るので、食事やパソコン作業にも無理なく使える一方、背の高い方だと前かがみになりやすい点は頭に入れておいてください。
もうひとつ押さえておきたいのが、こたつ布団をかけたときの感覚です。天板の厚みが加わるため、実際に手を置く面は脚の高さより数cm高くなります。カタログの「高さ」と、座ったときに感じる高さは少し違うんですよね。
正方形は一辺84cm前後、長方形は幅120cm前後といったコンパクトな設計なので、一人暮らしから2人暮らしで使いやすいサイズです。高さが35cm前後で圧迫感が少ないのも、ワンルームでは大きな利点かなと思います。
高さ35cm前後という数値は、普段の食卓や机と比べるとかなり低く映ります。そのため、初めてこたつを買う方は「こんなに低くて大丈夫かな」と不安になりがちですが、座椅子やクッションと合わせる前提で設計されていると考えれば納得がいきます。私は、床座り文化に合わせた無理のない寸法だと見ています。実際に使う場面を想像して、座る位置から天板までの距離をイメージしておくと失敗しにくいです。
楕円こたつ大小の高さとサイズ感
楕円こたつは小と大の2サイズがあり、高さはどちらも35〜37cm前後と確認しています。天板の大きさだけが違って、高さは共通という考え方で大丈夫です。小は幅110cm前後で2人程度、大は幅134cm前後で3〜4人程度が目安になります。
楕円の形は角がないため、ぶつかったときのケガのリスクが小さく、お子さんがいるご家庭には安心感があります。また、足を入れる位置に自由度があり、座る人数が増えても足がぶつかりにくいのも特徴です。
高さが同じなら小でいいのでは?と思われるかもしれませんが、大は天板の奥行きがあるぶん、ノートパソコンと飲み物を置いても余裕があります。一方で、床面積は広く取るので、部屋の広さとの兼ね合いは事前にメジャーで確認しておきたいところです。
楕円こたつの布団まわりについては、サイズや形の相性で悩む方が多いので、気になる方は別記事のほうも参考にしてみてください。ここでは高さについて、小も大も共通で床座り向きだと覚えておけば十分です。
楕円こたつは、角が丸いぶん見た目にもやわらかく、リビングに置いたときの圧迫感が少ないのも魅力です。高さが35〜37cm前後と低めなので、部屋が広く見える効果もあります。なお、モデルや販売時期によって表記が微妙に異なる場合があるため、購入前には現行品の数値をチェックするクセをつけておくと安心です。数cmの差でも、毎日使うと意外と気になるものですから。
ローテーブル型こたつの高さと使い心地
「こたつにもなるローテーブル」と呼ばれるタイプは、高さ37cm前後で、夏場は普通のローテーブルとして使えるのが売りです。私は、足や腰に当たりにくく、勉強や食事にも使いやすい絶妙な高さを狙った設計だと受け止めています。
この37cmという数値は、標準タイプよりわずかに高めです。たった2cm前後の差ですが、床に座ったときの膝の収まり具合には意外と効いてきます。膝が天板の裏にぶつかるという悩みは、こうした数cmの差で起きることが多いんですよね。
ソファの前に置く使い方との相性も悪くありません。ソファの座面高さは40cm前後のものが多いため、ローテーブル型はそのまま手を伸ばしやすい高さになります。ソファとの組み合わせは次の記事でも詳しくまとめています。
無印のこたつとソファの高さと配置の選び方で、ソファ座りの場合の高さの考え方を整理しているので、ソファ派の方はあわせてどうぞ。
一年を通して使いたい方にはローテーブル型が向いていますが、こたつとしての暖かさだけを重視するなら標準タイプでも十分です。使う季節の長さで選ぶのがコツです。
ローテーブル型は、夏場にこたつ布団を外して普通のテーブルとして使える点が大きな魅力です。ただし、季節を問わず使う場合は、収納や出し入れの手間も考えておきましょう。こたつとして使うときは布団やコードの扱いに気をつけ、通常のテーブルとして使うときは天板を固定して安定させる、といった使い分けが必要です。高さが同じでも、暮らし方で満足度は大きく変わってきます。
ダイニングこたつは高さ72cm前後
椅子に座って使いたい方向けなのが、ダイニングタイプです。高さは72cm前後で、一般的なダイニングテーブルとほぼ同じ高さになります。私が確認した範囲では、天板が付属しない構造のものがあり、手持ちの天板を載せて使う点が特徴的です。
72cmは、椅子の座面高さ40〜45cmと合わせると、卓上との差が約27〜30cmになる計算です。これは食卓として最も標準的な寸法で、身長が150cm台〜170cm台の方なら、ほとんどの場合で違和感なく使えます。
ただし、ダイニングタイプは取扱状況が変わりやすく、今買えるかどうかは時期によって異なります。購入を考える際は、現行の販売状況を必ず公式で確認してください。
