こんにちは。家電FAQ、運営者の「R」です。
前は静かだったのに、最近になって象印の加湿器がうるさくなったと感じて、このページに来てくれた方が多いかなと思います。ボコボコ、ゴボゴボ、ジーッといった音が夜の寝室で響くと、気になって眠れなくなりますよね。
結論から言うと、スチーム式の象印の加湿器がうるさくなった場合、いちばん多い原因は内容器にたまった水垢(ミネラル分)です。放置すると音だけでなく加熱の効率も落ちていくので、まず確認しておきたい状態ですよ。多くはクエン酸洗浄で落ち着くことが多く、すぐに修理や買い替えを決める必要はないかなと思います。
この記事では、音が大きくなる仕組み、設置まわりのチェック、クエン酸洗浄の手順、静音に役立つモード、毎日のお手入れまでを順番にまとめました。私の知見と、これまで調べてきた象印の公式情報をもとに整理したので、上から順に試してみてくださいね。
象印の加湿器がうるさくなった原因

まずは、なぜ象印の加湿器がうるさくなったのかを整理します。スチーム式は水をお湯にして蒸気を出す仕組みなので、もともと沸騰に伴う音は出ます。ただ、買った当初より明らかに大きくなったなら、内部の状態が変わっているサインです。音の種類ごとに原因を見ていきましょう。
湯わかし音が大きくなる水垢の影響
象印のスチーム式加湿器で音が大きくなる原因として、いちばん多いのが内容器の底や側面に付着した水垢です。水道水に含まれるカルキやミネラル分は、水が蒸発しても内容器に残ります。これが日々積み重なって白い膜や固い層になり、ヒーターから水へ熱が伝わる効率を落とします。
ちなみに、水垢は一度付くと自然には減りません。むしろ毎回の加熱で焼き付くように固くなっていくので、軽いうちに落とすほうが洗浄も楽です。音が少し大きくなったかなと感じた段階で動くのが、結果的にいちばんラクだと私は考えています。
熱が伝わりにくくなると、水がまんべんなく温まらず、局所的に急激に沸騰します。その結果、お湯が勢いよく跳ねるような「ボコボコ」「ガボガボ」といった大きな湯わかし音になりやすいんです。私が確認している限り、使い始めて数か月から1シーズンほど経った頃に、急に音が気になり出したという声はこの原因が大半です。
象印の公式サポートでも、内容器に付く白い浮遊物やもらいさびは水に含まれるミネラル分などによるもの、と案内されています。つまり、使っていれば誰でも起こる現象で、故障ではありません。水垢の程度が強いほど音も大きくなる傾向があるので、まずは内容器の底を見て、白くザラザラしていないか、茶色っぽい汚れがないかを確認してみてください。
内容器の底が白っぽく固くなっていたら、水垢による音の増大の可能性が高いです。まずはクエン酸洗浄を優先してください。
なお、水道水の硬度が高い地域や、ミネラルウォーターを入れている場合は水垢の付き方が早くなります。加熱の効率が落ちると電気代にも響くので、音は「そろそろお手入れの時期ですよ」という合図だと考えるのがいいかなと思います。
ボコボコ音とゴポゴポ音の正体
音の聞こえ方によっても、原因はある程度絞れます。代表的なのが「ボコボコ」と「ゴポゴポ」です。ボコボコは、水が沸騰して泡が弾ける音で、水垢で熱の伝わり方にムラがあるとき、泡が大きく不規則になって響きやすくなります。
もう一つ見分けのコツがあります。水を入れて運転を始めた直後の数分だけ音が大きいのか、運転中ずっと大きいのかです。直後だけなら水位や装着の影響、ずっとなら水垢の影響が疑わしいです。スマホで音を録音しておくと、洗浄の前後で比べられて効果も実感しやすいですよ。記録を残しておけば、サポートに相談するときの説明材料にもなります。音の特徴を言葉で書き留めておくだけでも、原因の切り分けが格段に楽になります。
一方、ゴポゴポは、タンクと内容器の間で水や空気が行き来するときに出る音です。給水の水位が下がって空気が入るときに出るのは、構造上の通常動作の場合もあります。ただし、以前より頻繁に鳴る、音が大きくなったという場合は、水垢でフロート部分や水の通り道に影響が出ているケースも考えられます。
次の表は、音のタイプごとの目安です。あくまで私の経験則ですが、自分の加湿器の音と照らし合わせるヒントにしてください。
| 音の種類 | 考えられる原因 | 最初にやること |
|---|---|---|
| ボコボコ・ガボガボ | 水垢による加熱のムラ | クエン酸洗浄 |
| ゴポゴポ | 水位変化や空気の出入り | 水量と装着の確認 |
| ジー・ブーン | 振動や置き場所の影響 | 設置面の確認 |
