こんにちは。家電FAQ、運営者の「R」です。
ニトリの2wayこたつを使っていて、「夜になると音が気になる」「前はこんなにうるさくなかったのに」と感じていませんか。ギシギシ、カタカタ、ジーッ、ブーンと、音の出方はいろいろありますが、まず落ち着いてほしいのは、うるさいと感じる音の大半は、脚や天板のゆるみ、床との接地、布団やコードの接触といった、自分で確認できる原因だということです。
結論からお伝えすると、今回のケースは「まず確認すべき」状態です。放っておいても、すぐに危険というわけではありません。ただ、ゆるみを放置すると音が大きくなったり、天板がずれたりして悪化することがあります。しかも、ヒーター周りの音が混ざっている場合は、安全面の確認が必要になります。この記事では、2wayならではの継ぎ脚まわりのがたつきから、ヒーターの異音の見分け方、静かにする手順、使用をやめて相談すべき目安まで、私の知見と調べた内容をもとに順番に整理していきます。
音の種類によって、やることはかなり変わります。読み終わるころには、あなたのこたつの音がどのタイプで、今日どこから手を付ければいいかがはっきりするはずですよ。
ニトリの2wayこたつがうるさい原因を探る

音の正体を突き止めるのが、いちばんの近道です。ここでは、うるさい音の種類ごとに、2wayこたつで起こりやすい原因を順番に見ていきます。
うるさい音の種類と最初の見分け方
こたつの音は、大きく分けると二つです。ひとつは、ギシギシ、カタカタ、ミシミシといった「構造の音」。もうひとつは、ジー、ブーン、パチパチといった「電気まわりの音」です。この二つは原因も危険度もまるで違うので、最初にどちらなのかを聞き分けることが大切です。
見分けのコツは、音が出るタイミングです。体重をかけたり、足を入れたり、天板に手をついたときに鳴るなら、ほぼ構造の音です。逆に、誰も触れていなくても電源を入れてしばらくすると鳴り出すなら、ヒーターや電源まわりを疑います。スイッチを切って、数分たっても同じ音が続くか、切ったら止まるかも、重要な手がかりになります。
私が相談を受けるときは、まず「電源を切ったらどうなりますか」と聞きます。電源を切って音が消えるなら電気まわり、切っても体重移動で鳴るなら構造、という切り分けだけで、原因の半分以上は絞れます。スマホの録音機能で音を残しておくと、メーカーに相談するときにも伝わりやすいですよ。
判断の目安:電源を切って消えない音は構造の音、切ると消える音は電気まわりの音。まずこの一点で切り分けましょう。
構造の音は、ほとんどが締め直しや調整で解決します。電気まわりの音は、よくある原因もありますが、安全面が関わるため、慎重に見る必要があります。この先の見出しで、それぞれ詳しく掘り下げていきます。なお、音全般についてはこちらの記事でも整理しています。ニトリのこたつがうるさい原因と静音対策もあわせてご覧ください。
2wayこたつ特有の継ぎ脚のがたつき
2wayこたつは、継ぎ脚を付け外しして、高さを切り替えられるのが特徴です。ロータイプで床に座って使う場合と、継ぎ脚をつけてハイタイプで椅子に座って使う場合とで、使い分けられる便利な構造です。ただ、この「付け外しできる」部分が、音の発生源になりやすいんです。
継ぎ脚は、本体の脚に差し込んだりねじ込んだりして固定します。ここがほんの少しでもゆるんでいると、体重移動のたびに脚と継ぎ脚が小さくこすれて、カタカタ、キシキシという音になります。購入直後はしっかり締まっていても、毎日使ううちに振動で少しずつゆるむことがあります。シーズンの始めに継ぎ脚を付け替えたあとに音が気になり始めた、という場合は、取り付けが甘かった可能性が高いです。
確認の方法は簡単です。電源プラグを抜いて冷めていることを確かめたうえで、天板の端を左右に軽く揺すってみてください。脚の根元や継ぎ脚との接合部から音が出たり、揺れが大きかったりしたら、そこが原因です。継ぎ脚を一度外して、差し込み部分のホコリや異物を拭き取ってから、奥までしっかり取り付け直してください。
| 確認箇所 | 音の出方 | 自力対応 |
|---|---|---|
| 継ぎ脚の接合部 | カタカタ・キシキシ | 取り付け直し・締め直し |
| 本体脚の根元 | ミシミシ | ネジの増し締め |
| 脚の先端 | ゴトゴト | アジャスター調整 |
取り付け直しで音が止まれば、それで解決です。なお、継ぎ脚の取り付け方や適合は機種ごとに違うので、お手元の取扱説明書で、ご自身の型の手順を確認しておくのが確実です。カラカラという軽い音が中心なら、ニトリのこたつがカラカラ鳴る原因と見分け方も参考になります。