ダイニングタイプの販売状況や高さの詳細については、無印のダイニングこたつの高さと選び方の記事で整理しています。椅子派の方は先にそちらを見ておくと、候補が絞りやすいですよ。
椅子に座ると足元が冷えにくいぶん、床座りより暖かさを感じにくい人もいます。脚元にひざ掛けを置くなど、小さな工夫を足すと快適さがぐっと上がります。
ダイニングタイプでよくある悩みは、冬以外の季節の使い道です。72cmの高さがあるため、こたつ布団を外せば通常のテーブルとして使えますが、足元のヒーターユニットが気になる方もいます。一方で、床座りの負担がないので、ご高齢の方や腰に不安がある方にとっては大きなメリットです。立ち座りが楽になるという声は、私も何度も耳にしています。
こたつの脚の長さは変更できるのか
「高さが合わなければ脚を替えればいい」と考える方もいるかもしれませんが、無印良品の公式FAQでは、こたつの脚の長さを変えることはできないとされています(出典:無印良品 よくあるご質問)。つまり、高さは買う時点でほぼ確定すると考えてください。
私が気をつけたいと思うのは、「あとで調整できる」という前提で購入することです。市販の継ぎ足し用の脚やブロックで高くする方法自体は存在しますが、メーカーが想定していない使い方になるので、安定性や保証面のリスクは自己責任になります。
継ぎ足しは、ネジ径が合うか、天板とヒーターユニットの重さを支えられるか、といった確認事項が多く、気軽にやってよいものではありません。高さの調整を考えるなら、まず買う前に本体の高さを見極めるほうが、ずっと安全で確実です。
それでも後から高くしたい事情がある方のために、無印のこたつを高くする方法を目的別に比較した記事を用意しています。実際に検討する場合は、手順だけでなく注意点まで読んでから判断してくださいね。
脚を自己流で延長すると、ヒーターの熱や重さで不安定になることがあります。転倒ややけどにつながるおそれがあるため、安全面は必ず優先してください。
無印のこたつの高さで後悔しない選び方

数値が分かったら、次は「自分に合う高さか」を判断する番です。座り方、身長、布団の厚みなど、高さの感じ方を左右する要素を順番に見ていきましょう。
もし今使っているこたつの高さが合わなくて悩んでいる場合は、脚を替えるより先に座椅子やクッションを見直すほうが、費用も手間も少なく済みます。私なら、まず座面を数cm上げる方向から試します。それでも解決しない場合に初めて、脚の延長や買い替えを検討するという順番が、安全面でも金額面でも現実的な判断だと思います。
座椅子とクッションで変わる座り心地
同じ35cm前後のこたつでも、座椅子を使うかどうかで体感はまるで変わります。床に直接座ると、座面は0cmです。一方、座椅子は座面が10〜20cm前後上がるので、天板との差が小さくなり、腕を置きやすくなります。
私が実際におすすめしているのは、ハイバックの座椅子です。背もたれが高いと、長時間座っても腰が疲れにくく、テレビやスマホを見る姿勢も安定します。こたつに入ったまま寝落ちしてしまう方も多いですが、その場合は背もたれ付きのほうが体への負担は少なめです。
逆に座面が薄いクッションだけだと、天板が高く感じやすくなります。肩が上がって疲れる、という声もよく聞きます。こうした場合は、座椅子や厚めのクッションを足して調整するのが現実的です。
高さそのものを変えられない以上、「座る側を調整する」という発想が大切です。座面を上げれば、実質的に天板が低くなったのと同じ効果が得られます。
座椅子を選ぶときは、座面の高さがリクライニングで変わることにも注意が必要です。背もたれを倒すと座面が下がって見える機種もあり、倒した状態で天板との距離が変わります。カタログの数値だけでなく、実際の座り姿勢での高さを確認しておくのが理想です。コンパクトなものなら置き場所にも困らないので、1つ持っておくと便利ですよ。
身長別に見る無印のこたつの高さ目安
体格との相性は、数値で大まかに考えると失敗が減ります。座ったときの天板の位置は、座高や座面の高さで決まるので、身長が高いほど天板が相対的に低く感じ、前かがみになりやすい傾向があります。
| 身長の目安 | 床座り(35cm前後) | 座椅子併用 | ダイニング(72cm前後) |
|---|---|---|---|
| 150cm台 | 標準 | 快適 | 椅子で調整 |
| 160cm台 | 標準 | 快適 | 快適 |
| 170cm以上 | 低く感じやすい | 普通 | 快適 |
あくまで私の経験則ですが、170cm以上の方で床座りが中心なら、座椅子を使って座面を上げるか、ダイニングタイプを検討したほうが後悔しにくいです。反対に、小柄な方は低めのほうが肩に負担がかかりません。
また、膝や腰に不安がある方は、床に座る動作そのものがつらいことがあります。立ち上がりのしやすさを考えると、座椅子併用か椅子タイプが無難だと私は判断しています。