| カチッ・ピキッ | 加熱後の金属の収縮 | 基本は様子見 |
音の種類を切り分けておくと、次に何をすればいいかが見えてきます。特にボコボコ系は、洗浄だけで改善することが多い印象ですよ。
加熱中と冷める時で変わる音の種類
同じ加湿器でも、運転の段階によって音の種類は変わります。スイッチを入れてしばらくは、水を温めている段階なので、ほとんど音がしません。水温が上がって沸騰が始まる頃から、ボコボコという湯わかし音が出始めます。
音の大きさを数字で測らなくても、昼と夜で聞こえ方が違うことにも注意してください。夜は周囲が静かになるぶん、同じ音でも大きく感じます。寝室で使っている方は、実際以上にうるさく感じている場合もあるので、置く距離を少し離すだけでも体感は変わります。また、運転ランプや表示の変化と音のタイミングを合わせてメモしておくと、洗浄後に比べやすくなります。音が出る段階を意識するだけで、不安はかなり減るはずです。
沸騰が安定すると蒸気が出て、音は少し落ち着きます。水垢が多い状態だと、この沸騰の立ち上がりで特に大きな音になったり、湯がバチバチと跳ねるような音が混じったりします。ですので、「いつ」うるさいのかをメモしておくと、原因の見当が付けやすいです。
もう一つ、運転を止めたあとに出る「カチッ」「ピキッ」という小さな音は、温まった金属やプラスチックが冷えて収縮するときのものです。これは多くの家電で起こる自然な現象で、気にしなくて大丈夫です。逆に、運転中ずっと続く大きな音や、焦げたようなにおいをともなう音は注意が必要です。
機種によっては、気化式とスチームを組み合わせたタイプもあり、その場合はファンの風切り音も加わります。ファンのホコリが原因のこともあるので、お使いの機種のタイプは取扱説明書で確認しておくといいですよ。音が出るタイミングを整理しておけば、洗浄で済むのか、別の確認が必要なのかの判断が楽になります。
設置場所のガタつきと振動音の確認
意外と見落とされがちなのが、置き場所による振動音です。加湿器本体の音そのものは変わっていなくても、置いている台や床の状態によって、振動が共鳴して「ジー」「ブーン」とうるさく感じることがあります。
それでも振動音が消えないときは、本体の底の脚ゴムが外れていないか、水滴が付いて滑っていないかも見てみてください。小さな部品ですが、ここが外れているとガタつきの原因になります。確認は電源を切って冷めてから行い、無理に力を入れないようにしましょう。壁から少し離し、安定した平らな面に置くだけで、体感の音が下がるケースは本当に多いです。
チェックしたいのは次の3点です。1つ目は、本体が水平で安定した場所に置かれているか。わずかな傾きでもガタつきの原因になります。2つ目は、台座やテーブルが薄い板だったり、棚の上だったりしないか。共鳴して音が増幅されやすいんです。3つ目は、壁や家具に近すぎて音が反響していないかです。
置き場所を変えるだけで、うるさかった音がぐっと気にならなくなったという例は珍しくありません。厚めのマットや、滑り止めシートを敷くのもひとつの方法です。ただし、熱に弱い素材は避けてください。スチーム式は本体が高温になるので、耐熱性のあるものを選びたいところです。
また、タンクがきちんとセットされていないと、水の流れが不安定になってゴポゴポ音が出やすくなります。一度タンクを外して、パッキンの位置を整えて、しっかり奥まで差し込み直してみてください。この確認は数分で終わるので、洗浄の前にやっておくと切り分けになります。
スチーム式は高温の蒸気が出ます。置き場所を動かすときは、必ず電源を切って、本体が冷めてから行ってください。
フッ素被膜のはがれと沸騰音の関係
もう一つ、音に関係することがあるのが内容器のフッ素被膜の状態です。象印の加湿器の内容器は、汚れが付きにくいようにフッ素加工が施されています。この被膜が水垢で傷んだり、はがれたりしているように見える場合があります。
ちなみに、被膜の見た目だけで寿命を判断するのはおすすめしません。実際に私が調べた範囲でも、白く濁って見えていただけで、洗浄後にきれいに戻った例が多く見られます。洗浄で変化を確認し、そのうえで次の判断をしても遅くないかなと思います。被膜の状態は、洗浄後に明るい場所でもう一度見直すと、実際の傷みが分かりやすくなります。焦らず、まず洗浄、次に状態確認という順番で進めてくださいね。
