こんにちは。家電FAQ、運営者の「R」です。
無印のこたつを使っていて、「もう少し高さがほしい」「座ったときに天板が低すぎる」と感じたことはありませんか。ダイニングチェアに合わせたい、膝が当たって窮屈、掃除のときに天板の下が狭いなど、こたつの高さ調整を考える理由は人それぞれかなと思います。
ただ、無印のこたつは見た目がすっきりしている分、高さをワンタッチで変えられる仕組みがあるのかどうか、パッと見では分かりにくいですよね。脚の継ぎ足しや台の利用で上げられるのか、上げたとしてヒーターや布団まわりは安全なのかも気になるところです。
この記事では、無印のこたつの高さの目安から、脚の継ぎ足しで高さ調整をするときの選び方、ブロックや台を使うときの注意点、布団とヒーターの関係までを、私の知見とこれまで調査してきた経験をもとに順番に整理しています。最後まで読めば、あなたのこたつに高さ調整をしてよいかどうかの見通しが立つはずですよ。
無印のこたつの高さ調整はできるのか

まずは、無印のこたつの高さがどのくらいで、そもそも調整できる作りなのかを整理します。そのうえで、高さを上げたいときに使える脚の継ぎ足しや、高さ調整できるこたつとの違いまで見ていきましょう。
無印のこたつの高さは何cmか
無印良品のこたつは、「こたつにもなるローテーブル」のような低めのテーブルタイプが中心です。私が確認している範囲では、テーブルの高さは約37cm前後とされていて、以前の店舗ブログなどでは約35cmと紹介されていた時期もあります。年式や仕様で数値が少し違う可能性があるので、お手元の機種は必ず取扱説明書か本体の表示で確認してください。
一般的なダイニングテーブルの高さは70cm前後ですから、約37cmというのはかなり低い設定です。床に座ってくつろぐロースタイル向けの高さで、ソファに座りながら使うには低すぎますし、ダイニングチェアで使うにも合いません。
一方で、座布団や座椅子に座って使うなら、むしろこの低さが落ち着くという声もよく聞きます。部屋全体を低い家具でそろえたい人には、この高さが無印らしい魅力でもあります。
サイズ展開は、2人用の小さめと4人用の大きめがあり、天板の大きさは機種によって違います。高さと一緒に天板サイズも確認しておくと、後の脚選びがスムーズです。
なお、「高さ調整」で検索すると別商品の話が混ざることもあります。実際、無印には高さ調整ができる商品として枕が知られていて、こたつと勘違いしやすいので注意してくださいね。
こたつの高さ調整に使える脚の継ぎ足し
結論から言うと、私が調べた範囲では、無印のこたつ専用の純正継ぎ足し脚は確認できませんでした。そのため、高さを上げたい場合は市販の汎用こたつ用継ぎ足し脚を使うのが、現実的な選択肢になりやすいです。
継ぎ足し脚は、既存の脚の下や先端に取り付けて高さを数センチ上げるパーツです。上下をひっくり返して使うと高さが2段階に変えられるタイプや、約4cmから約8cmまで上げられる商品などがあります。ホームセンターやネット通販で手軽に手に入り、価格も数百円から数千円ほどで済むことが多いです。
継ぎ足し脚は、脚の太さ・形・取り付け方式が合うかどうかがすべてです。購入前に必ず自分のこたつの脚を測ってください。
脚を測るときは、次の3点をメモしておくと失敗しにくいです。
| 測る場所 | 見るポイント |
|---|---|
| 脚の太さ(幅) | 丸脚か角脚か、直径や一辺は何cmか |
| 脚の断面の形 | 丸・四角・平たい楕円のどれか |
| 脚の取り付け方 | 天板に固定か、脚が外せるタイプか |
特に平たい楕円形の脚は、一般的な丸脚用の継ぎ足し脚だとしっかり固定できない場合があります。幅広サイズ対応の製品を選ぶと解決したという体験談もあるので、形状が特殊なときは対応サイズの記載を丁寧に確認しましょう。
高さ調整できるこたつとの違い
市販のこたつには、最初から高さを段階的に調整できる商品があります。脚が伸縮するタイプや、脚の付け替えで高さを変えられるタイプなどで、座卓にもダイニング用にも使える点が人気です。無印のこたつを選ぶときも、この違いは意識しておくと後悔が減ります。
| タイプ | 高さ調整 | 特徴 |