お子さんと一緒に使う場合は、逆に低めのほうが宿題や工作に使いやすいというメリットもあります。家族の構成に合わせて、誰が一番長く使うのかを基準に決めるのがおすすめです。
体格差のある家族で使う場合は、全員が快適な高さを探すのは難しいものです。その場合は、座椅子やクッションの厚みで個別に調整するのが現実的です。たとえば背の高い方は座面を高めに、小柄な方は低めに座れば、同じ天板でも使い勝手がそろいます。こたつ自体の高さを動かせない以上、周辺アイテムで調整するという考え方がとても役に立ちます。
こたつ布団の厚みと天板の高さの関係
見落としがちなのが、こたつ布団の厚みです。布団を天板の下に挟んでかけるので、天板の高さそのものは変わりませんが、布団が厚いと膝まわりに空間のゆとりがなくなり、体感の窮屈さが増します。
逆に、布団が薄いと保温力が下がり、足元から冷気が入りやすくなります。高さが低いこたつの場合、布団が床に垂れる量も多くなるので、サイズ選びを間違えると暖かさにも影響が出てしまいます。
私は、厚手の掛け布団と敷き布団の組み合わせを、高さのバランスを取るうえで効果的だと考えています。敷き布団を敷くと床からの冷えを防げるうえ、座面もわずかに上がるため、天板との相対的な高さを調整する役割も果たしてくれます。
ただし、敷き布団を厚くしすぎるとこたつの脚の安定感に影響する場合があります。厚みの目安は1〜2cm程度のラグや薄手のマットから試し、膝の収まりが悪くなったら外す、といった確認をしてみてください。
こたつ布団の素材や厚みは、見た目の好みだけでなく、足元の快適さにも直結します。厚手のものは保温力が高い反面、洗濯や収納が大変になりがちです。一方、薄手のものは扱いやすいものの、冷気が入りやすくなります。高さの低いこたつほど、布団の丈が余って床に広がりやすいので、サイズ選びも慎重に行ってください。ここを押さえるだけで、暖かさの満足度はかなり変わります。
購入前に床から膝までを測る手順
最後に、自分で高さを確かめる具体的な手順です。難しいことはなくて、メジャーが1本あればできます。大きく3つのステップで進めましょう。
1つ目は、普段座る姿勢で床から膝の上面までの高さを測ることです。あぐらなら床から膝頭まで、座椅子を使うなら座面からの高さを足してください。この数値が、脚を天板の下に入れたときの限界ラインになります。
2つ目は、肘を曲げて腕を置いたときの高さを測ることです。座った状態で肘から床までの高さを測り、その数値より天板が5cm前後低いと、腕がラクに置けると私は見ています。
3つ目は、設置予定の場所で、実際のサイズ感を再現することです。段ボールや椅子を使って、天板の高さまで積み上げ、座ってみるとかなり具体的にイメージできます。高さの失敗は、この簡易テストでかなり防げますよ。
どうしても迷う場合は、無印良品の店舗で実物に座ってみるのが一番確実です。数値では分からない感覚を、数分座るだけで掴めます。
測ったあとは、数値をメモに残しておくと、店頭で比べるときにとても役立ちます。スマホのメモアプリに「膝の高さ」「肘の高さ」「座椅子の座面高」の3つを書いておけば、売り場でもすぐ照らし合わせられます。ネットで買う場合も、商品ページの寸法と見比べるだけで、判断の精度が一段上がります。ひと手間ですが、失敗して買い直す手間に比べれば、ずっと軽い作業です。
まとめ:無印のこたつの高さの選び方

こたつは冬の主役になる家電なので、毎日の過ごし方がそのまま快適さに影響します。高さで迷っている段階でここまで読んでくださったあなたは、きっと失敗しない選び方ができるはずです。
ここまで、無印のこたつの高さを種類別、体格別に整理してきました。標準タイプは35〜37cm前後、ダイニングタイプは72cm前後で、脚の長さは公式に変更できないとされています。つまり、高さの選択は買う前の判断で決まるということです。
私なら、まず床座りか椅子座りかを決め、そのうえで身長と座椅子の有無から高さを逆算します。床座りで170cm以上なら座椅子を併用するか、ダイニングタイプを検討する。ここを押さえるだけで、失敗の多くは防げると考えています。
次にやることは3つです。まず、自分の座り方で膝と肘の高さを測る。次に、無印良品の公式サイトで現行モデルの高さを確認する。最後に、可能なら店舗で実物に座ってみる。この順番で進めれば、後悔のない一台に近づけます。
最後にひとつだけ補足すると、こたつの高さは「低いから悪い」「高いから良い」というものではありません。大切なのは、あなたの体と暮らし方に合っているかどうかです。数値の比較だけで決めず、座り方や使う時間の長さまで含めて考えると、満足度の高い選び方ができます。
この記事は私の知見・経験則と一般的な情報をもとに作成しました。無印良品のこたつは、機種や販売時期によって高さやサイズ、仕様が異なる場合があります。正確な情報はお使いの機種の取扱説明書、または無印良品公式サイトにてご確認ください。最終的な判断は専門家にご相談ください。