こんにちは。家電FAQ、運営者の「R」です。
三菱冷蔵庫700Lの型落ちを安く手に入れたい、と思っているあなたへ。WXDシリーズはもともと30〜40万円台の高額モデルなので、型落ちを狙って少しでも節約したい気持ちはよく分かります。
この記事では、三菱冷蔵庫700Lの型落ちモデルがどれなのか、いつどこで買うと一番安くなるのか、最新モデルとの違いは何かを整理してお伝えします。「型落ちでも実用上まったく問題ないか?」という疑問にも正直にお答えします。
三菱冷蔵庫700Lの型落ちを買う前に知ること

購入を急ぐ前に、まず三菱700L冷蔵庫の基本情報と型落ちの実態を押さえておきましょう。「型落ちだから安かろう悪かろう」というわけでは決してなく、ポイントを理解すれば非常にコストパフォーマンスの高い選択になります。
三菱700L冷蔵庫のWXDシリーズとは
三菱電機の700L冷蔵庫は「置けるスマート大容量 WXDシリーズ」という名前で展開されています。型番は「MR-WXD70○」という形式で、末尾のアルファベットが世代を示します。
このシリーズの最大の特徴は、幅80cmという比較的コンパクトなサイズに700Lの大容量を詰め込んでいる点です。700Lクラスの冷蔵庫はもっと幅が広くなりがちですが、WXDシリーズは幅を抑えることで一般的なキッチンにも設置しやすい設計になっています。
ドア構成は6ドア(フレンチドア=観音開き)で、冷凍室が庫内の真ん中に配置されているのも特徴です。一般的な冷蔵庫は冷凍室が下段にありますが、WXDシリーズは中段に冷凍室があるため、しゃがまずに冷凍食品を取り出せます。
日本製(Made in Japan)であることも、このシリーズの購入者から評価されているポイントです。品質への安心感という意味で、長期間使う冷蔵庫においてはひとつの判断材料になります。
WXDシリーズの主なスペック:容量700L、幅800mm、観音開き6ドア、冷凍室が真ん中(センター開き)、日本製
スマートフォンと連携する「つながるアプリ」も搭載しており、庫内の温度や電気代をアプリから確認できます。全室独立おまかせA.I.機能により、家庭の生活パターンを学習して自動で省エネ運転を行います。省エネ性能は省エネ基準達成率110%と高く、年間の電気代目安は5,000〜9,999円程度です。
4人以上の家族や、食材をまとめ買いする世帯、業務用食材も自宅で管理したい方に特に人気があります。口コミでも「庫内が広くて動作音も静か」という評価が多く見られます。
型落ちモデルとモデルチェンジの時期
三菱冷蔵庫700L WXDシリーズは、概ね毎年1〜3月頃に新モデルが発売されます。新型が出ると同時に、直前まで販売されていたモデルが「型落ち」扱いになります。
直近の世代交代を整理すると、以下のようになります。
| 型番 | 発売時期 | 状況 |
|---|---|---|
| MR-WXD70M | 2025年2月 | 現行モデル |
| MR-WXD70K | 2024年3月 | 型落ち(在庫限り) |
| MR-WXD70J | 2023年3月 | 旧型落ち(流通在庫のみ) |
| MR-WXD70G | 2022年3月 | さらに前の世代 |
2026年6月時点では、MR-WXD70Kが主な型落ちターゲットになります。MR-WXD70Mが2025年2月に発売されたことで、MR-WXD70Kは約1年以上型落ちの状態が続いており、価格がかなり下がってきています。
モデルチェンジのサイクルは約1年ペースですが、機能面での変化はマイナーチェンジ程度であることが多いです。世代が1つ違うだけで価格差が10万円以上になることも珍しくなく、ここが型落ち購入の最大の魅力です。
2026年現在の型落ちターゲット:MR-WXD70K(2024年3月発売)。最安価格は30万円台前半まで下がってきており、購入タイミングとしては良い時期です。
型落ちと最新モデルの機能の違い