|---|---|---|
| 無印のロータイプ | 基本は固定 | すっきりしたデザインで床座向き |
| 高さ調整式のこたつ | 段階的に変更可 | 座卓とハイタイプを兼用しやすい |
| ダイニングこたつ | チェア用の高め固定 | 椅子に座って使える |
もし「ソファやチェアに座って使いたい」というのが目的なら、継ぎ足し脚で無理に上げるより、最初からハイタイプや高さ調整式のこたつを検討したほうが、安全面でも使い心地の面でも結果的に安心です。
逆に、「今のこたつを気に入っていて、あと数センチだけ上げたい」程度なら、継ぎ足し脚で十分に対応できる場合が多いです。目的が数センチの微調整なのか、使い方そのものを変えたいのかを先に決めると、選ぶものが自然に決まりますよ。
ダイニングとして使えるかどうかは、当サイトの別記事でも詳しく整理しています。気になる方は無印良品のこたつをダイニングテーブルに使えるかもあわせてどうぞ。
ちなみに、無印良品のテーブルには脚を付け替えられる仕組みのものがあり、脚の長さに複数の種類が用意されています。ただ、これはこたつ用ではなく、こたつ本体の脚に同じ発想をそのまま当てはめることはできません。同じ無印でも商品ごとに構造が違うので、他のテーブルの情報を鵜呑みにしないことが大切です。
継ぎ足し脚を選ぶときの確認点
継ぎ足し脚を実際に選ぶときは、高さだけで決めないことが大切です。私が購入前にいつも見ているポイントを、順番にお伝えしますね。
耐荷重と脚の本数
こたつ本体は天板、ヒーターユニット、布団の重さに加えて、食事や作業で物が載ります。継ぎ足し脚の耐荷重表示が、脚1本あたりの数値なのか、4本セットの合計なのかを確認してください。余裕のあるものを選ぶほど安心です。
固定方法
かぶせるタイプは、取り付けが簡単な反面、使っているうちにゆるむことがあります。ネジや差し込みで固定するタイプは安定しやすいものの、脚の加工や穴の有無に左右されます。ゆるみは天板の傾きにつながるので、ここは重視してほしいところです。
床への配慮
底面にゴムやフェルトが付いているタイプだと、床を傷めにくく滑りにくいです。フローリングの上で使うなら、床保護の有無も忘れずにチェックしてください。
また、4本とも同じ高さに揃えることも基本です。1本だけ差があると、天板がぐらついてヒーターユニットにも負担がかかります。商品を買ったら、取り付け後に天板を軽く押して、揺れないかを必ず確認してくださいね。
安全に関わるパーツなので、極端に安い無名品や、レビューに「ぐらつく」「外れた」と複数書かれているものは避けるのが無難かなと思います。
継ぎ足し脚を使う場合でも、まずは1本だけ試しに取り付けて、全体のバランスを見てから残りを付けるのは避けてください。必ず4本そろえて取り付けたうえで、天板の水平を水準器やスマホのアプリで確認すると、ぐらつきの原因を早い段階で見つけられます。取り付けの際は電源プラグを抜き、本体が冷えている状態で作業することも忘れないでくださいね。
ブロックや台で高さを上げる注意点
「継ぎ足し脚を買うほどでもないから、手近なブロックや台で上げてしまおう」と考える方もいるかもしれません。これは、私は基本的におすすめしていません。理由は大きく2つあります。
1つ目は、安定性です。こたつは天板の上に物を置いたり、足を入れたり出したりするたびに、横方向の力がかかります。ブロックや踏み台を脚の下に置いただけだと、ずれたり倒れたりするおそれがあります。
2つ目は、安全面です。こたつの内部には熱を出すヒーターユニットがあり、傾くと布団や周囲のものが近づきやすくなります。経済産業省所管のNITE(製品評価技術基盤機構)も、こたつの布団がヒーターユニットに触れて発火した事例を紹介していて、取り扱いには注意が必要とされています。
木材や段ボールなど燃えやすい素材を脚の下に敷くのは避けてください。熱や重みで変形や傾きが起きると、思わぬ事故につながります。
どうしても台を使いたいときは、専用品として売られているこたつ用の高さ調整パーツを選ぶのが基本です。ゴムの滑り止め付きで、脚の太さに合うものを選べば、安定性もかなり変わります。