天板のきしみ音とネジの緩み
天板のきしみ音も、2wayこたつではよくある悩みです。天板は、本体の枠に固定されていたり、リバーシブルで裏表を使えるようになっていたりと、機種によって構造が違います。いずれの構造でも、天板と枠のあいだのネジがゆるむと、わずかなすき間ができて、そこで木材同士がこすれて音が出ます。
特に、冬の始めに音が出やすいのには理由があります。夏の間は湿度が高く、木材が水分を含んでふくらんでいますが、暖房シーズンに入ると乾燥して木が痩せるんです。そうすると、これまできっちり締まっていたネジの周りに、ほんの少し余裕が生まれて、ゆるみとして音に出てきます。つまり、購入から時間がたったこたつほど、毎年のように起こる自然な現象でもあります。
対処は、天板裏や枠にあるネジを、ドライバーで増し締めすることです。このとき、力を入れすぎないでください。ネジ穴がバカになると、かえって固定できなくなってしまいます。「止まるところまで回して、そこからほんの少し」が目安です。ネジの位置や締め直しの手順は、ニトリのこたつ天板を固定するネジの位置と締め直しで詳しく解説しているので、作業の前に見ておくと安心ですよ。
作業は必ず電源プラグを抜いて、ヒーターが完全に冷めてから行ってください。ヒーターユニットの周辺のネジは、安全に関わる部分なので、むやみに外さないようにしましょう。
増し締めをしても音が残る場合は、天板と枠のあいだに、薄いフェルトやクッション材をはさむ方法もあります。ただし、ヒーターに近い場所には、熱に弱い素材を絶対に使わないでください。
ヒーター周りのジーという音とブーン音
ここからは、電気まわりの音です。電源を入れたあとに「ジー」「ブーン」「パチッ」といった音が聞こえる場合、ヒーターユニットや、温度を調節するサーモスタットのあたりが関わっている可能性があります。
まず知っておいてほしいのは、電源を入れた直後にだけ、「パキッ」「カチッ」と小さな音がするのは、金属部品が熱で伸びるときの膨張音として、よくあることだという点です。これは数分で収まるなら、様子見で構いません。サーモスタットが入り切りするときの「カチッ」という動作音も、ある程度は正常です。
一方で、気をつけたいのは、ずっと続くジー音や、だんだん大きくなる音です。ヒーター周りにホコリがたまると、焦げるようなにおいと一緒に音が出ることがあります。また、サーモスタットの動作が不安定になると、入り切りの間隔が短くなって、カチカチと頻繁に音がすることがあります。この状態を続けるのは、避けたほうがいいでしょう。
| 音の特徴 | 考えられる原因 | 危険度 |
|---|---|---|
| 電源直後の短いパキッ | 金属の熱膨張 | 低 |
| 一定間隔のカチッ | サーモスタットの動作 | 低〜中 |
| 続くジー・ブーン | ヒーターや内部部品の不調 | 中〜高 |
| バチバチ・焦げ臭さ | 接触不良・ホコリの焦げ | 高 |
ヒーターの掃除で改善する場合もあるので、ホコリが気になる方は、ニトリのこたつヒーターの掃除手順をまとめた記事も参考にしてください。ただし、焦げ臭さを伴う場合は、掃除よりも先に使用を止めてください。
コードや布団が触れて鳴る異音
意外と見落とされるのが、コードや布団が原因の音です。こたつは、電源コードがヒーターユニットから出て、テーブルの外側へ伸びています。このコードが天板の枠や脚に挟まっていると、振動で触れ合って、ジジジという細かい音を出すことがあります。
布団も同じです。こたつ布団がヒーターユニットに近づきすぎていると、熱風で布が微妙に揺れて、かすかなパタパタ音になることがあります。それ以上に問題なのは、布団がヒーターに触れる状態です。NITEが公表している事故情報でも、こたつの事故では、ヒーター部分に布団などの可燃物が近づいて焦げたり、発火したりした事例が多いと報告されています。(出典:製品評価技術基盤機構(NITE)製品事故情報)
確認の手順は、次のとおりです。まず電源を切ってプラグを抜きます。次に、布団を完全にめくって、ヒーターとの距離を見ます。さらに、コードが天板の枠や脚、あるいは自分の足の動線で踏まれたり、挟まれたりしていないかをチェックしてください。コードが折れ曲がっていたり、被覆に傷があったりしたら、すぐに使用を止めましょう。
コードを無理に引っ張ったり、折り曲げたり、ねじったりしたまま使い続けるのは危険です。被覆の傷や、プラグの変色を見つけたら、自分で補修せず、メーカーに相談してください。