「型落ちにすることで、何を諦めることになるのか?」これが型落ち購入で一番気になるポイントだと思います。正直にお伝えします。
MR-WXD70K(型落ち)とMR-WXD70M(現行)の最大の違いは、「できちゃうV冷凍」機能の有無です。MR-WXD70Mに新たに追加されたこの機能は、冷凍保存した野菜をそのまま砕いて調理に使える、という便利機能です。
それ以外の主要機能はほぼ同じです。切れちゃう瞬冷凍A.I.、氷点下ストッカーD A.I.、朝どれ野菜室、つながるアプリ対応、日本製など、購入の決め手になりやすい機能は型落ちのMR-WXD70Kにも搭載されています。
省エネ性能については、新型の方がわずかに改善されていることがありますが、700Lクラスの冷蔵庫でも年間電気代が数百円〜1,000円程度の差であることが多く、数十年スパンで考えても価格差を埋めるほどの差にはなりません。
「できちゃうV冷凍」は野菜を冷凍して砕く機能。野菜をまとめて冷凍・使いこなしたい方には新型の魅力になるが、通常の冷凍保存・冷蔵機能は型落ちでも同等。
デザインや色展開に若干の差がある場合もありますが、本質的な性能・使い勝手の差は「できちゃうV冷凍が必要かどうか」の一点に尽きます。この機能が不要なら、型落ちで十分です。
切れちゃう瞬冷凍A.I.は型落ちでも使えるか
三菱冷蔵庫の代名詞的機能といえば「切れちゃう瞬冷凍A.I.」です。型落ちのMR-WXD70Kにもこの機能は搭載されているので安心してください。
切れちゃう瞬冷凍A.I.は、食材を約−7℃で急速冷凍する技術です。食材の細胞を壊さずに凍らせることで、解凍後も食感・旨味が保たれます。また「切れちゃう」という名前の通り、凍ったままでも包丁で切れる硬さに仕上がるため、使いたい分だけカットして残りはそのまま保存できます。
通常は冷凍に向かないとされるジャガイモやタケノコなども、この機能を使うと解凍後の食感が崩れにくいとされています。豆腐や刺身なども冷凍できると言われており、食材管理の幅が大きく広がります。
また、A.I.(人工知能)が家族の生活パターンや季節・天候を学習して、冷凍のタイミングや温度を自動で最適化します。型落ちのMR-WXD70Kも同じA.I.機能を搭載しており、この点では現行モデルと差がありません。
ひとつ注意点を挙げるとすれば、切れちゃう瞬冷凍の引き出しレール部分に着霜(霜がつく)する場合があるという口コミがあります。これは型落ちに限った話ではなく、WXDシリーズ全般に見られる指摘です。定期的に霜取りをする必要が出る場合もありますが、機能自体の使い勝手には影響しません。
切れちゃう瞬冷凍A.I.は型落ちのMR-WXD70Kにも搭載。冷凍機能を重視する方でも型落ちで問題なし。「できちゃうV冷凍」(野菜を砕く機能)のみ非搭載。
氷点下ストッカーD A.I.については別途こちらの記事でも詳しく解説しています:三菱冷蔵庫の氷点下ストッカーで賞味期限はどう変わるか
型落ちモデルを買うメリットと注意点
型落ちを選ぶメリットと注意点を整理します。メリットはシンプルで、価格が安くなるの一言に尽きます。ただ、いくつか注意すべき点もあります。
型落ちのメリット
- 価格差が大きい:新型と比べて10万円以上安くなることがある
- 機能はほぼ同等:主要機能は変わらず、日常使いで不満を感じにくい
- レビューが豊富:先に購入した人の口コミが充実しており、使用感を把握しやすい
型落ちの注意点
- 在庫が少なくなる:人気カラーや人気モデルは早めに売り切れる。欲しい色・型番があれば早めに確保を
- 保証期間に注意:メーカー保証は購入日から始まる。型落ちでも保証期間は同じなので心配不要
- 部品の供給期間:型落ちになっても修理用の補修部品は一定期間メーカーが供給義務を負う(家電は製造終了後9年が目安)
- ガラス扉にマグネット不可:WXDシリーズ全般の特性として、正面扉がガラス素材のためマグネットが付かない。メモ書きなどを扉に貼る習慣がある方は注意