DIYで脚を作り替える方法もありますが、保証が受けられなくなったり、電気部品に影響が出たりする可能性があります。この点は、メーカーや専門家に相談したうえで判断してくださいね。
継ぎ足しで本体が重くなる点については、こたつの移動や片付けの観点からも触れています。無印のこたつが重い時の移動と片付けのコツも参考になるはずです。
継ぎ足し脚で上げられる高さは、製品にもよりますがせいぜい数センチです。数センチ上がるだけでも、膝まわりのゆとりや足の入れやすさはかなり変わります。ただし、上げた分だけ安定性は少しずつ犠牲になるので、必要な高さを見極めて、上げすぎないことをおすすめします。
無印のこたつで高さ調整を失敗しない方法

高さを変えたあとは、使い勝手だけでなく安全面や周辺の道具もセットで見直す必要があります。ここからは、布団とヒーターの関係、座り方の工夫、ダイニング使い、脚を足したあとの安定感について整理します。
こたつ布団とヒーターの接触に注意
脚を継ぎ足して天板が上がると、こたつ布団の位置関係が変わります。具体的には、布団が床につく長さが短くなって裾が足りなくなったり、逆に天板が高くなって布団がたるんだりします。ここは、意外と見落としやすいポイントです。
布団の裾が床から浮くと、暖かい空気が逃げやすくなり、暖房効率が落ちます。そのため、継ぎ足す高さの分だけ、布団のサイズが足りているかを確かめておきましょう。
さらに大事なのが、ヒーターユニットと布団の距離です。ヒーターユニットは天板の裏側に付いていますが、天板が上がると、足を入れる空間が広がる反面、布団がたるんでヒーターに触れやすくなる場合があります。
こたつ布団がヒーターユニットに触れたまま使うと、発火のおそれがあります。高さを変えたら、布団が垂れて接触していないか必ず確認してください。
私なら、継ぎ足した直後は、スイッチを入れる前に天板の下を目視でチェックします。そして、使い始めて最初の数日は、定期的に布団の位置を確かめるようにします。
布団のサイズ選びについては、当サイトでも無印のこたつ布団を取り上げています。高さを変えるなら、あわせて布団も見直すのがおすすめです。
私自身、こたつまわりの環境を整えるときは、まず今の状態で何が一番つらいのかを書き出します。膝なのか、腰なのか、天板の高さなのか。原因が分かれば、必要な対策も絞られて、余計な買い物をしなくて済みます。
低いままで使う座椅子と座布団の工夫
実は、こたつを高くしなくても、座る側を調整すれば快適になることが多いです。高さ調整というと、どうしてもこたつ側を変えたくなりますが、座る側の工夫のほうが安全で手軽なケースも少なくありません。
たとえば、足が楽に入らず窮屈と感じる場合は、座面が低めの座椅子や、厚みのある座布団を使うと、膝まわりの余裕が変わります。逆に、天板が低すぎて肩が上がるように感じるなら、背もたれのある座椅子で姿勢を安定させると楽になります。
| 困りごと | 座る側の工夫 |
|---|---|
| 膝が天板に当たる | 座面の低い座椅子に替える |
| 天板が低くて前かがみになる | 背もたれ付き座椅子で姿勢を整える |
| 長時間座ると腰が痛い | クッションで骨盤を支える |
| 足を伸ばしにくい | 天板の下の空間を片付けて広げる |
こうした工夫なら、こたつ本体に手を加えないので、保証や安全性の心配がありません。まず座る側を試して、それでも足りなければ脚の継ぎ足しを検討する、という順番が私のおすすめです。
また、床に座るスタイルでは、ラグの厚みも高さの感じ方に影響します。厚手のラグを敷くと実質的に天板が低く感じられるので、ラグを薄手に替えるだけで印象が変わることもありますよ。
座椅子の高さを変えるだけで、天板との距離感はかなり調整できます。座面が高めの座椅子や、座面の高さを数段階で変えられるタイプを選べば、家族それぞれの体格に合わせやすいのも利点です。
ダイニング使いで高さを変える場合
無印のこたつをダイニングテーブルのように使いたい、という相談はよくあります。ただ、脚の継ぎ足しだけでダイニングの高さまで上げるのは現実的ではありません。
理由は単純で、約37cmのこたつを一般的な70cm前後まで上げるには、30cm以上の延長が必要になるからです。そんなに長い継ぎ足しは、強度の面でも天板の安定性の面でも、おすすめできません。