象印の公式サポートでは、フッ素被膜のはがれも水垢が原因の場合があるとされ、まずクエン酸洗浄を行うように案内されています。つまり、被膜がはがれたように見えても、実は水垢が固まっているだけというケースが少なくないんです。見た目で慌てて買い替えに走る前に、洗浄で変化を見るのが先かなと思います。
洗浄後も明らかにフッ素が削れている、内容器に穴や変形があるといった場合は、お使いの機種の取扱説明書に沿って、象印のお客様相談窓口へ相談してください。内容器は消耗部品として購入できる場合もあるので、全体の買い替えより安く済む可能性もあります。
注意したいのは、金属たわしや硬いブラシでこすることです。被膜を傷つけて、かえって汚れが付きやすく、音も出やすくなります。水垢はこすって落とすより、クエン酸でゆるめて落とす考え方が基本ですよ。
象印の加湿器がうるさくなった時の対処法

原因の見当が付いたら、次は実際の対処です。最も効果が出やすいのはクエン酸洗浄で、次にモードの活用と日々のお手入れです。順番に見ていきましょう。
クエン酸洗浄で湯わかし音を静かにする
水垢が原因の場合、最も確実なのがクエン酸洗浄です。象印の公式サポートでは、洗浄の目安は1〜2か月に1回とされています。うるさくなったと感じた時点で、すぐに行ってみてください。(出典:象印公式サポート)
洗浄のタイミングは、タンクの水を使い切った後や、夜の使用が終わったあとなど、生活のリズムに合わせて決めると続けやすいです。洗浄中は1時間30分ほどかかるので、外出前や就寝前に始めておくと時間を無駄にしませんよ。カレンダーに洗浄日を入れておくのもおすすめです。
手順の基本は次のとおりです。ぬるま湯にクエン酸30gを溶かし、内容器の満水表示の位置まで入れます。そのうえで洗浄モードを実行し、約1時間30分ほどかけて洗浄します。終わったら湯を捨て、内容器をよくすすぎます。泡立ちやふきこぼれを防ぐために、専用のピカポットを使うよう案内されています。
洗浄モードの有無や操作方法は、機種によって異なります。ある機種では、湯わかし音セーブのボタンを3秒ほど長押しするとクエン酸洗浄モードが始まるなど、ボタンの操作が違います。必ずお使いの機種の取扱説明書で確認してください。
洗浄中は高温になります。やけどを防ぐため、運転中はそばを離れすぎず、湯を捨てるときは完全に冷めてから行ってください。
洗浄後は、内容器の底の白い膜が落ちて、金属のつやが戻っているはずです。この状態で使うと、湯わかし音が以前より穏やかになったと感じる方が多いです。それでも音が変わらない場合は、次の対処に進みましょう。クエン酸を使った掃除全般については、象印の加湿器のお手入れ方法でも詳しく触れています。
湯わかし音セーブモードの使い方
洗浄と並んで試したいのが、湯わかし音セーブモードの活用です。象印のスチーム式加湿器の多くには、沸騰時の音を抑えるモードが搭載されています。夜の寝室など、静かに使いたい場面で役立ちます。
音を抑えるモードを使う際は、部屋の湿度計も一緒に置いておくと安心です。加湿量が控えめになっても、湿度が足りているかを数字で確認できます。足りないときだけ通常運転に戻す、という使い方にすれば、静かさと加湿力をうまく両立できます。初めて使う方は、数日試して、寝つきや湿度の変化を見ながら自分に合う設定を探してみてください。静かさを優先するか加湿量を優先するかは、家族の生活スタイルで決めて大丈夫です。
このモードは、加熱の強さを調整して、沸騰時のボコボコ音を小さくする仕組みです。そのかわり、加湿量が少し控えめになったり、沸騰までの時間が変わったりする場合があります。静かさと加湿力のバランスを、季節や部屋の広さに合わせて選ぶ形になります。
使い方は機種によって違い、ボタンを1回押すだけの機種もあれば、長押しが必要な機種もあります。先ほど触れたとおり、同じボタンが洗浄モードと兼用されている機種もあるので、操作を間違えないよう、取扱説明書の該当ページを一度確認してください。
私なら、就寝時はこのモードを使い、日中の広いリビングでは通常運転にする使い分けをおすすめします。モードを使っても音が大きいときは、水垢が原因の可能性が高いので、洗浄とあわせて見直してみてくださいね。口コミでも「加湿音がやや気になる」という声は出ているので、モードの活用は多くの方に有効です。象印の加湿器EE-RR35の口コミと注意点も参考にしてください。
毎日のお手入れで音を予防するコツ
一度洗浄して静かになっても、お手入れをしないと水垢はまた付いてきます。音の再発を防ぐには、日々の少しの習慣が大切です。象印の公式でも、残り湯は1日1回捨ててすすぐことが案内されています。