私ならこう判断します:「できちゃうV冷凍」機能にこだわりがなければ、型落ちのMR-WXD70Kを選びます。価格差が10万円以上あるなら、その差額でほかの家電や食費に回す方が生活全体のコスパが上がるからです。
三菱冷蔵庫700Lの型落ちをお得に買う方法

三菱冷蔵庫700Lの型落ちを購入するにあたって、「どこで・いつ買うか」が価格を左右します。このセクションでは具体的な購入戦略を詳しく解説します。
型落ちが最も安くなる時期はいつか
三菱冷蔵庫700Lの型落ちが最も安くなる時期は、新モデル発売から2〜5ヶ月後(おおむね3〜6月頃)です。
メーカーが新型を発売すると、旧型は徐々に値引きされ始めます。発売直後は在庫が多いのでそれほど大幅には下がりませんが、新型が店頭に並び始めて売り場での比較が進むと、旧型の値引きが加速します。
MR-WXD70Mが2025年2月に発売されているので、MR-WXD70Kの最安値圏は2025年の4〜7月頃がひとつのピークだったと考えられます。2026年6月時点では、MR-WXD70Kはさらに価格が下がっている可能性があります。一方で、在庫がなくなったモデルは突然入手できなくなるため、「もう少し安くなるまで待とう」と先延ばしにしすぎるのはリスクがあります。
型落ちの安値タイミング:新型発売の2〜5ヶ月後が狙い目。ただし在庫が少なくなってきたタイミングでは「納得できる価格になったら即買い」の姿勢が正解。
なお、冷蔵庫全般では夏(7〜8月)も買い替え需要が増えるため、旧型であっても需給バランスで一時的に値上がりすることがあります。また、年末の決算セール(3月・9月)も量販店が積極的に値引きするタイミングです。
価格の動向は価格.comなどで過去の価格推移グラフを確認できます。「この型番、今がどの位置か?」を確認してから購入判断するのが安全です。
パナソニック冷蔵庫でも同様のモデルチェンジと安値タイミングの話を解説しています。参考にどうぞ:パナソニック冷蔵庫のモデルチェンジ時期と安く買う方法
量販店での値引き交渉のコツ
家電量販店では、冷蔵庫のような大型家電は値引き交渉の余地が比較的大きいです。型落ち品であればなおさら、店側も早く売りたい事情があります。
基本的な交渉のコツは以下の通りです。
- 競合店の価格を調べてから行く:「○○店では△△円でした」と伝えることで値引き交渉が進みやすくなる。価格.comの最安値も有効な材料
- ポイント込みで比較する:量販店はポイント還元が大きいため、本体価格だけでなくポイント込みの実質価格で比較すること
- まとめ買いで交渉:洗濯機や他の家電と合わせて購入する場合、「全部まとめて安くしてほしい」と伝えると値引き幅が広がることがある
- 決算期に行く:3月と9月は量販店の決算期にあたることが多く、この時期は担当者の裁量で値引きしやすい環境になっている
表示価格からの値引き率は、冷蔵庫クラスで5〜10%程度が目安です。30万円の冷蔵庫なら1.5〜3万円の値引きは現実的な範囲です。さらにポイント還元が10%前後あれば、実質的な購入額はかなり抑えられます。
週末の混雑時間帯は店員の手が離せず、じっくり交渉しにくい。平日の午前中〜昼頃に来店すると、担当者とゆっくり話しやすい。
ネット通販と実店舗のどちらで買うか
三菱冷蔵庫700Lのような大型家電は、ネット通販と実店舗それぞれにメリット・デメリットがあります。
ネット通販のメリット・デメリット
メリットは価格の安さと検索のしやすさです。Amazon・楽天・Yahoo!ショッピングなどで型番を入力すると、複数の販売店の価格を一覧比較できます。ポイント還元や送料無料キャンペーンと組み合わせると、量販店よりも実質安く買えることがあります。
デメリットは搬入・設置の対応が販売店によって異なる点です。700Lの冷蔵庫は重量が90〜100kg以上あり、一人で運ぶのは不可能です。ネット購入の場合、「玄関渡しのみ」の業者だと設置まで対応してもらえないケースがあります。購入前に「旧冷蔵庫の引き取り」「搬入・設置まで込みか」を必ず確認しましょう。
実店舗のメリット・デメリット