コードに関する詳しい見分け方は、ニトリのこたつのコードが壊れた時の見分け方を扱った記事にまとめています。布団とヒーターの距離は、音の問題だけでなく安全面でも大事なので、シーズンのはじめにぜひ一度見直してみてください。
ニトリの2wayこたつをうるさい状態から直す

原因の見当がついたら、次は実際に静かにしていく番です。ここでは、手順、床対策、使用をやめる目安、買い替えのラインまでを順番にお伝えします。
まず試したい静かにする手順
やることを、時間のかからない順に並べます。いきなり分解するのではなく、安全で簡単なものから順番に試すのが鉄則です。
手順1:電源を切り、プラグを抜いて冷ます。音の確認も作業も、すべてこの状態から始めます。ヒーターが熱いまま触るのは、やけどのもとですよ。
手順2:布団とコードを外して確認する。布団をすべて取り除いて、天板と脚だけの状態にします。この状態で天板を揺すって音が出なければ、布団やコードが原因だったということになります。
手順3:脚と継ぎ脚を取り付け直し、ネジを増し締めする。前の見出しで説明した箇所を順番に締め直します。音が出る場所を一つずつつぶしていくイメージです。
この三つで止まらなければ、床との接地を見直します。この流れで、全体の約8割は片づくというのが、私の感覚です。
ここで、私ならこう判断します。電源を入れていない状態でも鳴るなら、ほぼ構造の問題なので、焦らず自分で締め直しと調整をやります。逆に、電源を入れたときだけ続く異音や、焦げ臭いにおいがある場合は、自分で直そうとせず、その時点で使うのを止めて相談します。ヒーターはそれだけ、自己流で触る部分ではないからです。
| 確認項目 | 内容 |
|---|---|
| 放置リスク | 構造の音は低、電気まわりの音は中〜高 |
| 自力対応の難易度 | 構造の音は低、電気まわりの音は高 |
| コスト感 | 構造の音は低、部品交換は不明 |
| 再発可能性 | 構造の音は中、季節ごとに起こりやすい |
| 安全面の関与 | 構造の音はなし、電気まわりの音はあり |
それぞれの目安を、表にまとめました。音のタイプを見極めたうえで、表と照らし合わせて判断してください。
脚の高さ調整とアジャスター対策
手順3までで止まらなければ、次は「床との接地」です。2wayこたつの脚には、360度回転するアジャスターが付いている機種があり、床の水平に合わせて高さを微調整できるようになっています。ここが合っていないと、4本のうち1本が浮いてしまい、そこを中心にグラグラして音が出ます。
確認は、こたつを置いた状態で、対角線上の角を順番に軽く押してみる方法が簡単です。押したときにカタンと動く角があれば、その脚が浮いています。アジャスターを回して、床にしっかり当たるように調整してください。回しすぎると今度は別の脚が浮くので、少しずつ動かして、全部の脚が均等に接地するところを探します。
また、継ぎ脚をつけるハイタイプで使うときは、脚が長くなる分、横方向の揺れが増えます。そのため、ロータイプで問題なかったのに、ハイタイプにしたら音が出た、ということも珍しくありません。この場合は、継ぎ脚の取り付けを見直すのが先です。
畳やカーペットの上だと、脚が沈んで見かけ上は安定していても、体重をかけると沈み方に差が出て鳴ることがあります。床が柔らかい場合は、脚の下に板や硬めのマットを敷くと、音が収まるケースがあります。
アジャスターがすでに限界まで出ていて、それでも合わない場合は、床自体が傾いている可能性があります。その場合は、置き場所を少しずらしてみるだけで改善することもありますよ。
防振マットで床の振動を抑える方法
脚の調整をしても、わずかな振動が床に伝わって、「ゴー」「ゴトゴト」と響く場合があります。特に、フローリングは音が反響しやすく、集合住宅だと下の階への響きが気になるところです。こうしたときに役立つのが、防振マットや防振ゴムです。
使い方は、脚の下に防振ゴムやフェルトを一枚はさむだけ。それだけで、脚とフローリングの接触音がかなり和らぎます。こたつ全体の下に薄いラグを敷くのも、振動を吸収するのに効果的です。ただし、ここで注意したいのは、ヒーターに近い場所や、熱がこもる場所には熱に弱い素材を使わないことです。あくまで、床と脚のあいだだけで使うようにしてください。
| 対策 | 向いているケース | 注意点 |
|---|---|---|
| 脚の下に防振ゴム | フローリングでの接地音 | サイズを脚に合わせる |
| フェルトシール | 床の傷防止と軽い異音 | はがれやすいので定期交換 |
| ラグを敷く | 響きが気になる床 | 厚すぎると不安定になる |