お手入れ用のクエン酸は、台所用のものを使えますが、必ず食品用や掃除用として表示された粉末を選んでください。量は多ければ効くわけではなく、公式の目安である30gを守るのがポイントです。濃すぎると泡立ちやふきこぼれの原因になるので気を付けましょう。また、洗浄後のすすぎ不足はにおいの原因になるため、2〜3回すすぐと安心です。タンクの内側やフタ周りのぬめりも、週に一度はやさしくこすって落としておくと、水の通り道が詰まりにくくなります。習慣化できれば、洗浄の手間そのものも少なくなっていきますよ。小さな積み重ねが、冬のあいだ静かに使い続けるいちばんの近道かなと思います。
具体的には、使い終わったら内容器とタンクの水を捨てて、軽くすすぐ。これだけで水垢の付着はかなり抑えられます。水を入れっぱなしにすると、ミネラルが濃縮されて固まりやすくなるんです。次に使うときは、新しい水を入れてください。
月に1〜2回はクエン酸洗浄を行い、シーズンの終わりにはしっかり洗浄してから乾燥させて保管します。保管前に水が残っていると、においやカビの原因になり、次のシーズンの最初から音やにおいに悩まされることになります。
連続して長時間使う場合は、特に水垢が早くたまります。象印の加湿器を24時間つけた場合の電気代のような長時間運転の使い方をしている方は、洗浄の間隔を短めにするのがおすすめです。毎日少し手を入れるだけで、静かな状態を長く保てますよ。
修理や買い替えを考える目安
洗浄をして、設置も見直して、それでも象印の加湿器がうるさいままなら、修理や買い替えを考える段階です。ただし、判断は慎重にしてください。目安を整理します。
なお、メーカーの修理受付では、型番と購入時期、症状、洗浄を試したかどうかを聞かれることが多いです。事前に本体のラベルで型番を控えておくとスムーズです。音の種類や出るタイミングをメモしておくと、症状が伝わりやすく、判断も早くなりますよ。迷ったときは、無理に自己判断せず、相談窓口で状態を伝えて意見をもらうのも安心です。焦って決めず、状態と費用を並べて比べることが失敗しないコツです。
まず、洗浄しても音が変わらない、さらに焦げたようなにおいがする、本体から水漏れがある、エラー表示が出る、といった場合は、安全に関わるので使用を中止してください。そのうえで、取扱説明書に沿って象印のお客様相談窓口に相談しましょう。
次に、使用年数です。スチーム式の加湿器は、ヒーターや内容器など消耗していく部品があります。購入から数年が経過し、洗浄しても調子が戻らない場合は、修理費と新品の価格を比べて考えるといいですよ。修理費が新品の半分程度を超えるようなら、買い替えを視野に入れてもいいかなと思います。
私ならこう判断します。購入から3年以内で、洗浄で改善しなかったなら、まず相談窓口に問い合わせる。5年以上使っていて、音以外にも不調が出ているなら、買い替えを検討する。この線引きなら、無駄な出費を抑えやすいです。新しい機種は、静音設計が進んでいるものもあるので、見直しの機会にもなります。
象印の加湿器がうるさくなった時のまとめ

象印の加湿器がうるさくなった原因のほとんどは、内容器にたまった水垢です。ボコボコ、ゴボゴボという大きな湯わかし音は、熱の伝わりにくさから起こります。まずは内容器の底を確認してみてください。
これからの季節は、加湿器を毎日のように使う方が多いと思います。音を我慢して使い続けるより、早めに洗浄してストレスを減らすほうが、結局は快適です。この記事のチェックリストを、冬の前に一度試してみてくださいね。
対処の流れをまとめると、1つ目に、置き場所とタンクの装着を確認する。2つ目に、クエン酸30gをぬるま湯に溶かして洗浄する。3つ目に、湯わかし音セーブモードを使い分ける。この3つで、多くの場合は改善します。放置リスクは中程度なので、気付いた時点で早めに手を打つのがおすすめです。
再発防止には、残り湯を毎日捨てること、月に1〜2回の洗浄が効きます。それでも直らない、においや水漏れがある場合は、無理せず使用を止めて、象印の相談窓口に連絡してください。象印の加湿器がうるさくなったときは、まず洗浄から。この順番で試してもらえれば、きっと静かな冬を取り戻せますよ。
この記事は私の知見・経験則と一般的な情報をもとに作成しました。象印のスチーム式加湿器は機種によって操作方法や仕様、洗浄モードの有無が異なります。正確な情報はお使いの機種の取扱説明書、または象印公式サイトにてご確認ください。異常が続く場合や安全面に不安がある場合は、最終的な判断は専門家にご相談ください。