実店舗では、実際に庫内の広さやドアの開閉感を確認できます。冷蔵庫は毎日使うものなので、「引き出しの引き出しやすさ」「チルド室のアクセスのしやすさ」は実際に触って確認する方が後悔が少ないです。
また、大型家電量販店は設置・搬入・旧品引き取りまでセットで対応しているため、手間が少なくて済みます。価格交渉もできるため、最終的なコストはネットとそれほど変わらないことも多いです。
おすすめの戦略:ネット最安値を調べてから実店舗に行き、「ネットではこの価格です」と見せて交渉する。設置・搬入込みで価格を合わせてもらえれば最良。
購入前に確認したいサイズと設置条件
700Lクラスの冷蔵庫は大型なので、購入前のサイズ確認は特に重要です。型落ちのMR-WXD70Kは現行モデルと同じ外形寸法ですが、念のため確認しましょう。
MR-WXD70Kの外形寸法は幅800mm × 奥行き738mm × 高さ1833mmです(ハンドル、ヒンジを含む場合は幅が若干広くなる)。
設置スペースの確認ポイント
- 設置幅:本体幅800mmに加え、両側に放熱スペースとして各5mm以上の余裕が必要。実際には左右各10〜20mmの余裕を見ておくと安心
- 設置高さ:本体高さ1833mmに加え、上部に30mm以上の放熱スペースが必要。天井の低いキッチンは要確認
- 奥行き:738mmに扉の開閉スペースが加わる。観音開き(フレンチドア)は奥行きが少なくて済む反面、左右それぞれの扉を開けるスペースが必要
- 搬入経路:玄関・廊下・キッチンの入り口が冷蔵庫の幅より狭くないか確認。ドアを外しての搬入が必要なケースもある
「デカすぎて入らない」という口コミも実際に存在します。特に築年数の古いマンションや戸建ては、廊下や玄関が狭いことがあります。事前に搬入経路の最小幅を確認し、搬入業者に相談することをおすすめします。
設置スペースだけでなく搬入経路も要確認。玄関・廊下・ドアの開口幅が80cm(できれば85cm以上)あるか事前に計測すること。
三菱冷蔵庫700Lの型落ちで後悔しない選び方

最後に、三菱冷蔵庫700Lの型落ちを選ぶにあたって「後悔しない」ためのポイントをまとめます。
まず、「型落ちで何が変わり、何が変わらないか」を理解した上で判断することが大切です。MR-WXD70Kの場合、「できちゃうV冷凍」がない点が唯一の機能的な差異です。それ以外の機能は現行モデルと同等なので、この機能が不要な方にとって型落ちは非常に合理的な選択です。
次に、在庫状況を複数店舗で確認することをおすすめします。三菱冷蔵庫700Lは生産台数が少なく、色によっては早期に在庫が切れます。希望のカラーが在庫ありの状態で、かつ価格に納得できたタイミングで購入するのがベストです。
購入後のアフターサービスも確認しておきましょう。量販店で購入した場合は延長保証に加入するかどうかの判断が必要です。三菱電機は家電メーカーとして修理対応の評価が高く、部品供給も安定していますが、700Lクラスは修理費用が高くなりがちなため、延長保証は検討する価値があります。
棚板やトレーなどの消耗品については、型落ちになっても当面は部品の入手が可能です。万が一の際の対処法については三菱冷蔵庫の棚板が割れたときの対処と交換方法を解説もご参照ください。
後悔しない選び方の3ステップ:①「できちゃうV冷凍」が不要かどうかを確認 → ②在庫状況・希望カラーを複数店舗で確認 → ③納得価格になったら迷わず購入
三菱冷蔵庫700Lの型落ちは、「最新機能すべてが必要というわけではないけれど、大容量で高品質な冷蔵庫がほしい」という方にとって、非常にコストパフォーマンスの高い選択肢です。あなたの生活スタイルと予算に合わせて、納得のいく一台を選んでください。
この記事は私の知見・経験則と一般的な情報をもとに作成しました。価格・在庫状況は変動しますので、最新情報は各販売店および三菱電機公式サイト(出典:三菱電機)でご確認ください。最終的な判断は専門家や販売店スタッフにご相談ください。