ダイニングとして使いたいなら、最初からチェア向きのハイタイプのこたつを選ぶのが近道です。高さ調整が可能なタイプを選べば、季節によって座卓とダイニングを切り替えられます。
一方で、座椅子とセットで、少し高めの食事スタイルを楽しみたい程度なら、数センチの継ぎ足しと座面の高い座椅子の組み合わせで十分満足できる人もいます。どこまで求めるかを先に決めておくと、選択がブレません。
天板の広さについても、ダイニング用途なら長方形タイプのほうが使いやすいと感じる人が多いです。サイズ感は無印のこたつ長方形のサイズ目安の記事で触れているので、あわせて見てみてください。
なお、一般的なダイニング用のこたつは、チェアに合わせた高さで設計されていて、脚の強度や重心のバランスも最初からその前提で作られています。後から無理に高くした座卓型とは、安定感の面で差が出やすいと私は感じています。
脚を足すと重さや安定感はどうなる
脚を継ぎ足して高さが増えると、こたつ全体の重心が上がります。重心が高くなると、横から力が加わったときに倒れやすくなり、同じ重さでも安定感は下がります。
特に、小さな子どもやペットがいる家庭では、天板に手をついたり、よじ登ったりすることがあります。高さが数センチ上がっただけでも、グラつきが増えたと感じる人は少なくありません。
対策としては、次のような点を意識すると安心です。
| 対策 | 内容 |
|---|---|
| 滑り止めを付ける | 脚の先にゴム付きのキャップを使う |
| 脚を揃える | 4本とも同じ継ぎ足しで高さを合わせる |
| 定期点検 | 月に一度、ゆるみやぐらつきを確認する |
| 置き場所を決める | 床の水平な位置に置いて動かさない |
もう一点、重さの面でも変化があります。継ぎ足し脚の分だけ本体が少し重くなるので、移動や片付けのときは1人で持ち上げずに、2人で運ぶか、脚を外してから動かすと安全です。
シーズンオフには、継ぎ足し脚を外して保管することも考えておきましょう。収納スペースを節約できるうえ、パーツの劣化も防げます。
継ぎ足し脚は、取り付けて終わりではありません。使い始めてからしばらくは、床に座ったまま天板を軽く揺らして、ぐらつきがないかをこまめに確かめてください。小さな異変に早く気づければ、事故のリスクをぐっと減らせます。
無印のこたつの高さ調整のまとめ

ここまで、無印のこたつの高さ調整について整理してきました。最後に要点をまとめておきます。
無印のこたつは、私が確認している範囲では脚が固定の低めタイプが中心で、高さを段階的に変える機構は見当たりません。高さを数センチ上げたいときは、脚の形に合う市販の継ぎ足し脚を使うのが現実的です。ブロックや台を脚の下に置く方法は、安定性と安全面から避けたほうがよいと私は考えています。
私なら、まず座椅子や座布団といった座る側の工夫を試し、それでも足りなければ、耐荷重と固定方法を確かめたうえで継ぎ足し脚を選びます。そして、取り付けたあとは、布団がヒーターユニットに触れていないかを必ず確認します。
次にやる行動は、この3つです。
1つ目は、今のこたつの脚の形と太さを測ること。2つ目は、目的が数センチの微調整なのか、使い方そのものの変更なのかを決めること。3つ目は、継ぎ足し後に天板のぐらつきと布団の位置を確認することです。
ちなみに、高さ調整にこだわるあまり、本来の使い心地を損なってしまうケースもあります。無印のこたつは低い高さで床座を楽しむ設計なので、その良さを活かした使い方を見直すのも、立派な選択肢です。
こたつは毎日使う暖房器具だからこそ、無理のない範囲で、安全第一で調整してくださいね。なお、こたつの事故情報や注意点は、(出典:NITE 製品評価技術基盤機構)でも公開されているので、一度目を通しておくと安心です。
この記事は私の知見・経験則と一般的な情報をもとに作成しました。無印良品のこたつは機種や年式によって、高さ・脚の形状・操作方法や仕様が異なります。正確な情報はお使いの機種の取扱説明書、または無印良品公式サイトにてご確認ください。脚の加工や継ぎ足しなど、安全に関わる判断については、最終的に専門家にご相談ください。