防振対策は、あくまで「構造の音」へのひと工夫です。電気まわりの音には効果がありません。音が止まったかどうかは、対策前後の録音を比べると、自分の耳だけで判断するよりもはっきりわかります。
なお、ネジが紛失していたり、部品が欠けていたりする場合は、まず部品を揃えるのが先決です。ニトリのこたつの部品の入手先については、別の記事で扱っているので、そちらも確認してください。
使用中止すべき異音と修理の目安
ここは、読み飛ばさないでほしいところです。次のような症状がある場合は、その場で電源を切ってプラグを抜き、使用を中止してください。
・焦げたようなにおいがする
・バチバチ、ジジジという音が断続的に続く
・ヒーター部分が異常に熱い、または赤熱のムラがある
・コードやプラグが熱を持つ、変色している
・電源が入ったり切れたりを繰り返す
これらは、ホコリの焦げ、接触不良、サーモスタットの不調などが考えられ、放置すると火災や感電につながる恐れがあります。自己判断で分解したり、改造したりするのは絶対にやめてください。NITEも、電気こたつの改造や修理しての使用は避けるよう注意喚起しています。
異音と一緒に焦げ臭さがある場合は、様子見をせず、すぐ使用を止めましょう。相談先は、ニトリのお客様相談窓口か、購入店舗です。製品事故かもしれないと感じたときは、消費者ホットライン(188)にも相談できます。
修理の目安としては、ヒーターユニットだけが原因なら、ユニットの交換で直る場合もあります。ただ、使用年数が長いと、ユニットを替えても別の箇所に不具合が出ることがあります。購入からの年数や保証期間を確認して、修理か買い替えかを決めていきましょう。ヒーターの取り外しや種類については、ニトリのこたつのヒーター取り外しは可能?という記事で解説しています。
連絡する際は、機種名(本体のラベルに記載されています)、音の種類、鳴るタイミングを、先ほどお伝えした録音と一緒にまとめておくと、話がスムーズに進みます。
買い替えを考える寿命の目安
構造の音は、調整で直せることが多いのですが、使い込んだこたつの場合、買い替えのほうが現実的なケースもあります。判断の軸は三つです。
一つめは使用年数。一般にこたつは、数年から10年ほどで、ヒーターや内部部品の劣化が目立ってくるとされます。二つめは音の再発。締め直しても、毎年同じ場所から音が出るなら、木部やネジ穴自体が傷んでいる可能性があります。三つめは修理費用。ヒーターユニットの交換費用が高くつく場合、本体を新しくしたほうが総額で割安になることもあります。
| 状態 | おすすめの判断 |
|---|---|
| 購入から数年・構造の音のみ | 締め直しと調整で継続 |
| ヒーター周りの異音・焦げ臭さ | 使用中止して相談、交換または買い替え |
| 10年近く使用・複数箇所に不調 | 買い替えを検討 |
安全面が絡む電気まわりの不調は、古いこたつで無理を重ねないことが何より大事です。寿命の考え方については、ニトリのこたつの寿命と買い替えの判断基準の記事で詳しく解説しています。
買い替えるなら、現在の使い方に合う高さの切り替えができるか、静音性についての口コミはどうか、といった点を確認して選ぶと、同じ悩みを繰り返さずにすみます。
ニトリ2wayこたつがうるさい時のまとめ

ここまで、ニトリの2wayこたつがうるさい原因と、静かにする方法を見てきました。もう一度、大事な点を整理します。
うるさい音は、電源を切って消えるかどうかで、構造の音と電気まわりの音に切り分けられます。構造の音は、継ぎ脚の取り付け、天板のネジ、アジャスターの調整、防振対策で、ほとんどが自力で解決します。一方、電源を入れたときに続くジー音やバチバチ音、焦げ臭さは、安全面が関わるので、使用をやめて相談するのが正解です。
あなたが今日やることは、次の三つだけです。プラグを抜いて冷ます。布団とコードを外して、脚と天板を締め直す。それでも直らなければ、床との接地を調整して、防振ゴムを試す。この順番で進めれば、無駄なく原因にたどり着けます。
2wayこたつは、使い方の幅が広い分、パーツのゆるみも出やすい家電です。シーズンの始めに一度点検しておくと、冬のあいだの快適さがまるで違いますよ。
この記事は私の知見・経験則と一般的な情報をもとに作成しました。ニトリのこたつは機種によって構造や操作方法、仕様が異なります。正確な情報はお使いの機種の取扱説明書、またはニトリ公式サイトにてご確認ください。また、ヒーターや電源まわりの異音など安全に関わる場合の最終的な判断は、専門家にご相談ください。